妊娠中、お腹のエコーはいつから?エコーの種類や内容について

妊娠中、お腹のエコーはいつから?エコーの種類や内容について

 

妊娠したら定期健診で
欠かせないのがエコーです。
テレビなどで、その様子を目に
したことがある方も多いのではないでしょうか。
そんなお腹のエコーはいつから?
また、種類や内容などをご紹介します。

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エコーって何?何のためにするの?

 

エコーとは、「超音波断層撮影装置」という
機械を使って子宮の中の
赤ちゃんのことを詳しく調べる検査のことを言います。

 

いろいろな角度から子宮の中を
確認することができるので
早い段階から、おなかの赤ちゃんの
現在の様子を見ることができます。

 

 

エコーの種類とそれぞれの開始時期はいつから?

 

エコーには大きく分けて2種類あります。

 

・経腟(けいちつ)超音波
プローブと呼ばれる細い器具(直径約2センチ)
を膣内に挿入して子宮の中を見ます。

 

子宮の近くまで機会が入る為
まだ小さい赤ちゃんも映し出すことができます。
多くの方がまだ実感が無い中で
自分の体の中に確かに生命が宿っている様子は
なんとも言えない喜びを感じる方も多いと思います。

 

経腟超音波は、初診時から大体妊娠9〜11週頃まで行われます。

 

不正出血などで受診したときも
同じような検査がされることがあります。
強い痛みは無いものの、なかなか慣れないものですよね。

 

この検査は、ズボンや下着を全部
脱いだ状態で内診台に乗るので
ワンピースやチュニックなど、
丈の長い洋服で受けるのがおすすめです。

 

 

・経腹超音波
テレビなどで目にする超音波といえば
この経腹超音波のことを言います。
ベッドの上で横になり、お腹の上に検査用のゼリーを塗って
経腟エコーとは形の違う
プロープを当てて、おなかの中を観察します。

 

検査ではおなかを出すので、
上下に分かれている服装の方が、
検査を受けやすいですよ。

 

このころになると赤ちゃんも人の形になっていて、
愛らしい横顔や、動いている様子がよくわかります。

 

エコーの機械によっては、赤ちゃんを
立体的に映し出せるもの(3D・4D)もあります。
指の1本1本や、表情はうまくいけばパパ似!ママ似!
とわかるほどの精度があるものも。

 

病院によってはその様子をDVDや
USBに焼いてくれるサービスを行って
いるところもあります。

 

この検査をいつまでするかは
主治医の考え方に左右されます。
出産直前までエコーをする場合もありますし
34週以降は必要な時のみというケースもあります。

 

 

お腹のエコーの内容は?

 

エコーの画像は、私たち素人にとっては、
何のことかわからないような画像ですが、
お医者さんには色々な情報を読み取ることができます。

 

経腟超音波では胎嚢と呼ばれる赤ちゃんの
入っている袋や、心拍の有無、
子宮内での着床部位、出産予定日、
など、どれも大切な情報を知ることができます。

 

初めのころは小さな袋だけだったのが
少しずつ頭と体に分かれ、手や足ができて
赤ちゃんの様子に育っていく姿は、
ますます会える日が楽しみになってきますよ。

 

経腹超音波では、赤ちゃんの
推定体重を知ることができます。
それをもとに、赤ちゃんの大きさが発育曲線に
そって成長しているか、確認することができます。

 

また、赤ちゃんの体の中まで見ることができるので、
心臓や、肺、血管などの形に異常がないかもチェックします。

 

胎盤の位置が正常か、臍帯の構造に異常が無いか
羊水の量は正常かどうかも重要です。

 

検査をすることで、すべての病気や
異常を見つけられるわけではないですが、
事前にわかっておくことで、設備の整った病院に転院できたり、
出産後、すぐに赤ちゃんに必要な処置を施すことができます。

 

 

気になる!性別はいつごろ分かる?

 

妊娠したら気になるのはやっぱり性別。
どちらでも嬉しいという方も多いですが
本音は早く知りたいのではないでしょうか?

 

一般的に早いと妊娠5か月ごろから、
エコーで性別が分かることが多いようです。
7ヶ月くらいになるとよりはっきりとわかります。

 

ただ、赤ちゃんの向きに左右されることが多いので、
こればっかりは赤ちゃん次第ということも。

 

男の子の場合の方が、はっきりわかるようなので
より早くわかる傾向にあるようです。

 

私が妊娠していた時は、なかなかわからなかった
ので女の子かな?と思っていましたが、
エコーの検査で、子宮が見えるから女の子ですね。と言われました。
エコーで小さな赤ちゃんの子宮が見えるなんて!
現在の医療の進歩に驚きました。

 

 

信頼できるお医者さんを選んで

 

エコーは機械の性能もありますが
お医者さんの経験と技術に大きく左右されると
言われています。

 

いくら最新鋭のエコーの機械を使っていても、
それを使うお医者さんの技術が未熟だと
見落としがあるかもしれません。

 

今は出産できる病院を選ぶことはなかなか難しい時代ですが、
出来るだけ早い段階で妊娠に気が付けるように、自分の体に目を向け、
いざという時に、自分の希望した施設で、納得のいくお産ができるといいですね。

 

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