妊娠超初期の飲酒どれくらいなら大丈夫？胎児の病気などの影響は？

みなさんの中にも、お酒大好き！
って方は沢山いると思います。

実はわたしも妊娠するまで
平気で飲み続けるような酒豪でした。

ご飯食べなくてもお酒飲んでれば平気！
と思ってた頃もあるぐらい酒好きでした。

しかし、まさかの妊娠発覚
『え？！昨日まで飲んでたよ？！』
って思いました。

わたしが妊娠に気付いたのは４週目と
けっこう早かったのですが、

その間にも赤ちゃんに何か悪影響があったら
どうしよう！と思ったものです。

そんな方のために今回は
飲酒による胎児への影響について
紹介させていただきますね。

妊娠中に飲酒はよくない。というのは
周知の事実だと思います。

アルコールの注意書きにも
【妊娠中、授乳期の飲酒はお控えください】
と書いてありますよね。

では一体なぜ良くないのでしょうか。
まず、妊娠中の飲酒によって
流産や死産、胎児アルコール症候群のリスクがあがります。

ですが妊娠超初期の段階ではまだ胎盤が出来る前なので
赤ちゃんに影響が出にくく、
胎児への影響はまずないと言われています。

ただし、妊娠に気付く前の段階での飲酒も
その時期の胎児の発達に影響があるという考え方もあります。

現時点ではどのくらい飲んだらダメなのか。
という疑問に対して医学的に証明されてはいませんが
妊娠が発覚したらすぐに控えることをおすすめします。

胎児の病気

超初期の飲酒については、
特に気にしすぎることはないということが分かりましたが
妊娠期の飲酒で胎児に及ぼす影響は他にもあるのでしょうか。

前述した通り、飲酒には流産や死産、
胎児アルコール症候群のリスクがありますが

胎児性アルコール症候群という
病気を初めて聞いたという方もみえると思います。

これは

・低体重や低身長、未熟児、心臓奇形や鳩胸などの
　成長の遅れ

・発達障害や行動障害、難聴、傾斜などの
　中枢神経系の障害

・小頭症、耳の位置が低く反り返る、小さい目、低い鼻などの顔面に特徴的な形成不全

を起こしたりします。

他にも軽度の障害や奇形や
学習や発達における知能障害
心臓、骨、脊髄、聴覚の障害などもあります。
日本では１〜２万人に１人の確率で発症しており、治療法はありません。

どれぐらいなら飲んでもいい？

わたしもこれを担当医に聞いたことがあります。

実際先生からは
「多少なら大丈夫だけど飲み過ぎないでね」

と言われただけでした。

多少って何？どのぐらい？と思いましたが

実際に日本産婦人科学会で
アルコール量１５０ml、ビール３５０ml缶１本未満なら

胎児への影響は少ないとされています。

世界的にも一日１〜２杯程度の軽度の飲酒なら
問題ないと結論付けられています。

しかし先にも書いた通り、
どのぐらいなら絶対大丈夫！
という量は医学的に証明されていません。

飲酒の影響について

妊娠超初期の飲酒については、
妊娠に気付いた時点で
やめれば特に影響がないと分かりました。

「飲んでしまった！！！」
とあまりにも気にしすぎると

今度はストレスで子供に悪影響なのでいっそのこと

【飲んでしまったものは仕方ない。】

と割り切ってしまいましょう。

わたしの場合妊娠中に結婚式もありましたし、
どうしても仕事終わりに１杯飲みたい！
と飲んだ時もありました。

実際子供に影響は出ていませんが、
もしも我慢出来ずにお酒を飲む場合は
１杯に止めるようにしたりノンアルコールのものを
選ぶことをおすすめします。

ノンアルコールでも何本も飲んでしまうと
結構アルコール量を摂取してしまったりすることもあるので
気をつけてくださいね。

くれぐれも、毎日の飲酒はお控えください。
わたしも産後初めてノンアルコールビールを飲んでみたのですが
これが意外と美味しかったんです。なぜか軽く酔った気分になりました。

妊娠と共に気をつけなくてはいけないことが
どんどんと増えていってストレスに感じてしまいますよね。

妊娠を機に飲酒や喫煙意外の新しいストレス発散法を
見つけるのも健康のためにいいことかもしれません。

なんにせよ、お母さんの体内に入るものが赤ちゃんに
直結していくことだけは忘れないようにして下さいね。

関連ページ↓