妊娠中に貧血になる原因や症状、対策〜投薬治療や注射について〜
妊娠中、比較的なりやすいと
言われているのが貧血です。
妊娠するまでは貧血になんて
なったことがないような人でも、
貧血になって動悸がしたり、
めまいがしたり、
なんて言うことも珍しくありません。
貧血でめまいを起こして転んだりしたら…
妊娠中にはとても怖い事故です。
今回は、そんな妊娠中に貧血になる
原因や症状、対策と
投薬や注射の治療についてご紹介します。
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何故妊娠中は貧血になりやすいのか？
最初に、何故妊娠中は貧血になりやすいのか、
と言うことを頭に入れておきましょう。
妊娠中は、お腹の中で赤ちゃんの成長のために
子宮も母体も大きくなるので、その分体に必要な
血液量も通常時より平均1.5倍増えると言われています。
血液量は増えるのですが、実は血液量と一緒に
赤血球の数も増えるのか、と言うと
そういう訳ではないそうです。
また、つわりで食事ができなかったりすると
必然的に鉄分を摂取することができずに
不足してしまいます。
このような要因で、妊娠中は貧血に
なりやすくなるのです。
貧血の症状
貧血で、イメージしやすい症状と言えば
クラッとフラついてしまう、
立ちくらみやめまいかと思います。
ですが、貧血の症状は他にも
・動悸
・頭痛
・すぐ疲れる、疲労感がとれない
・息切れしやすい
・耳鳴り
などがあります。
・妊娠後期・臨月の動悸、息切れの原因や試して欲しい対策
の記事でも紹介してますが
私の場合は、動悸、息切れ、疲労感が
特に酷く感じました。
ですが、妊婦だし、体が重たくなって
すぐ疲れたり息切れするのかな、と
思い我慢していたんですね。
でも、検診の血液検査で貧血、と言われ
動悸とかしないかい？と聞かれて初めて
それらが貧血のせいだ、と知りました。
先生には早く言えばよかったのに〜と言われ、
我慢せずに早くから主治医に相談しておけば
良かったな・・・と思いました。
なので、貧血の症状にかかわらず
体調が優れないな、と思うようなことがあれば
辛いのを我慢せずに
主治医の先生に相談するようにしましょう。
きっと改善策が見つかりますよ。
貧血対策は食事と投薬
貧血、と診断を受けると
一番多いのが鉄剤の処方かと思います。
でも、薬は副作用もありますし、
まずは食事から鉄分を摂るように
心がけた方が良いでしょう。
私の場合は、貧血と診断されたその日は
「まずは食事で緑の野菜をたくさん食べるように」
と指示されました。
次回の検診まではそれで様子を見て、
それでも貧血が改善されなければ
お薬出しますね。とのことでした。
鉄分の多い食べ物と言えば、
レバーや赤身のお肉などが思い浮かぶかも
知れませんが、妊娠中はレバーなどは
控えた方が良いでしょう。
レバーに含まれるレチノールと言う成分が
赤ちゃんの成長によくない影響を
与えることもあるからです。
少量であればそんなに心配することは
ないかも知れませんが、
控えるに越したことはありません。
なので、できるだけ緑黄色野菜から
栄養を摂れると良いですね。
ビタミンCは鉄分の吸収を良くして
くれる働きもあるので、鉄分だけを
気にするのではなく、やはり食事全体の
バランスを良くするように心がけましょう。
でも、やはり食事で貧血を改善するだけの
鉄分を摂るのはなかなか大変です。
一番は、酷い貧血になる前から
バランスの良い食事を心がけて
貧血にならないように予防することが大切ですね。
投薬治療は副作用も？そんな時は注射で
結局私は食事だけでは貧血が改善されず、
投薬治療になりました。
私が処方されたのはフェロミアと言うお薬で
これは比較的良く処方される鉄剤のお薬です。
しかし、これは副作用に
悩まされる人も多いようです。
主な副作用は、
・吐き気、嘔吐
・胃痛
・便秘、下痢
・かゆみ、発疹
です。
主治医から、「副作用が出にくいように、
寝る直前に飲んでね」と指示を受けたので、
指示に従い寝る直前に飲んだものの…
私は寝て少ししたら突然の嘔吐感で飛び起き、
トイレへ駆け込みました。
特に吐き気や胃痛の副作用は多いそうなので、
そんな時は主治医の先生に相談しましょう。
貧血は赤ちゃんの成長にも影響を
与えますので、自己判断で勝手に
薬を飲むのを止めたりしてはいけません。
私は、すぐに主治医に相談したところ、
注射による処置に変えて貰うことができました。
注射は副作用もなく、定期検診の際に
打ってもらうだけですので飲み忘れてしまう、
と言った心配もなく、とても楽ちんでした。
妊娠中の貧血対策は主治医に相談
妊娠中は、ただでさえお腹が大きくなって
身体への負担が大きくなります。
さらに、ホルモンバランスも変わって
情緒不安定にもなりやすい時期で
ストレスも溜まりやすくなってしまいます。
なので、貧血対策に、食事のバランスを、
鉄分を多く、と考えすぎると
またストレスに感じてしまうことも
あるかと思います。
そんな時は無理はせず、できる範囲で
食事に気を付けるようにしましょう。
貧血に限らず、体調があまり良くないな、
と思ったり、副作用が辛い時なども
無理はせずに主治医に相談するようにしましょう。
もうすぐ会える可愛いわが子の顔を見れば、
それもきっと良い思い出に変わりますよ。
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