妊娠中の息切れ、息苦しい原因や気を付けなければいけないこと

妊娠中の息切れ、息苦しい原因や気を付けなければいけないこと

 

妊娠をすると嬉しい反面
今までなかった身体の症状が出ることがあります。
代表的なのが悪阻だったり、便秘だったり。
他にも、動機、息切れ、息苦しさ、
眠気、眠れないなど様々な症状が
個人差はありますが出てきます。

 

自分の身体が思うように動かなかったり
体調がなかなか良くならないと
不安になりますよね。

 

初めて妊娠される方は
様々な症状に戸惑うこともあると思います。
そこで今回は妊娠中の息切れ、息苦しい
症状の原因や対処法をお伝えできたらと思います。

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なぜ症状が出るの?

 

原因の一つ目は、女性ホルモンの
変化によるものです。
妊娠をすると女性ホルモンの量が多くなりますので、
酸素消費量(酸素を身体に取り入れる量)や
換気量(酸素を身体から吐き出す量)が変化します。
なので、妊娠する前より
息切れや息苦しくなりやすくなります。

 

原因の二つ目は、
妊娠すると子宮が大きくなります。
子宮が大きくなると、
横隔膜の位置が上に上がってしまい
肺が圧迫されてしまいます。
肺が圧迫されるので、
息切れや息苦しくなりやすくなります。

 

 

気を付けなければいけないことは?

 

先ほどもお話ししましたが、
酸素消費量、換気量が変化しますので
妊娠していない時の身体と違って
少しの運動量でも息切れ、息苦しさを感じることになります。

 

一気に運動量を増やしたりせずに
少しずつ量を増やしていくことが大事です。
少しでも息切れ、息苦しさを感じたら
家の中では横になって休憩したり
外出先では座って休憩したりと
こまめに休憩することが大切です。
無理をすると過換気症候群になる可能性があります。

 

 

過換気症候群とは

 

過換気症候群とは
よく過呼吸と呼ばれているものです。
過呼吸とは、急に息が苦しくなり
息をしているのにもかかわらず、
うまく息ができないと感じ
手足や唇がしびれてしまうものです。

 

呼吸が浅すぎたり速すぎたりして、
脳に酸素がうまく送れないせいで起きる症状です。

 

あとは心因性な病気なので、
ストレスを強く感じると、
過呼吸になってしまう方がいらっしゃいます。

 

苦しく息ができないとパニックになりがちですが
落ち着いて腹式呼吸をし、休憩を取れば必ず治りますので
万が一、過呼吸になってしまっても落ち着いて対処しましょう。

 

パニックになってしまうと余計に
呼吸が上手くできなかったり
精神的不安から悪化してしまいますので、
落ち着くことが大切です。

 

妊娠中はただでさえ不安な気持ちになったり
落ち着かなくなったりと精神的に
不安定になりがちなのであまり無理をせず、
ゆっくりと妊娠生活を送りましょう。

 

 

病院に行くサインは?

 

基本的に休憩を取れば治る息切れ、
息苦しさであれば心配はありませんが
一日に何回も症状が出る場合や
視界が急に真っ暗になり、気を失いそうになったり、
日常生活を送るのが困難な場合には
必ず担当の先生に相談しましょう。

 

脅かすようにもなりますが、
お母さんの呼吸数が少なくなってしまうと
血液中の酸素も減ってしまうので
おなかの赤ちゃんの成長にも
影響が出てしまう可能性もあります。

 

もし外出先で気を失ってしまっては
お母さんの身体や
お腹の赤ちゃんが心配です。
必ず無理はされないようにしてください。

 

 

何かあればすぐ相談を

 

少しでも身体の不調がありましたら
先生に相談しましょう。
妊娠初期から妊娠後期まで
息切れ、息苦しさで悩むお母さんが多いです。

 

長い付き合いになりますので、
自分なりに休憩の取り方、
精神的な落ち着き方を理解していけたらいいですね。

 

お仕事で忙しいお母さん、家事が忙しいお母さん、
必ず合間合間に休憩を取ることを決して忘れず
日々の妊娠生活を楽しんでください。

 

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