妊娠中、飲んではいけない薬を分かりやすく説明します

妊娠中…体調に気をつけていても薬に
頼りたくなることはありませんか。
ですが、妊娠中の体では薬の作用や
副作用によって飲んではいけない
薬の種類があることは
ご存知でしょうか。

意外な物が飲んではいけなっかたり、
危険な可能性があるのです。

～風邪薬、ビタミン剤（サプリメント）～

妊娠中でも風邪をひくことがあります。
まだ見ぬ子供の為にと
サプリメントを飲むこともあるかと思います。
両方、胎児に影響が出る可能性があるのです。

・風邪薬
薬剤の成分によって、流産や胎児奇形の
可能性がある種類が存在します。

葛根湯は乳腺炎の治療に使いますが、
自分で市販の葛根湯を
飲む時は100％自己責任です。

私が薬剤師の方に相談した時はやめる
様に言われましたので、
オススメはできません。

風邪の諸症状が出た場合は、
病院に通院される方が無難だと思われます。

・ビタミンA（ビタミンA誘導体）　
摂取しすぎる場合と不足する場合、
両方に胎児奇形を起こす
可能性があるらしいです。

数種類のビタミン剤やサプリメントを
飲んでいる場合は気を付けましょう。

～痛み止め、解熱剤、頭痛薬～

妊娠中であっても痛み止めや
解熱剤、頭痛薬を必要とする
場合があるかもしれません。

普段何気なく使っている市販薬や
病院からもらっている薬の残り
（普通は廃棄しなければいけないのですが）も
妊娠中は胎児に悪い影響を
及ぼす成分が入っている場合があります。

・アスピリン
　　バファリンAやケロリンなどに含まれています
・イブプロフェン
　　バファリンルナなどに含まれています
・ロキソプロフェンナトリウム
　　ロキソニンSなどに含まれています
・アセトアメノフェン
　　ノーシンやラックルなどに含まれています
　　カロナール（病院の処方薬）は、比較的安全とされているらしいですが、
　　最近になって、胎児に悪影響があるらしいと言われ始めたしいです。

～便秘薬～

妊娠前からの人や妊娠して
便秘になる人もいるかと思います。
水分の補給や食物繊維の摂取、
運動などしても頑固な便秘の場合は、
どうしても薬に頼りたくなるかもしれません。

・センナ
　　便秘薬の他、お茶にも含まれます
　　子宮収縮作用により流産や早産のリスクが高くなる可能性あり
・アローゼン
　　効きが良い
　　副作用の可能性高い
　　子宮収縮作用により流産や早産のリスクが高くなる可能性あり
・ウィズワン
　　センナが含まれています
　　遠慮した方が安全
・プルゼニド
　　効きが強い
　　副作用がおこる可能性のある
　　妊娠中の他授乳中も禁止の可能性が高い
・コーラック（センノシドが入っている種類）
　　センノシドによって流産や早産のリスクが高くなる可能性あり　　
・マグラックス
　　妊娠中服用してもリスクが少ない
　　体質によっては副作用をおこす可能性もある
　　※妊娠後期にお世話になりました。私は副作用は出ませんでした

妊娠中便秘で困ったら、担当の産婦人科の医師と相談することが無難だと思います。

～その他～

抗てんかん薬
抗がん剤
抗血栓薬
抗高脂血症薬
抗うつ剤
リウマチ治療薬
ペニシリン系、セフェム系、マクライド系以外の抗生物質
ワクチン類
ホルモン剤
精神安定剤
睡眠薬

など、他にもあるそうです。

自身の経験談

妊娠前から
　　喘息、うつ病、過敏性腸症候群
という病気を私は患っていました。
当然、飲んではいけないと言われている薬も常用していました。

喘息は
　　気管支拡張のテープ
　　吸入薬（喘息発作予防用）
　　吸入器（発作時）
重篤な発作が出た場合、呼吸に問題が出る為、
吸入器（発作時）の使用許可がでました。
他の2種類は使用禁止でした。

うつ病と過敏性腸症候群は

睡眠導入剤
精神安定剤と抗うつ剤を合わせて4種類
（中程度の効きが3種類、頓服として強い効き目の物1種類）　
ビオフェルミン

安定剤や睡眠薬を飲んではいけない理由として、私が直接きいたのは

胎児の奇形
胎児が成長しない可能性

安定剤を服用するメリットよりはるかに
デメリットの方が多いということでした。
安定剤を飲んでいない妊婦さんでも、
妊娠中に不安定になることがある。

と、いうことも担当医から聞かされました。
よって、5週0日で全ての種類を断薬しました。
出産した子供は、奇形などもなく健康な状態で産まれました。

注意書きを読みましょう

・サプリメントを飲む場合は、同じ成分の栄養素をとりすぎない。

・妊娠前から飲んでいる薬やサプリメントでも、今一度注意書きを読む。

・市販薬の場合は注意書きに
「妊娠中は服用しないで下さい」
「妊娠中の服用は医師に相談して下さい」
などを守る。

・持病がある場合は、主治医と飲み薬について相談する。

・仮に妊娠がわからず、飲んではいけない薬を飲んでしまった場合は、
産婦人科の医師に相談する。

以上のことに気をつけることが安心かと思います。

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