前期破水になる確率は?見分け方や破水した場合の流れについて
出産をする時には必ず起こるものが「破水」です。
本来であれば本格的な陣痛が始まってから
子宮口が完全に広がって破水する流れが
正常ですが、陣痛が始まる前に
破水してしまうことも多々あります。
その場合は、子宮内への細菌の侵入を
防ぐなど病院での処置が必要に
なりますので医療機関に受診しなくてはなりません。
今回は、前期破水の確率見分け方や
破水した場合の流れについて紹介します。
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前期破水になる確率は?
前期破水とは、陣痛が始まる以前に
赤ちゃんを包んでいる卵膜の一部が
破けることで羊水が流れ出てきてしまう事をいいます。
前期破水自体は珍しい症状ではなく
全分娩の10%の人が経験しています。
そのため、周りの方にも出産について聞くと「
先に破水した」って方もちらほらいらっしゃいますよ!
大体の人は正期産で破水することが多いため、
すぐに出産準備を開始すれば
胎児に影響はほとんどありませんが
週数が正期産に遠ければ遠いほど
厳重な管理が必要になってきます。
破水の見分け方は?
・水がちょろちょろ漏れてくる感じ
破水の中には、少しずつ羊水が漏れ出てくる場合
もありますので最初は尿漏れと
勘違いしてしまう人もいるようです。
あまりにもナプキンがビチョビチョに
なるようなら破水かもしれないと疑いましょう。
・大量の水が膣から出た場合
洋服がビチョビチョになるくらいに破水することもあります。
この場合は、よくある破水のパターンなので
多くの人が破水したことに気が付くでしょう。
〜病院での破水の見分け方〜
破水が疑われた時は、病院を受診し診察を行います。
BTB試験紙を使用し膣内のPHを
測定することで、アルカリ性に反応すれば
破水の可能性が大きいと判断されます。
そのため、不安だなと感じたら診察に行くことが勧めです。
破水した場合の流れはどうなるの?
・破水を感じたら病院へ行く
破水をすると赤ちゃんへの
通り道から細菌が侵入してしまう場合があります。
羊水が無くなること赤ちゃんにとって
危険な状態になってしまうため、
分かった時点で受診をしましょう。
↓
・診察を行う
病院へ行くと診察により、本当に破水しているかどうか?
胎児の様子などを直接確認します。
破水でなければ、そのまま帰宅となりますが
破水の場合は入院となる流れになります。
正期産の場合は、胎児の臓器の機能も
成熟しているためそのまま分娩の方向へ進みますが、
早産の場合は、呼吸機能など成熟していないため
入院し、お腹に赤ちゃんが少しでも長くいられるように
安静入院となります。
↓
・入院
正期産の場合:陣痛来ない場合は、
促進剤を使って分娩になります。
37週未満の早産の場合:安静管理で入院となり、
陣痛抑制剤や抗生物質を投与し厳重な管理で
赤ちゃんの様子を観察していくことになります。
破水すると赤ちゃんへの影響は?
・産道感染
破水により卵膜が破られると、外へつながる
通り道ができてしまい、細菌が
侵入しやすい状況になります。
そのため抗生剤を投与するなどの処置が行われます。
破水かな?と感じた時は入浴など
を控えておいた方がいいでしょう。
・臍帯脱出
逆子などに多いですが、稀に臍の一部が
先に出てきてしまうことがあります。
その場合は、臍が産道で圧迫され酸素が
赤ちゃんへ行き渡らない酸欠状態で赤ちゃんが
危険な状態になってしまう為、緊急帝王切開となります。
破水と感じたらすぐに受診
破水の水は赤ちゃんを守る大事な羊水が出てしまう事です。
また赤ちゃんが細菌に感染してしまうと、
生まれてからの全身状態が悪化してしまうリスクも!
細菌にかかるリスクを最小限にするためにも
夜間でも破水と感じたら一度電話をしてから受診してみましょう。
先に電話をしておくことで、かかりつけの
産院もあなた自身の状況が把握しやすく、
受診した際にもスムーズにいきますよ。
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