妊娠初期・中期・後期にプール、海はあり?4つの注意事項
夏場は海やプールに出かけて、
レジャーを楽しみたいですね。
特にお子さんがいらっしゃるご家庭では
家族みんなで出かける機会も増えますね。
でも、妊娠中にプールなどに入って
大丈夫なのでしょうか?
特に妊娠初期は不安定な時期ですし、
後期はお腹も大きくなって
負担も大きくなります。
今回は、そんな妊娠初期、中期、後期に海やプールなどに
入ることについて、ご紹介致します。
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妊娠中にプールに入るのはあり?なし?
妊娠中に、プールや海に入るのは
やはり体を冷やしてしまう原因にもなりますし
大丈夫なのか不安になりますね。
結論的には、マタニティスイミングなども
最近は流行ってきているようですし、
妊娠中でもプールや海に入るのは
問題ないようです。
ただし、やはり体調や
妊娠時期はしっかり考慮し、
医師に相談してからの方が良いでしょう。
妊娠初期、中期、後期 いつプールに入っていい?
では、妊娠中、いつなら
プールや海に入っても
大丈夫なのでしょうか??
まず、妊娠初期ですが・・・
妊娠初期は、やはり流産しやすい
時期と言われており、
体調も不安定なことも多いので、
やはりプールや海へ入ることは
避けた方が良いでしょう。
また、妊娠後期はと言うと、
お腹も大きくなり、
早産のリスクもあるため
できれば避けた方が良いようです。
また、プールの中で
破水してしまうと水の中なので
気づけずに感染症に
かかってしまう心配もあります。
つまり、プールや海に入るのは
母体も赤ちゃんも安定している
妊娠中期、安定期に入ってからが良いでしょう。
ただし、お腹が張りやすい人や
切迫早産の経験がある人などは
安定期でも極力避けた方が良いかと思います。
産院によってはマタニティスイミングを
推奨しているところもあるようなので
まずは担当医に確認するのが良いですね。
プールや海に入る際に気を付けたい4つの注意事項
安定期とは言え、やはり妊娠中は
気を付けたいことがありますね。
では、どのようなことに
気を付ければよいでしょうか?
それは、
・感染症
・冷え
・熱中症、脱水
・転倒
です。
・感染症
妊娠中は抵抗力が落ちるので、
プールや海、温泉などもそうですが、
複数の人が出入りする大きな場所では、
やはり感染症が心配になります。
気を付けたい感染症は、プール熱と言われる
咽頭結膜熱や手足口病、水いぼ、流行り目、
腸管出血性大腸菌感染症、ぎょう虫症、アタマジラミ
などなどたくさんあります。
しっかり衛生管理の整った場所を選ぶようにし、
終わったら必ずよく体を流し、目を洗い、
うがいをしっかりしましょう。
・冷え
冷えは妊婦にとって一番の敵です。
体が冷えるとお腹が張り、流産や早産に
繋がってしまうおそれがあります。
プールなどに入る際はできるだけ短時間にし、
暖かい飲み物などで体を冷やさないように
心がけたいですね。
・熱中症、脱水
屋内プールなどでは熱中症の
心配はそこまでありませんが、
スイミングは自分で思っている
以上に汗をかいているそうです。
妊娠中は普段よりも
多くの水分を必要としますので、
喉が渇いたと思う前に、
こまめに水分を摂るように
気を付けましょう。
また、海など炎天下でのレジャーではやはり
熱中症が心配です。
薄手の長袖をはおり、
長時間直射日光に当たらないように
気を付け、水分はしっかり補給しましょう。
・転倒
プールサイドは滑りやすく、
海の浜辺は足が取られやすいので
転倒しやすくなります。
妊娠中の転倒は大変危険です。
なるべく一人で歩くのは避け、
ゆっくり足元に気を付けましょう。
日焼け対策にも注意
妊娠中はホルモンの影響で
日焼けしやすくなっています。
メラニンが作られやすいので、
しみ、そばかすが濃くなったり増えたりする
人も多いようですので、
日焼け対策はしっかりしておきましょう。
プールは妊娠初期、後期は避けて 無理せずに
プールは運動不足の解消にも繋がりますし、
膝や腰などの負担は少なく
妊婦さんにとっても
良い運動方法ではありますが、
やはり妊娠初期、後期は心配な
ことがたくさんあります。
無理せずに、妊娠中期の
安定している時期に、
医師に確認をしてから
楽しめると良いですね。
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