ラミナリアとは?使用した中絶の内容や痛みについて

ラミナリアとは?使用した中絶の内容や痛みについて

 

ラミナリアとは出産の際に使用される器具のことです。

 

主に子宮口を広げる際に使用される
器具なのですが、ラミナリアは
どんな時に使用されるものなのか、
ラミナリアを使用した中絶の内容や、
痛みはどうなのか、心構えは
どのようにしたらいいかなどを
今回ご紹介します。

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ラミナリアとは?

 

ラミナリアとは海藻で
作られた棒をスポンジで覆った棒状の器具で、
子宮内に挿入されると体内の水分を
ラミナリアが吸い膨張してくる
仕組みになっています。
膨張することで子宮口を
広げることができます。

 

少しずつ子宮口を広げるために、
初めはラミナリアを子宮口に1本入れ、
徐々に本数を増やしていき子宮口を広げます。
私も第二子を中絶手術した
際に初めてラミナリアを使用しました。

 

第一子の時は予定帝王切開で
陣痛も味わうことなく出産となったので、
医師のラミナリアの説明を
聞いただけでドキドキしていました。

 

ラミナリアは主に出産のときに使用され、
出産時期になっても子宮口がなかなか
開かない時などに使用したり、
中絶手術の際にも使用します。

 

中絶手術の場合、出産の週数前になるため
子宮口はほとんど開いていない状態なので、
開いていない状態からラミナリアを
使用して広げることになります。

 

 

ラミナリアを使用した中絶内容は?

 

ラミナリアを使用した中絶手術の内容は、
出産週数前の手術と
なるためほとんど子宮口は
開いていない状態で
ラミナリアを挿入することになります。

 

私の時は、中絶手術を自然分娩で
行うことになり、まずはラミナリアで
子宮口を広げて、
広がったら陣痛促進剤を
使用して陣痛を起こすという流れでした。

 

入院した日にまずは
1本目のラミナリアを挿入しました。
このときはまだあまり痛みは感じませんでした。

 

入院した日は1本で終わり
30分後くらいにラミナリアを
医師に抜いてもらっていたと思います。

 

ラミナリアを抜く作業も
医師に呼ばれたあとに、医師が
行ってくれますので、自分で
やらなきゃいけないの??
なんて心配しなくても大丈夫ですからね。

 

次の日に午前と午後に
処置を行い本数も増えていきました。

 

2回目から本数が増えたのか痛みは増してきて、
3回目は痛すぎて自分で
歩行も困難になりましたので
車いすでの移動になりました。

 

私はあまりにも痛くて
痛み止めの薬ももらえましたが、
そこは病院によって異なると思いますので、
痛くてしんどい時などは医師や
助産師さんに遠慮せずに話しましょう。

 

 

ラミナリアの痛みについて

 

ラミナリアの痛みは人
それぞれだとは思いますが、
私はかなり痛かったです。

 

初めての経験ということと、
中絶手術でのラミナリアだったので、
この痛みを乗り越えたら赤ちゃんとの
別れが待ってるんだと思うと
余計に痛みに耐えるのは辛かったです。

 

痛みの感覚的には1本目の
処置の際は生理痛のような軽い痛みでした。

 

でも本数が増えていくと、生理痛の重い痛みから
子宮をぎゅーっと鷲掴みされて
いるような辛い痛みに変わってきました。

 

処置の最中の痛みは挿入された
直後に子宮内を突き破るかの
ような痛みを感じます。

 

このときの作業は医師が行い、
病院によりますが
助産師さんも付き添ってくれます。

 

私の時も助産師さんが付き添ってくれたのですが、
痛い作業だというのが分かっているからか、
「この手すりをつかまっていると楽だよ」
「私の手を握っててくれていいよ」
と声をかけてくれました。

 

初めは大丈夫だろうと思っていましたが、
2回目以降の処置がとても痛く、
意識も飛ぶくらいの痛みだったので無我夢中で
手すりや助産師さんの手を握っていました。

 

終わったあとあまりにも痛いと歩行も困難になります。

 

転倒の危険性もありますので、
その際は助産師さんや
医師に歩行が辛いということを
しっかり伝えましょう。

 

車いすで移動も可能ですので
無理はしないようにしましょうね。

 

 

ラミナリアを使用した中絶手術をする際の心構えは?

 

中絶手術というのは母親に
とってとても辛い選択肢です。
ラミナリアの痛みを
乗り越えれば赤ちゃんに会えると思えば、
いくらでも痛みなんて耐えられるのが母親ですが、
痛みの先に別れが待っていると思うと
とても耐えきれない痛みになると思います。

 

私もとても辛かったです。
この痛みを耐えた先に別れが待っているなら
こんな痛み経験したくない!!
と処置中は何度も思いました。

 

でも待ってくれている家族や
まだお腹にいる赤ちゃんのためにも、
そして自分自身のためにも
耐えなきゃいけない痛みだと
処置後は感じるようになりました。

 

中絶手術は精神的にも
体力的にもとても苦しい手術です。

 

ラミナリアの痛みを和らげるものとして、
痛み止めやお腹を温めるカイロ
なども使用できますので、
助産師さんや医師に痛みを
しっかり伝えましょう。

 

痛みとともに心もとてもしんどいと思います。
その心の辛さ、しんどさも
助産師さんやご家族にぶつけましょう。

 

赤ちゃんを心待ちにしていたのは
ご家族も同じです。
でも体の痛みを感じるのは
お母さん自身にしかわかりません。

 

その心と体の痛みもご家族と
共有するのも今後の第一歩にもつながります。
一人で痛みに耐えなくて大丈夫ですからね。

 

 

ラミナリアの痛み、中絶手術の辛さをたくさん周りにぶつけましょう

 

ラミナリアを使用した中絶手術は、
子宮口がまだ開いてない状態から
始まる処置になりますので
痛みを感じる処置でもあります。

 

 

特に中絶手術となると
精神的にも辛い状態の中行われますので、
痛みに耐えること
自体が精神的にもとても辛いと思います。

 

その体の痛み、
精神的な辛さを我慢せず、
助産師さんやご家族にたくさんぶつけましょう。

 

私も助産師さんにたくさん言われましたが、
入院中は助産師がついているけど
退院後いつもの生活に戻ったあとに、
突然精神的な辛さの波がくることがある。

 

そんな時は我慢してはダメだからね。
と言われました。

 

家に戻ったら安心するから
大丈夫だろうと私自身も思っていましたが、
助産師さんの言う通り、
帰宅後一人になったら処置の辛さ、
別れの辛さを痛感して悲しさの波がきました。

 

そんな時に主人に
たくさん不安をぶつけました。
そうすることにより、主人も何が辛いのか、
これからどのように支えあったら
いいのかなど考えて支えてくれました。

 

体の痛みを感じたら無理せず、
痛み止めを処方してもらい、
精神的な辛さの波がきたら
ご家族にたくさん支えてもらいましょう。

 

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