胎盤が低い、原因やリスクは？低置胎盤だと帝王切開になる？

 

胎盤とは通常、子宮の上の
ほうにあるのですが、
子宮口近くに胎盤がある場合は
「低置胎盤」と言われ、
子宮口にかぶさるように胎盤がある場合は
「前置胎盤」と言われています。

 

胎盤が低い原因はあるのでしょうか？
今回はその原因やリスク、
帝王切開の可能性について紹介します。

胎盤が低い原因は？

 

胎盤が低くなってしまう理由ははっきりとは
まだわかっていないようですが、
可能性として、帝王切開を
経験したことがある人や、
子宮内膜症など患った事がある
人がなりやすいと言われています。

 

そのような理由が思い当たらずに
胎盤が低くなることもあります。

 

私も第一子を妊娠した時に低置胎盤といわれました。

 

第一子ですので帝王切開も
したことありませんし、
子宮内膜症も患っておらず、
子宮が傷ついたこともありません。
ですので誰にでも起こりうることなのです。

 

 

低置胎盤だと帝王切開になる？

 

低置胎盤は帝王切開になる
可能性は高くなります。

 

その理由として、胎盤が子宮口に近くて
赤ちゃんが産道を通りずらくなり
出産に時間がかかってしまいます。
そのため、帝王切開を勧められることが多いです。

 

私も妊娠中期頃に低置胎盤と言われ、
その際に帝王切開の可能性や
出産時の出血のリスクもあることから、
大きな総合病院に転院を勧められました。

 

しかし低値胎盤は妊娠週数が
進むごとに胎盤の位置が治っていくことが
多いことから、私も妊娠後期には
低置胎盤は改善されました。

 

しかし妊娠後期になっても
低置胎盤のままだと
帝王切開になることが多いようです。

 

帝王切開は高額医療ともなるため、
少しでも負担額を軽くするために
「限度額認定証」というものを
事前に用意しておく必要があります

 

（詳しくは予定帝王切開でかかる費用や入院時期、準備で必要な物を参照してください）

 

胎盤が低いことにより出血の
リスクも高くなることから、
設備が整った病院へ転院を
勧められる場合もありますので、
胎盤が低いと言われたら
今後どのような出産方法になるのか
しっかりと病院に確認しておきましょう。

 

 

胎盤が低いと起こるリスクは？

 

胎盤が低いことにより起こるリスクは、
子宮口の近くに胎盤があると
出血しやすくなると言われています。

 

また、お腹も張りやすくなることから、
妊娠後期になっても胎盤が低いままの場合は
入院したり自宅安静と言われる場合もあります。

 

私の場合は妊娠中期の頃に
低置胎盤と言われたので経過観察になり、
出血もなかったので安静したり入院したりはなく、
妊娠後期になり自然に
胎盤の位置が治ったので
安静にすることなく過ごすことができました。

 

胎盤が低いままでの出産の
リスクも高くなります。

 

帝王切開になる場合が多いですが、
出血する可能性もあるため、
慎重に出産できるように
帝王切開での出産になることが多いです。

 

状態によっては帝王切開
ではなく自然分娩でも可能です。
その際にも出血のリスクはあります。

 

帝王切開はお腹を切開することから、
なんとなく不安になってしまいますよね。
でも、出血して母子共に
危険な状態になるのは避けたいものです。

 

医師から帝王切開を勧められたら
勧められた方法で出産するのがよいでしょう。

 

 

胎盤が低いと言われたら気を付けることは？

 

胎盤が低いことにより、出血の危険性があります。

 

お腹が張ることにより
出血しやすくなっていますので、
医師から安静にするように
言われたらできるかぎり
自宅で安静にしているようにしましょう。

 

ここで無理をしてしまうと
早産になってしまったり、
出血して緊急手術になる可能性もあります。

 

 

胎盤が低いことを確認するのは
妊婦健診のエコー検査で判断できるのですが、
胎盤が低いと診断されて
出産までずっと安静にし
ておいたほうがいいのか
悩んでしまいますよね。

 

毎日でもエコー検査で確認したくなる
気持ちになると思いますが、
妊娠後期で胎盤の位置が治る方も
いれば胎盤が低いままで出産する方もいます。

 

妊婦健診の際に胎盤が低いと言われたら、
まずはできる限り安静にし、
お腹がなるべく張らないようにすることが大切です。

 

とはいえ、どの程度の安静かわからないと
思いますので安静にと言われたら医師に、
どの程度安静にするべきなのか、
何に気をつければよいかなど
しっかり確認しておきましょう。

 

また、出血やお腹が頻繁に
張るようになってしまった場合は
すぐに病院に連絡し、
どのような対応をすればよいか確認しましょう。

 

無理はせず、できる限りゆっくり過ごすのが大切です。

 

 

胎盤が低いと言われたらなるべく安静に

 

胎盤が低くなる根本的な
原因は分かっていないものの、
誰にでも起こりうる症状でもあります。

 

妊婦健診のエコー検査で判断できます。

 

もし胎盤が低いと言われたら、
今後どのようなことに気を付ければ
いいのかなど医師にしっかりと確認しておきましょう。

 

妊娠後期になり、胎盤の位置が治る場合もあります。

 

でも妊婦健診の時まで判断はできませんので、
胎盤が低いと言われたらなるべく安静にし、
お腹が張って出血が
起こらないように気を付けていきましょう。