妊娠中のクラミジア〜症状や危険性について知っておいて欲しいこと〜

妊娠中のクラミジア〜症状や危険性について知っておいて欲しいこと〜

 

日常生活においてもクラミジアという
言葉を耳にする機会があるかと思います。
クラミジアとはそもそも何で、
どうしてなるのかご存知ですか?

 

他人事だと思っていても、自分も
感染しているかもしれもせん。
実はこのクラミジア、妊娠中は
特に要注意なのです。

sponsored link

クラミジアとは?どうしてなるの?

 

クラミジアは一言で言うと性病の一種です。
トラコマチスという細菌による性感染症で、
国内の感染者の数は一番多いと言われています。

 

最近では10〜20代に増えているようです。
主な感染経路は性行為で、
粘膜が接触することにより感染します。

 

また、1回の性行為において50%の確立で感染します。
なのでもしクラミジアに感染してしまったときは、
パートナーに伝えパートナーにも検査を受けてもらいましょう。

 

 

症状は?どうやってわかるの?

 

感染後数日から数週間で
発症すると言われていますが、
女性のクラミジア感染は
自覚症状が少ないことや、
症状が治まることがあるため
気が付きにくいと言われています。

 

自覚症状としてはおりものの量が増えることや、
かゆみ、不正出血、性交痛、下腹部の痛みなどが
現れるようですが、だいたい
約80%の方は自覚症状がないようです。

 

感染者数が多いのは
このことが原因だと考えられます。
また、症状がないからといって
感染していないわけではないので、

 

知らない間に子宮や卵管に
広がっているケースもあるようです。
妊娠すると妊婦検診のなかにクラミジア
検査を行う日がありますので、
そこで気が付く人も多いようです。

 

最近ではネットで検査キットが出回っているため、
自宅でも簡単に検査できます。
私も感染していたことがありますが、
自覚症状は全くなく妊婦検診で発覚しました。

 

自覚症状がないため、いつから
感染していたのかもわからずただ怖かったです。

 

 

妊娠中にかかると危険なの?

 

妊娠中に感染することで、
胎児感染の危険性がでてきます。
お産のときに産道でクラミジアが
赤ちゃんに感染することがあります。

 

その確率としては約10%ほどだそうですが、
胎児感染だなんて避けたいですよね。
赤ちゃんが万が一感染してしまうと、
新生児結膜炎を発症したり、
10〜20%の確立で新生児肺炎を
発症したりするようです。

 

命の危険まではないにしろ、
産まれたばかりの赤ちゃんに
負担をかけることは間違いないです。

 

また、初期の段階では流産の危険性
につながることや、
前期破水の原因になることもあります。

 

 

治療方法・予防は?

 

治療方法は簡単で、抗生物質を
2週間ほど服用することで治ります。
途中で服用をやめてしまうと
再発しますので、医師の指示に
従ってきちんと最後まで服用してください。

 

また高確率でパートナーも
感染していますので夫婦で治療します。

 

薬の服用途中で性行為をしますと、
クラミジアの移しあいになりますので、
きちんと治してからにしましょう。

 

この抗生物質は妊娠していても
赤ちゃんに影響はないよう
なので安心してください。
もしも出産直前で感染してしまい、
治療が間に合わない場合は
帝王切開になる可能性があります。

 

先に述べたように、
クラミジアは粘膜感染ですので、
コンドームの使用により予防することができます。
100%感染していないと言い切れない限り、
コンドームの使用をオススメします。
妊娠希望の場合、婦人科で
検査を受けておくと安心ですね。

 

 

赤ちゃんのためにもきちんと治しましょう

 

クラミジアは放置しておくと
様々な危険に繋がりますが、
治療方法も簡単で安全なのできちんと
検査・治療を受ければ怖いものではありません。
私自身、妊娠初期の検診で
クラミジアが発覚しましたが、
夫婦で薬を服用しきちんと
完治してから出産に挑みました。

 

突然クラミジアだと言われ
ショックを受けますし、
自分に身に覚えがなければ
相手を責めたくもなりますが、
夫婦で話し合い赤ちゃんのためにも治しましょう。

 

関連ページ↓
妊娠中、陰部のかゆみ〜考えられる4つの原因と症状別の対策〜

 

妊娠初期、中期、後期の性行為〜安全に行うために必要なこと〜

 

・・出産前の準備リスト〜実際に必要あった物となかった物まとめ〜

関連性のある記事