妊娠中の卵や牛乳は大丈夫?適度な量は?

妊娠中の卵や牛乳は大丈夫?適度な量は?

 

妊娠中、卵や牛乳などを食べると、
産まれてくる赤ちゃんが
アレルギーを持って生まれる
と、よく聞きますが、本当なのでしょうか。

 

今回は、妊娠中に卵や牛乳を
食べるときの注意点などを
ご紹介します。

sponsored link

妊娠中に卵や牛乳、大丈夫?

 

妊娠中に卵や牛乳、大豆は3大アレルゲン
といわれています。これらを食べると、
子供がアレルギーを持つと昔は
言われていました。

 

しかし、科学の進歩により、今では
一般的には普通の量を食べるぶんには
問題ないといわれています。

 

妊娠中に全く卵や牛乳などの
アレルギー物質をもっている
ものを食べなかった妊婦さんから
産まれた子がアレルギーをもっていた
という事例もあるので、
気にしすぎなくても大丈夫のようです。

 

ですが、過剰に摂取しすぎると、
アレルギーの子供が生まれる可能性が
稀にあります。

 

特に、アレルギーを持っている
妊婦さんが過剰摂取するのはよくありません。

 

なぜなら、元々遺伝的に子供がアレルギーを
もっている可能性が高いからです。

 

アレルギー体質が備わっている胎児
の場合、アレルギ―物質をお母さんが
過剰摂取すると、アレルギー反応を
起こすことがあるからです。

 

しかし、あくまでも過剰摂取した
場合だけですので、心配しすぎないでください。
食べすぎにだけは注意してください。

 

また、なんでも食べすぎれば
栄養が偏ります。

 

特に牛乳は、飲みすぎると
それだけでお腹いっぱいになってしまい、
他の必要な栄養を摂取することを
阻害してしまいます。

 

妊娠中の食事はバランスよく
が基本ですので注意しましょう。

 

 

妊娠中の牛乳や卵、適度の量は?

 

では、妊娠中のアレルギー物質の
食べすぎとはどれくらいの量
のことをいうのでしょうか?

 

一般的に卵であれば、
1日1個くらいにして
おきましょう。

 

卵はコレステロールが多いので、
妊娠中であってもなくても、
食べすぎはよくありません。

 

さらに、卵を生で食べないように
しましょう。

 

卵を生で食べると、
サルモネラ菌が
いる場合がありますので、
食中毒にかかる恐れがあります。

 

食中毒にかかってしまうと、
母体やお腹の赤ちゃんに負担が
かかります。

 

妊娠中は
免疫力が下がっているので、
特に注意が必要なのです。

 

牛乳であれば、1日にコップ2〜3杯くらいまでが
目安かと思います。牛乳も、水のように
毎日2リットルや3リットル飲まない限りは、
アレルギーの心配はないといわれています。

 

ですので、無理に控える必要はありません。

 

稀に、過剰に飲みすぎて鉄分不足
を引き起こすことがあるので、
鉄分入りの牛乳にすると
さらによいでしょう。

 

ちなみに大豆製品、特に豆乳も
昔からアレルギーになるので
控えたほうがいいといわれる
ものの一つです。

 

大豆には大豆イソフラボン
が多く含まれており、妊娠中に
過剰摂取すると、赤ちゃんの生殖機能
に問題が生じる可能性があるようです。

 

ですが、こちらも毎日がぶ飲みした
ときの話ですので、1日にコップ2〜3杯
程度であれば気にすることではありません。

 

 

妊娠中に気を付けたほうがいい食べ物

 

3大アレルゲンの卵・牛乳・大豆は、
食べすぎなければ気を付ける必要は
ありません。

 

妊娠中に控えたほうがいい食べ物は、
アルコール類と、コーヒーなどのカフェイン
が含まれたもの、まぐろやうなぎなどの
水銀を多く含んでいる魚それに生ものです。

 

アルコールやコーヒーなどのし好品は
好きな人には、控えるのは苦しいですが、
アルコールであれば1日にコップ1杯程度、
コーヒーであればブラックコーヒーがカップ
3杯までなら大丈夫です。

 

意外に気を付けたほうがいいのは、
緑茶です。緑茶にはカフェインが多く
含まれいるので注意が必要です。

 

麦茶などのノンカフェインのお茶に
変えてみましょう。

 

まぐろやウナギなどの水銀を含むお魚は、
食べすぎると胎児に影響がでる
可能性がありますので控えましょう。

 

まぐろであれば、
1日に5切れ程度にしておきましょう。

 

生ものは生肉や生魚、生卵は
食中毒になる可能性があります。
どうしてもお刺身などを
食べたい場合は、かなり新鮮なもの
にしてください。

 

また、卵はサルモネラ菌を
除去したものが売られているので
そちらを活用しましょう。

 

そして、生野菜です。
生野菜もきれいに洗って
汚れを落としましょう。

 

できれば温野菜などに
変えたほうが安心ですよ。

 

 

妊娠中の食事について

 

妊娠中はバランスの摂れた
食事をこころがけましょう。

 

何かの栄養素ばかりを摂る
といった過剰摂取さえなければ、
食事制限をせずに、いろいろな
ものを食べたほうが、おなかの中の
赤ちゃんにとってもよいのです。

 

ストレス発散にもなりますしね!

 

体と心のバランスを大切にし、
妊娠生活を楽しんでください。

 

関連ページ↓
妊娠中、温泉卵や半熟卵は大丈夫?〜アレルギーや注意点について〜

 

妊娠中のいい食べ物、栄養素、食べてはいけないものまとめ

 

妊婦におすすめのお菓子やおやつと控えるべきおやつ

関連性のある記事