陣痛促進剤を使用した出産の体験談

陣痛促進剤を使用した出産の体験談

 

妊娠後期になると出産に対して
心配や不安が出てくると思います。

 

おしるしが来て、陣痛が来て、
破水して、出産という
予定通りの出産を迎えると決まっていれば
何も心配はいりませんが、
出産は人それぞれ違うものです。

 

突然、帝王切開が必要なケースや
陣痛が来ないケースなど、
色んな情報を耳にすると思います。

 

私は陣痛促進剤を使用して出産した一人です。

 

一人目の妊娠の時だったので、
何もかもが初めてのことで
不安でした。

 

今回は、陣痛促進剤を使用した出産について
様々な方向からご紹介したいと思います。

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陣痛促進剤とは

 

 

陣痛促進剤は赤ちゃんを産むときの
子宮の収縮が弱かったり
陣痛が始まらない場合に使用する薬です。

 

子宮の収縮を強めることで
出産につなげる役目があります。

 

陣痛がくる前に破水をしてしまったり、
予定日が過ぎても陣痛がこない場合など
赤ちゃんとお母さんの体を守る
大事なお薬でもあります。

 

陣痛促進剤は、妊婦さんの約3割がしようしているもので、
使用頻度が思っていたより多いことに
驚いたことを覚えています。

 

私の場合は、点滴で促進剤を体内に入れましたが、
その方法も様々で、
錠剤を飲むこともあるようです。

 

 

破水してしまったけど陣痛が来ない

 

39週を迎え、もういつ生まれてもいいという時期でした
なんとなく弱い陣痛のようなものが
きている感じがしたので
お風呂に入り21時には眠りにつきました。

 

翌日、朝目が覚めて、
布団から起きようとしたところ、
ジャーっと何かが漏れたような感覚がありました。

 

後期に入って尿漏れも経験していたこともあり、
この日も、尿漏れをしてしまったと思いました。

 

自宅の階段を降りてトイレに行くと、
どんどん水のようなものが出てきて、
これは何かが違うと感じたのです。

 

初めての妊娠の時だったので、
破水というものがわからず、
すぐに母に連絡をしたことを覚えています。

 

夜用のナプキンをつけ、病院に連絡し、入院準備をもって
病院に駆けつけました。

 

即入院し、翌日まで陣痛が来ない場合には
陣痛促進剤を使用するという説明を受けます。

 

結局、翌日まで陣痛がこなかったので
陣痛促進剤を使用する出産となりました。

 

 

私の促進剤計画

 

破水した日の午前中に入院した私は、
赤ちゃんの心拍を測る機械をつけながら
出産まで入院することが決まりました。

 

破水をしてしまうと、
菌が中に入ってしまい、
赤ちゃんが菌に感染してしまうことがあるために
陣痛を起こして出産をする必要があると
説明を受けた時には、とてもドキドキしました。

 

院内を歩き回って陣痛がくるように
願をかけたりしましたが、
まったく効果がありませんでした。

 

翌日、午前中から陣痛促進剤を点滴で入れ、
入れてから2時間後くらいに
我慢ができないくらいの陣痛が起こりました。

 

人工的に膜を破いてもらい
赤ちゃんが出やすいような処置がされました。

 

すぐに生まれるのかと思っていましたが、
最大の陣痛がきている時に
促進剤が効きすぎていると判断され、
点滴を看護師さんが弱めました。

 

そうすると、なんと陣痛が遠のき、
分娩台で休憩するような状態になってしまいました。
赤ちゃんはまだ外に出たくなかったのでしょうか。
心拍が弱くなってきたので
もう一度促進剤を入れ、
吸引分娩にて赤ちゃんは誕生しました。

 

 

促進剤を使うと陣痛がきつい?

 

2人の赤ちゃんを産み、
促進剤を使用した出産のほうが
陣痛がきついのかと考えたところ、
1人目の陣痛促進剤を使用した出産のときは、
初めてということもありますが、
急激に最大の陣痛が起こったので
心の準備ができていなかったと言えます。

 

2人目の出産のときは、
陣痛が朝からきて、
一日痛みと向き合ったので、
痛みの感覚には慣れたということができると思います。

 

最大の痛みの強さは同じだと思いますが、
徐々に痛みを感じた2人目のほうが
楽に感じました。

 

促進剤を使用した出産が痛いと言われるのは、
お母さんの心の準備をする時間があるかということにも
関わってくると感じました。

 

 

陣痛促進剤の出産は特別?

 

出産は本当に何が起こるかわかりません。

 

まさか、私が陣痛促進剤を使用した
出産を経験するとは思っていませんでした。

 

出産は命がけです。

 

身をもって感じた感想です。

 

陣痛が起こらないと赤ちゃんが生まれないということで、
陣痛は本当に大切な痛みなんだと感じました。

 

薬を使って陣痛を起こすということは
少し怖い感じもしますが、
破水をしたときや、予定日を過ぎた時など
赤ちゃんに会うために
必要な処置であると理解し、
受け入れることが、
痛みを受け入れることに繋がると思います。

 

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