冷え性だと妊娠しにくい?身体の異変や実際の経験談

冷え性だと妊娠しにくい?身体の異変や実際の経験談

 

最近では当たり前のように
【妊活】という言葉を口に出来る時代ですが、
皆さん妊娠するにあたって
【身体を冷やさないようにする!】
といった工夫をされている方は
数多くいらっしゃると思います。

 

今回はそんな
【冷え性だと妊娠しにくい?】
という問題についての内容を
掘り下げてお話していきたいと思います。

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冷え症からくる身体の異変

 

『女性は身体を冷やさない方が良い』
という言葉は、ある程度の大人の女性であれば
聞き慣れた言葉のようにも感じますが、
今現在でもそれはとても大事な事で、
妊娠する事とも深く関わっている
言葉でもあるように感じます。

 

そんな身体を冷やさない方が良いという理由ですが、
【冷えからくる病気】という事が挙げられます。

 

女性は男性と違って、
筋肉よりも脂肪の方が身体に付きやすい生き物です。

 

筋肉というのは、
熱を作り出してくれるものでもあるので、
必然的に身体の基礎代謝も上がりますし、
それによって身体の体温も上がりますが、
この筋肉が少ない女性は
どうしても身体が冷え気味傾向にありますし、
それによって体温も低い方が比較的に多いのです。

 

ですから、アスリートの方や、
スポーツジムに毎週行っているような
【身体を特別に鍛えているような女性】
でない限りは、割と筋肉量は少なく、
それによって、身体の血の巡りが悪くなり、
頭痛や、肩こり、又精神的な面でも
イライラしやすかったり、
情緒不安定になってしまう事もあります。

 

女性は月に一度の生理がありますが、
これも血の巡りが悪いと、
【生理不順】となり、
結果としては妊活の影響を
妨げてしまう事にも繋がるのです。

 

 

ママの血液は赤ちゃんにとって重要

 

『赤ちゃんと、ママの血液』という事を
漠然と考えてみた時に、

 

『それがどう結びつくのか?』

 

と思ってしまうかもしれませんが、
赤ちゃんをお腹で育てるには
ママの血液は、大事な役割を果たしてくれるものなのです。

 

少し話が逸れますが、
赤ちゃんを妊娠するには
卵子の中に精子が受精します。
それが卵管を通って、着床すれば妊娠成立になる訳ですが、
冷え性ですと、排卵の遅れや、
その他の障害(無排卵)になる事があります。
又、卵子の発育が悪く、
うまく受精、着床に至らない
といった事も起こる場合もあります。
このように身体の冷えがキッカケで
子宮の働きが悪くなり、
スムーズに妊娠する事が
難しくなるというケースが事実としてあるのです。

 

 

 

冷え性から妊娠しづらかった過去の経験談

 

私の実体験の話ですと、
私は『多汗症』という持病があり、
他の方よりも手足にもの凄い量の汗をかくのですが、
夏場はクーラーの下にいると、
その汗が冷えて、手と足がかなり冷たくなります。
その事と、元々の冷え性という【Wの冷え】によって
年間通しての冷え性でした。

 

頭痛、肩こりは当たり前、そこに生理不順もありました。
一般的な生理周期が28日と言われていますが、
私の場合は35日〜40日と、かなり遅れていました。

 

もちろん結婚する前は、全然気にしておらず、
むしろ、
『生理が遅い方が、楽だからいいや♪』
と、ラッキーとさえ感じてしまっている自分がいました。

 

しかし、
結婚を機に、子供を授かりたいという欲が
増えていくと、ある事に気が付きました。

 

『月に1度生理がある方は、
年間で排卵が12回ある事になるけど、
私はそれが9回〜10回しかない事になるから、
自然と妊娠の確率が下がってしまっている!』
という事を痛感させられたのです。

 

それまでは身体の事などあまり考えずに
本当に適当に生活しておりましたが、
冷たい飲み物を控え、
夏場でも温かい飲み物を飲む事や、
足元を冷やさない事、腹巻を巻いて就寝する事、
お風呂にゆっくり浸かって身体をマッサージする事、
有酸素運動で身体の代謝を良くする事など、
ありとあらゆる物を実践しました。

 

そこから徐々に身体の代謝が上がってきた感じや、
冷えからくる不調が治っていったのを、
少しづつ感じる事が出来ました。

 

 

とにかく血行を良くする事

 

妊娠だけに限らず、
身体を冷やしてしまう事は色々な病気の
引き金にもなってしまう場合がありますから、
男性でも気を付けなくてはいけない事です。

 

又、必要以上に気にする事はありませんが、
冷えによって生理周期が狂っていたり、
体調不良になりかけているのであれば
改善すべき事ではあります。

 

後から改善するにも、
それまで積み重ねてきたものがあり、
なかなかすぐには元通りにならない場合もありますから、

 

『赤ちゃんが欲しくなったら、冷え性を改善する!』

 

のでは無く、

 

『未来の赤ちゃんに、いつでも会える準備をしておく!』

 

事はとても大事な事だったんだと、
実体験で学ぶ事が出来ました。

 

又、これは余談ではありますが、
現代はとてもストレス社会です。
会社でも、家庭でも、人間関係などで悩まされ
知らぬ間にストレスが溜まってしまい、
お酒に頼ったり、煙草が手放せなかったりする方も
いるかもしれませんが、
それが度を越えてしまうと、
身体の血行不良の原因の一つにもなりますから、
そこは心と身体と相談をして頂きたい所でもあります。

 

 

冷え性も妊娠の妨げになる

 

一概に冷え性の方は皆が皆『妊娠しにくい』
とは言えませんが、
少なからず、妊娠成立の妨げになるという事は
頭に入れておかれた方が良いかと思います。

 

赤ちゃんを宿し、育てる事によって、
母体側では物凄い量の血液を常に身体中に
循環させ続けなくてはなりませんから、
その事から考えますと、
冷え性を少しでも改善して、
血の巡りを良くしている状態で、
いつでも新しい命がお腹にきてもいいように
備えておくという気持ちを持っておく事は
とても大事な事だと思いました。

 

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