妊婦さんに味噌汁がおすすめの理由や嬉しい栄養素について

妊婦さんに味噌汁がおすすめの理由や嬉しい栄養素について

 

妊娠中は、常に栄養バランスを計算されながら
日々過ごされている方が多くいらっしゃると
思いますが、その中でも昔から【和食】が、
妊婦さんの健康を手助けしてくれるものでも
あると言われています。

 

そんな和食に欠かせないのがご飯であり、
味噌汁でもありますが、今回は、妊婦さんに
味噌汁がおすすめな理由や栄養素、注意点
などお話させて頂きたいと思います。

sponsored link

妊婦さんや産後ママは、特にご飯と味噌汁がおすすめ

 

日頃から、【和食派】【洋食派】等といったよう
に、皆さんの会話の一部として普通に出てくる
内容ですが、やはり人にはそれぞれ自分が好き
と感じる食事内容や食事スタイルがあると
思います。

 

パンやご飯などは、普段からどちらも良く食べる
けれど、『どちらかと言えば、ご飯よりも
パンの方が好き。』といった方や、
『絶対にご飯と味噌汁が良い!パンだと食べた
気がしない。』といった方など、本当に人によって
様々だと感じます。

 

そんな中で、妊婦さんや産後ママにとっては、
どちらが良いのか?又、お勧めなのか?と聞かれた
場合では和食の方がお勧めです。

 

その理由は、【産前産後に必要な栄養素が、
和食の方がより多く摂取出来る】からです。

 

特にお味噌汁は発酵調味料として日本人の間では、
古くから親しまれてきていて、味噌汁一杯だけで、
【たんぱく質、ビタミン、大豆イソフラボン】
そして、消化を助ける【酵素】や、老化防止
にもなる【コリン】などの様々な栄養素が
含まれているので、魔法のスープと言っても
過言ではないと感じます。

 

又、昔からご飯と味噌汁を食べていると、
【産後の授乳の出が良くなる!】と言われて
いて、ご飯と味噌汁を、日頃から良く食べている
ママの方が【授乳トラブルが少ない】といった
データもあるので、妊婦さんや産後ママに関して
は、特に和食を積極的に取り入れて頂きたいと
感じます。

 

 

味噌汁に関しての注意点は?

 

これは妊婦さんだけの話では無く、妊娠していない
方も同じ事ですが、味噌汁には少なからず
【塩分】が入っています。

 

なので、味噌汁がどんなに身体に良いからと
言っても、一日に何倍も味噌汁を飲んでしまえば、
【塩分の過剰摂取】にも成りかねません。

 

この塩分の過剰摂取というのは、【身体のむくみ】
にも繋がりますし、【妊娠高血圧症候群】にも
なりやすくなり、それによって、赤ちゃんを
危険にさらしてしまう事もあるのです。

 

なので食事時の味噌汁は良いとしても、毎回間食時
に、味噌汁を飲んだり、水分代わりに飲むような
極端な行動は避ける事が大事です。

 

又、普段飲まれる味噌汁に関しても、
『塩分制限したい!』という方は、味噌汁を
作る時に、煮干しや鰹節等のダシを濃いめに取り、

 

それを利用する事で、味噌を少なめにしても
美味しく感じられますし、それが面倒な方は、
味噌汁の味噌を少なめに入れた後に、大さじ
1杯程度の【豆乳】を加える事だけでも、
味噌汁のうまみが一気に増しますので、こちらも
お勧めです。

 

 

朝食の味噌汁は心も身体も温まる

 

夏場はどうしても暑くて
『味噌汁なんて飲みたくない!』なんて事が
ありますし、つわりの時期は、温かいものよりも
冷たい物の方が口に入れやすい事が多いので、
無理に『味噌汁を飲んで下さい!』とは決して
進めませんが、冬場の朝食時に飲む一杯の味噌汁
はとても心も身体も温まります。

 

妊婦さんはホルモンバランスの乱れから
どうしても『朝スッキリ起きれない!』
という方も多いと思いますので、そんな時には
味噌汁を飲んで脳を活性化してあげる事で
自分のやる気UPに繋がる事もあります。

 

又、少し余談ですが、味噌汁は味噌の風味を
感じる事でより美味しく感じられますので、
風味を逃さない為にも味噌は常温管理よりも、
【冷凍庫に入れて保管】するのがお勧めです。

 

知っている方もいらっしゃると思いますが、
味噌は冷凍庫に入れても固まらず、使いたい
時にスプーンなどでスッと取れて活用
できますし、冷凍庫に入れておく事によって、
【風味が開封前と変わらない】ので、
いつでも新鮮な風味のまま美味しい味噌汁が
味わえます。

 

 

おすすめの味噌汁

 

毎日お味噌汁を作るとなると、それだけでも
『メンドクサイ!』と、思ってしまう方も
多いと思います。

 

なので、お勧めなのは、大きめの鍋で3、4日分の
ダシをとっておき、それを活用するという方法が
便利で楽です。

 

又、妊娠中は、ダシを取るのが大変な事もあると
感じますので、そんな場合は、市販のダシの素を
使うだけでも十分だと思います。

 

後は具沢山味噌汁を作るのも一つの手で、おかずを
作らなくても、具沢山味噌汁にしてしまえば、
ご飯と味噌汁だけでも十分栄養満点になるので、
忙しい朝食時にはお勧めです。

 

私の場合ですと、その日に使う食材の余りそうな
物を味噌汁に入れるといった事が多いので、
例えば、麻婆ナスを作ってナスが中途半端に
残ったら、ナスを使った味噌汁を作ったり、

 

肉じゃがを作ってじゃがいもが余ったら
じゃがいもを使った味噌汁を作ったりと、
その時々の余りもので作る事で、あまり
味噌汁の具材には悩む事はありません。

 

又、大根の葉っぱなどもとても栄養価が高く、
大根の葉っぱと卵一個だけでも、葉っぱの
緑色と、卵の黄色の色合いが良く、見た目が
良い味噌汁が作れるので、個人的には
お勧めです。

 

 

たまに味噌の種類を変えて、風味を楽しもう!

 

味噌汁は割と毎日飲む事が多く、
『何か、飽きてしまうなぁ・・。』
という方も実際にいらっしゃると思います。

 

なので、白みそや赤みそ、豆味噌に
八丁味噌といったように、たまにお味噌の
種類を変えて、飲まれてみるのも良い事だと
思います。

 

又、お料理に合わせたお味噌汁の味に
してみたりと、少し工夫をしながら日々の
食卓に変化をつける事でも、味噌汁の
マンネリ化を防げるのではないでしょうか?

 

関連記事
妊婦、餃子は大丈夫?注意点や妊娠中におすすめの餃子レシピ
妊婦さんが焼肉を食べる時気を付けてほしい3つのこと
妊娠中、生肉のリスクは?食べてしまった時の対処法や感染について
妊娠中、生卵が食べたい!妊婦さんにとって嬉しい栄養や注意点

関連性のある記事