臨月、映画館は大丈夫？気を付けて欲しいことや持ち物などについて

赤ちゃんが生まれるとゆっくり外出も
できなくなるらしいし、映画を見られるのは
臨月の今がチャンスかも？と思っている妊婦さん、
いらっしゃいませんか？私も妊娠中に
何度か映画を見に行きました。
たまの息抜きに映画は最高！
でも、ちょっと待ってください。

臨月の妊婦さんには注意して
いただきたいことがあるのです。

臨月であれば赤ちゃんの聴覚もできあがっているころ。
映画館の大音量は赤ちゃんをびっくり
させてしまわないでしょうか？実は赤ちゃんは
羊水の中に浮かんでいる状態なので、外部の声は
ぼんやりとしか聞こえていないようです。

私たちがプールの中で音を聞くのに
似ている感じなのではないかと推測します。

お母さんに健康被害を及ぼすほどの
爆音でなければ、赤ちゃんにほとんど
影響ないと考えてよいでしょう。

ホラー映画や激しいアクションでドキドキ
しちゃうような映画は赤ちゃんによくないのでは？
と心配される方もいらっしゃるかもしれませんね。
結論から言えば、お母さんが見たいものを
見るのが1番！お母さんが楽しい気分に
なったり、リフレッシュするのが
目的なのですから好きな映画を選んでいいのです。

だって、お母さんが楽しいことをしているときに
胎動をよく感じませんか？
私の場合はそうでした！ただし、3D映画など、
視覚的負担が大きいものは頭痛を
引き起こしたり、乗り物酔いのような感覚に
なることがあります。

長時間の視覚疲労で張りを起こす方も
いるようなので注意しましょう。

最近の映画館は自宅にいながらインターネット
で座席を予約できるようになっています。

カウンターに並ぶ手間も省けるので
ぜひ活用しましょう。座席選びの
ポイントは出入りしやすい場所であること、
無理な姿勢にならずに鑑賞できることの2点です。
臨月にもなるとお腹はせり出し、狭い通路を
通るのは一苦労。さらにトイレが
近くなっているので途中で席を立つ可能性が
高いのです。

最前列だとモニターを見上げるような
態勢になり辛いので、中断以降の前に
他の座席がないところを選ぶとよいですよ。

座席の位置も決めたし、さあ！
いつ映画を見に行きましょうか？
映画館は薄暗く、階段の多い場所です。

できれば他の人にぶつかったり、
トイレや売店の長蛇の列に
巻き込まれるのは避けたいところ。

一般的に公開初日や土日祝日、学校の
振り替え休日にあたる日には映画館は
子連れの家族であふれかえることが多いです。

感染症にかかるリスクも高くなるので、
できるのであれば平日の午前中など
空いている時間を選ぶほうがよいでしょう。

のんびり映画を楽しんでいるときも、
いつ破水や陣痛が起きるともわかりません。
何も準備していないと大変なことになるので、
荷物は多くなってしまいますが
以下のものは必ず準備しておきましょう。

・母子手帳
もし病院に搬送されるようなことがあれば、
妊娠週数や経過を知らせる母子手帳は必須です。
ご自身の住所や家族の連絡先を書く欄があるので
埋めておくことも忘れないようにしましょう。

・大きめのナプキン
急な破水や尿漏れのときにあると便利です。

・バスタオル
ナプキンと同じく、破水のときに使います。
映画館は意外と足元が冷えるので
防寒対策にも使えますし、
腰にあててクッション替わりにすることも
可能なので1枚は持っておきましょう。

臨月でも体調がよければ映画を
楽しむことは可能です。でも、
臨月に入ったということはいつ出産が
始まってもおかしくない状態なのだと
いうことをお忘れなく。

私も臨月のころに映画館に行きましたが、
よい気分転換になりました。
夫と一緒だったので気兼ねなく荷物を
持ってもらったり、売店の列には
代わりに並んでもらったりできて快適でした。
できれば1人で行動することは避けて、
妊娠経過をよく知っているご家族などと
一緒に出掛けることをおすすめします。

「この映画を見たのは妊娠中だったな」
と懐かしく思うのもしばしば…。

もしもの想定は忘れずに、
しっかり準備をして楽しい映画の思い出を
残してくださいね。