妊婦さん、肉割れの原因やならないための対策、経験談

妊娠が分かり喜びとともに少しずつ
大きくなっていくお腹。
特に初産の妊婦さんにとっては
今までにない体の変化ですよね。

嬉しい気持ちの反面、どんどん
ふくらんでいくお腹に「これって
元に戻るのかしら？」なんて不安を
覚えるかもしれません。

そしてそんな頃に現れるのが肉割れです。

どうして肉割れが起きるの？肉割れが
できてしまっても治るの？治し方は？
気になりますよね！原因や対策について
ご紹介していきます。

油断してたら大量の肉割れが！！

妊娠初期は人によってつわりが始まって
吐き気や貧血、眠たくてたまらなくなるなど
自分の体調の変化に戸惑う事も多いでしょう。

そして早ければ妊娠３ヶ月頃からお腹が
ふくらみ始めます。いつものサイズだと
息苦しく感じてお腹の変化を実感したりします。

少しずつ大きくなっていくお腹。
それと比例するように肉割れの
危険も大きくなっていきます。

私は双子を妊娠したのでお腹が大きくなる
スピードが一般の妊婦さんより早かったようです。
でも初めての妊娠であまり意識しておらず
お腹のケアは何もせず毎日を過ごしていました。

そしてお腹がすっかり大きくなった頃、
ある日の検診で助産師さんに「あらら～
かわいそう！肉割れすごいよ」
と突然告げられます。

自分では見えないお腹の下側に
大量の肉割れができてしまって
いたのです！鏡で確認して愕然。

いつの間にできたの？
どうしてたら良かったの？
ショックでしたが後の祭りでした。

どうして肉割れができるの？

妊娠中、妊婦さんにできる
肉割れのことを「妊娠線」といいます。
言い方は違いますがダイエットなどで
できる肉割れと妊娠線は同じものです。

できる原因も同じで、筋肉に急激な負荷が
かかり皮膚が引っ張られると
皮膚の表面は裂けてしまいます。

結果ひび割れたようなすじ（線）が
皮膚に現れます。これを肉割れといいます。

急激に太る痩せる、妊娠により
お腹がどんどん大きくなる、
その負荷が肉割れの原因です。

もちろんお腹だけでなく胸にできた
妊婦さんもいますから体のどこにでも
できる可能性があります。

また、目立つ肉割れができやすい場所は
乾燥している場合がほとんどです。

皮膚の表面は水分が蒸発しないよう
皮脂膜がお肌を守っていますが、
乾燥して皮脂膜が十分でない
場所に肉割れができてしまうと
割れた部分が更に乾燥して
硬くなり肉割れの線が
よりはっきりとしてしまうのです。

肉割れにも薄く気にならないものから
線がはっきりして目立つものまで
ありますがこれが原因なんですね。

妊婦さんに限って言えば、
妊娠中は女性ホルモンのバランスが
崩れやすく、肌も敏感になっているので
妊娠線の跡が残りやすいとも言われています。

肉割れは治らない！？

できてしまった肉割れはとても気になります。
私の場合は下腹部にたくさんの
肉割れができてしまいましたが、
出産しお腹が元の大きさに戻ると更に
肉割れの線が目立ちました。

初めは赤味がある肉割れですが
年数とともに赤味は消えていきます。
できてすぐに比べれば薄くなったように
見えますが肉割れの線は
何をしても消えません。

人によっては消えた！という体験談も
聞きますので個人差が
あるのかもしれませんが
「できたらなかなか消えない」
と思っておいた方が良いでしょう。

実際、当時担当して頂いた
助産師さんからは
「一度できるとなかなか消えないんだよ」
と言われました。

皮膚が裂け、乾燥してしまうと
ほとんどの場合手遅れなんですね。

肉割れは事前に対策することが大事

肉割れは一度できてしまうと
残念ながらなかなか治りません。
ですが「できないようにする」
ことは十分可能です。

まず、妊娠初期の段階から
予防クリームなどを使うこと。

ドラッグストアや赤ちゃん用品店、
ネット通販など今では手軽に
様々な予防クリームを手に入れる事
ができます。

お腹が大きくなってからではなく、
できるだけ初期からケアして
おくことが大切です。

後で気付いたのが、
とにかくかゆかったことでした。

無意識にかきむしっていたら
肉割れができていた事に
後になって気づきました。
つまり、乾燥してかゆみを感じていたのが
肉割れのサインだったのですね。

乾燥しないようにクリームを
こまめに塗っておくことは予防に
とても効果的です。

特にお風呂あがりは水分が
蒸発しやすいので念入りに。
皮膚も柔らかくなっているので
優しくマッサージしながらクリームを
塗りこみましょう。

妊娠中はつわりで食べられる物が
偏ったり、安定期に入ると
食べ過ぎてしまったりと食事の
コントロールが難しくなります。

そのため急激に体重が増えたり
減ったりしやすく、それが
肉割れの要因にもまります。

また、食事や生活習慣の変化により
女性ホルモンのバランスも崩れがち。

前にも書きましたが女性ホルモンの
バランスが崩れると肉割れの跡が
残りやすくなります。

できるだけ食事や睡眠、普段の
生活スタイルから気をつけていきましょう。

妊婦さんの肉割れ、治すことよりまず予防を

妊娠中、妊婦さんの体や心は
変化し続けます。

赤ちゃんと会える日まであらゆる
我慢や努力をしなくてはいけませんよね。
そんな中で自分の体のケアをするのは
なかなか難しいかもしれません。

ですが赤ちゃんが生まれたらしばらくは
赤ちゃん中心の生活が待っています。
むしろお腹にいてくれてる間こそ
ゆっくり自分の体をケアできる
ラストチャンスかも？

子どもができても海やプール、
温泉などでお肌をみせる
機会は多くあります。

できるだけ後悔のないように
がんばって肉割れを予防しましょう。

まずは無理のない
マタニティライフを！

妊婦さん、肉割れの原因やならないための対策、経験談