妊婦さんの肩こり、腰痛、湿布は大丈夫?緩和させる対処法は?

妊婦さんの肩こり、腰痛、湿布は大丈夫?緩和させる対処法は?

 

妊娠すると、いろいろな体調の変化が起きますね。
なかでも私が辛かったのは、肩こりと腰痛でした。

 

元々肩こりしやすいタイプだったのですが、
妊娠して酷くなり、さらに座骨神経痛にも
悩まされてしまい・・・

 

 

かなりしんどかったですね。
今回は、そんな妊婦の肩こりや腰痛について、
また湿布は使用して大丈夫なのか、
ご説明します。

 

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肩こり、腰痛の原因は?

 

一番の原因は、やはりホルモンバランス。
ホルモンバランスが崩れ、自律神経に影響を
及ぼし、肩こりになりやすいそうです。

 

また、身体が重たくなると動くのが億劫になり、
血流が低下し肩が凝りやすくなるようです。
腰痛の原因はやはり重たくなってくるお腹の
影響が一番大きいでしょう。

 

お腹が重く、大きくなるのでついつい
お腹が前に出て、少しそっくり返ったような
体制で歩きがちになります。

 

そうなると、さらに腰への負担がかかりますので
腰痛が増す原因になるでしょう。

 

 

妊婦の肩こり、腰痛に湿布は大丈夫?

 

私は元々肩が凝りやすい体質でしたので、
痛みが辛い日などはすぐに湿布を
貼る習慣がついていました。

 

ですが、主治医に肩こりの件を相談した際、
「湿布は貼ったらダメだよ」
と言われたのです。

 

飲み薬じゃないし、湿布なら貼っても良いだろう、
なんて軽く考えていたので驚いてしまいました。。

 

 

実は、湿布に含まれているケトプロフェン、
ボルタレン、インドメタシンなどが、
妊婦禁忌に2014年からなったそうです。

 

何故かと言うと、胎児の動脈管収縮が
起きてしまうことがあるから。

 

動脈管収縮と言うのは、胎児へ血液や栄養、酸素を
送る管が収縮してしまい、必要な血液や酸素が
胎児へ届かなくなってしまい、最悪の場合死産に
なってしまう可能性もあるようです。

 

 

他にも、羊水過小などの症状が現れることも
あるようで、いずれにしても危険なので
妊婦の仕様は禁じられたそうです。

 

なので、よく病院などでも処方される
モーラステープやモーラスパップ、
ロキソニンテープなどももちろん使えません。

 

妊娠前に貰ったのが余っていたからと言って、
絶対使わないようにしましょう。

 

市販のものも同様に、妊婦にとって危険な成分が
含まれているものもありますので、
独断で使うのは辞めた方が良いです。

 

 

もし知らずに湿布薬を使用してしまった場合には、
必ず早めに主治医に相談しましょう。

 

 

湿布を使わずに、肩こり腰痛を緩和させる対処法は?

 

湿布を使えない、となると私にとっては
かなり致命的でした・・・。

 

酷い時には頭痛や歯痛、めまいまでしてくるので
湿布を使って肩こりをほぐせないとなると
本当に辛かったです。

 

 

でも、湿布を使わずとも肩こりや腰痛を
緩和できる方法もありますので、
私のオススメをご紹介したいと思います。

 

 

?ひとつは、よく暖めること。

 

妊娠中は、清潔に保つためにも
毎日浴槽に浸かるように、産婦人科で
指導を受けました。

 

さらに入浴では体を暖め、血流を良くし
肩こりや腰痛を緩和させる効果もあります。

 

なので、主治医から絶対安静などの支持が
なく、体調が良い場合には極力毎日
お風呂にゆっくり入れると良いですね。

 

また、妊娠中は情緒不安定にもなりやすくなりますが
お風呂に入ってゆっくりすると、不思議と
ホッと安心感に包まれ、気持ちが落ち着けたので
そう言った面でもオススメです。

 

 

ですが、お風呂に入れない日もやはりありますね。
そう言う時には、タオルを濡らしてレンジでチンし、
蒸しタオルを作って暖めるのも効果的ですよ。

 

 

あとはやはり動かすことです。
マッサージも良いですが、整体などでは
妊婦への施術はしてくれないところも多いので
自分で積極的にストレッチするのが効果的です。

 

特に、肩を回したり、首を回したりを
1日に数回やるようにするだけで、
かなり辛い症状も少しずつ改善できるようになります。

 

肩を回す時は、腕だけではなく
肩甲骨を回すイメージで回すようにすると
効果的ですよ。

 

また、肩こりが酷いと首をパキパキ鳴らす癖がある方も
いらっしゃるかもしれませんが、
これは脊髄を傷つけ、マヒを起こし
寝たきりになってしまった人もいるので
絶対辞めましょう。

 

 

腰痛は、自分ではなかなかマッサージも
しづらいですし、ストレッチするにもお腹が
大きいとなかなか難しいと思いますので
やはり、パートナーや家族などに協力してもらい、
マッサージしてもらうのが良いでしょう。

 

また、骨盤ベルトは妊娠中にも大切ですし、
腰痛を楽にしてくれるのでオススメですよ。

 

 

肩こりからの頭痛、痛み止めは飲んでいい?

 

あまりにも肩こりが酷くなると、
頭痛がしてくることもありますね。

 

そんな時、痛み止めを飲んでも良いのでしょうか。

 

答えは、飲んでも大丈夫です。
ただし、やはり飲んで良いものと
飲まない方が良いものがあります。

 

ロキソニン、ボルタレンなどの強いお薬はやはり
妊婦には向かないようですので、
どうしても痛みが辛くて薬を飲みたい場合には
主治医に相談し、妊婦でも飲める痛み止めを
処方して貰うようにしましょう。

 

また、市販のバファリンなども妊婦は
飲めません。
市販薬に頼るよりも、病院で安心して飲める
お薬を処方してもらうのが一番だと思います。

 

 

妊婦の肩こり、腰痛は暖め、ほぐす

 

妊娠中は、食べ物飲み物にも気を使い、
薬などにも制限があるのでいろいろ大変で
気疲れも多くなりますが、
それも今だけのこと。

 

薬などは産後の授乳中も気を付けなければなりませんが、
過ぎてしまえば妊娠中も、授乳中も
ほんの一時の期間です。

 

わが子の可愛い笑顔を見れば、
そんな辛さもきっと吹き飛んでしまいますよ。

 

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