臨月、足の付け根の痛みの原因や実際、効果があった対処法

臨月、足の付け根の痛みの原因や実際、効果があった対処法

 

臨月に入りいよいよお産まであとわずか。

 

身体は出産に向け最終準備を始めます。
経過が順調であれば、妊娠37週以降42週未満で
赤ちゃんが誕生します。

 

妊娠37週に入ったらいつお産が
始まってもおかしくない状態です。

 

臨月に入ると、赤ちゃんが骨盤内に
下がってくるので、これまでのような
動悸や激しい息切れも少なくなり、
胃もスッキリした感じになってきます。

 

その反面、お腹が下がってきた分、
膀胱や腸が圧迫され、頻尿や便秘を
患うことも出てきます。

 

さらに、出産に向け子宮口が柔らかくなる
ことから、おりものが増えるなどの変化も
出てきます。その中で、足の付け根に痛みを
感じるケースも出てくるので、今回はその痛みの
原因や対処法についてお話していきます。

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臨月に入るころの赤ちゃんの様子

 

臨月に入ると赤ちゃんも大きく
成長しているため、エコー写真には
全身が映らなくなります。

 

身長は48〜50cm、体重は2500〜3200グラム
が一般的です。

 

その他胎盤が約400〜500グラムほどあり、
羊水を含めると約5000グラムほどになるのでお
腹の重さはこれまでのピークになっています。

 

そのお腹を抱えて過ごすのですから、
臨月にもマイナートラブルはつきものです。

 

胎児は赤ちゃんらしい丸いふっくら
とした身体つきになり、ふっくらしたお肌は
張りのあるピンク色、いつ生まれてきても
良い状態です。外見だけでなく、
内臓なのどの機能も整います。

 

赤ちゃんはお産に向け、あごを胸につけ
身体を丸めた姿勢で骨盤の中に入り
準備を始めます。そのため、これまで
感じていた胎動も感じにくくなります。

 

 

足の付け根の痛みの原因

 

赤ちゃんがお産に向け準備を始めると、
赤ちゃんが骨盤内に下がってくるため、
恥骨が圧迫され足の付け根に痛みを
感じることがあります。

 

また、出産に備えて関節が緩んでくることも
痛みが起こる原因のひとつです。

 

私は晩夏から初秋にかけてが大きい
お腹のピークだったので、寒くなったことに
よる血流の悪さも痛みに拍車をかけていました。

 

 

痛みを和らげる対処法について

 

痛みの原因は赤ちゃんが骨盤に下がってくることで
圧迫されるというものなので、痛みの原因自体を
退けることはできませんが、痛みが続いてしまうと
日常生活にも支障が出てしまいます。

 

 

痛みが気になるときは、股関節あたりの
筋肉をほぐすストレッチが効果的です。

 

ストレッチの方法は、あぐらをかき、
口からゆっくりと息を吐きながら両膝を
床に向けて押します。

 

このままの姿勢を5秒間キープします。

 

このストレッチに慣れてきたら両足の裏を
合わせて座り、両膝をゆっくり押してあげます。

 

股関節を柔らかくすることはお産時にも
大変役立ちます。

 

また、散歩などの軽度の運動も
取り入れると良いでしょう。
身体を動かし血流を良くすることで
身体も温まりますし、緊張した身体をほぐし、
痛みも和らげることができます。

 

しかし、身体はお産に向けとても
デリケートな時期なので、無理のない程度で
行うことが大切です。

 

このような対処をしても痛みが治らない
場合は安静にすることをおすすめします。

 

横になっても痛みを感じる場合は、大きめの
クッションを股に挟んで横になって
みてください。私はこの方法が一番効果的でした。

 

 

マイナートラブルはありますが、いよいよお産です

 

これまで10ヶ月間様々なことを
乗り越えてお産までたどり着きました。

 

つわりや腰痛、浮腫みや貧血。
足の付け根の痛みもつらいでしょう。

 

しかしこれらすべて、赤ちゃんに会うまでの
辛抱です。妊婦生活をしていると不便や
不快感も多く嫌になってしまうこともありますが、
終わってみると妊婦生活の10ヶ月間は
あっという間です。赤ちゃんに会えることを
楽しみに、最後まで乗り切りましょう。

 

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