着床痛はいつくる？期間、時期、症状～痛み方の経験談～

妊娠を希望していると
どうしても気になってしまうのが
排卵日～生理予定日までの２週間に起こる
体調変化ですよね。

つわりの始まりや生理の遅れで
妊娠に気づく方も多いですが、
わたしは生理予定日よりも前に
妊娠に気づくことが出来ました。

今回は、着床痛がいつ起こるか？
時期と期間、そのときの
症状と自身の経験談をご紹介します。

妊娠のメカニズムは
とても神秘的といわれています。
卵巣から飛び出した、たったひとつの卵子に、
数億匹ともいわれる精子のうちのひとつが、
卵管で出会うことで新しい命が誕生します。
この卵子と精子が合体したものを受精卵といいます。

しかし、この状態ではまだ妊娠したとは言えません。

受精卵は細胞分裂を繰り返しながら、
５～７日かけて子宮に到達します。
そして子宮内膜にくっつき、もぐりこんでいきます。
これが着床です。着床とは、妊娠が
成立したことを表す言葉なのです。

排卵日に受精したと考えると、
着床が起こるのは排卵日の５～７日後くらいです。
生理周期が28日で安定している方は
生理予定日の１週間後くらいに起こる計算です。

私が実際に体験した着床痛について
具体的に説明したいと思います。

妊娠を希望して、タイミングをとった
８日後だったと思います。
夕飯を食べ終わり、立ち上がった瞬間に
ツキ―――ン！！という痛みが
右下腹部から足の付け根に向かって
走り抜けました。

卵巣のあたりに突き刺さるような、
歩けなくなるほどの痛みで
おもわず壁にもたれかかってしまったほどです。

その日は、ことあるごとに
突き刺さるような痛みが走ったので
トイレや洗面所に行くのも辛く、
右下半身を引きずるように歩いていました。
すぐに布団に横になったのを覚えています。

刺さるような痛みは、
次の日のうちに治まったのですが、
下腹部全体がパンパンに張ったような違和感と
ピリピリとした痛みは数日続きました。

妊娠を心待ちにしていると
今現在の自分の体調について
ついつい色々と調べてしまいますよね。
そんなことをしているうちに
驚きの事実が判明しました。

着床痛は医学的には根拠がないんだそうです！
当時のわたしは、信じられない気持ちでいっぱいでした！

最初に説明した通り、
受精卵は子宮内膜にもぐりこむので
子宮内は確実に傷つくそうなのですが
それを子宮内の痛みだと認識するのは
とても困難である、ということです。

先ほど説明した症状は、
数年前のわたしの実体験ですが
他のママ友からは排卵日の７～10日後あたりに
ズキンズキンとしたおなかの痛みがあったり、
腰が重いような感じがして痛かった、
という話を聞いたことがあります。

逆に、全く妊娠に気づかずに毎日のように晩酌をしていた！
というママ友もいましたので、個人差は
本当にあるんだなぁという印象です。

でも、わたしは本当に痛かったですし、
あんなにキツい痛みを感じたのは
後にも先にもないので、着床痛だったと信じています。

着床痛に医学的根拠がないと言われても、
やっぱり少しでも早く着床したことを
知りたくなりますよね。

着床したときに、子宮に傷がつくというのは
先ほど説明させていただきましたが
そこから少量の出血を伴うことがあります。
これを着床出血といいます。

生理と間違いやすそうですが、
生理よりも出血が少量であることや
生理予定日より早くに出血が見られるので
見分ける目安にしてみてください。

わたしは出血しませんでしたので
これも個人差があります。

また、おりものにも変化があります。
生理前のおりものは、量が少ないのが一般的ですが
妊娠するとおりものの量が増える方が多いようです。

その他にも、妊娠検査薬を試す前から
つわりのような吐き気や胃のむかつき、
風邪のような症状、眠気に襲われる方もいます。

わたしは、生理予定日前から
体がだるく、眠くて眠くてたまりませんでした。
そして、夜寝る前になると不思議とおなかがすいて
気持ちが悪くなり、ひたすら白米を食べていました。
また、ひどい便秘にもなり、苦しみました。

生理予定日前に、いつもと違う症状が現れたら
着床したサインかもしれません！

医学的根拠がないと言われる着床痛ですが
多くの人が経験しているのも事実です。

妊娠がわかって初めて
「あの時の痛みは着床痛だったのか」
と思う人も多いのかもしれませんね。

わたしは、強い痛みの他にも
様々な体の不調があり、
生理予定日前に妊娠を確信した人の一人です。

過度に期待するのもよくありませんが、
ひとつの妊娠の目安として、
覚えておくとよいのかなと思います。