妊娠中、大根は大丈夫？妊婦さんにおすすめの大根料理
妊娠をして安定期に入ると、食べ物がとても
美味しく感じ、ついつい食べ過ぎてしまう事も
良くありますが、そんな時にお勧めなのが
【大根】です。
特に冬場の大根は、より美味しく感じますが、
年間通して大根は妊婦さんにピッタリの
食材でもあります。
今回は、【妊婦さんにとって大根のおすすめ
理由やおすすめ料理】などをご紹介して
いきたいと思います。
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妊婦さんに大根がおすすめな理由
様々な食材がある中で、妊婦さんに特に多く摂って
頂きたいのが野菜です。もちろん肉や魚の
たんぱく質をしっかり摂取する事もとても大事
ですが、それだけでは栄養が偏りますし、便秘にも
なりやすくなります。
ただでさえ妊娠中は便秘に悩まされるママが
とても多くいらっしゃいますので、野菜から
摂取出来る食物繊維やビタミン、ミネラル、
カリウム、カルシウムなどの積極的な摂取が
必要です。
その中でも妊婦さんにお勧め野菜といえば
【大根】なのですが、理由としては、
とても水分を多く含んでいる野菜といった事や、
極めて脂質が少ない野菜という事で、水分不足に
なりやすい妊婦さんや、授乳中のママさんには
お勧めですし、ヘルシーなので、自分の体重
コントロールがしやすい食べ物だと言えます。
そして大根は、お料理方法も色々あるので、
飽きずに頂けますし、どんな味付けでも合う
ので、とても便利な野菜ですし、煮込んでいる
間は座っている事も出来るので、キッチンに
立ちっぱなしでお腹が張ってくる場合などは、
おでんなどの煮込み料理として、大根を
使うのも一つの手です。
妊婦さんにおすすめな大根料理・その１
妊婦さんにおすすめな大根レシピは、
【大根と鶏そぼろのあんかけ煮】です。
《材料》
・大根１/２本、
・鶏そぼろ２００ｇ前後、
・本つゆ濃縮４倍(おいがつお等でも可)
・フリーズドライゆず皮少量、
・鶏ガラスープの素適量
・油少々・塩少々・胡椒少々
・片栗粉適量
１、大根の皮を向き、２，３ｃｍぐらいに
輪切りにします。(面取りはしてもしなくても
どちらでも構いません。)
２、大根に味が染み込みやすくなるように、
大根の真ん中あたりを適当に、包丁で軽く
×印の切込みを軽く入れる。
３、鍋に大根がしっかりと浸るぐらいの水を加え、
１０分〜１５分ぐらい柔らかくなるまで茹でる。
４、大根の色が透き通ってきたら、
柔らかくなっているサインなので、そうしたら、
本つゆと鶏ガラスープの素をお好みの味に
なるまで、少しづつ入れて、落し蓋をして、
そこから弱火で１０分ぐらい煮込む。
５、大根が茶色っぽくなり味が染み込んで
いるように感じたら一旦火を止める。
６フライパンに油を少量しいて、鶏そぼろを炒める。
鶏そぼろに火が通ったら、塩・胡椒を
適量かけて、軽く混ぜ炒めたら火を止める。
７、水溶き片栗粉を用意して、
鶏そぼろにかけてとろみがつくまで混ぜる。
８、大根を煮ていた鍋に、あんかけ鶏そぼろ
をかけ、そこにフリーズドライのゆず皮も
適量入れて、５分ぐらい弱火で温め、
ゆず皮が馴染んだら火を止めて完成。
妊婦さんにおすすめ料理・その２
大根レシピの中ではとても簡単有名で、
お子さんでも比較的食べてくれるレシピが、
【大根シリシリ】です。
《材料》
・大根１/２本
・ニンジン１本、
・本つゆ濃縮４倍(おいがつお等でも可)
・油適量・味の素適量・しょうゆ適量
１、大根と、ニンジンをスライサーでする。
※スライサーは、手を傷つけないように
特に気を付けて下さい。
２、熱したフライパンに油を適量しいて、
大根とニンジンをしんなりするまで良く炒める。
３、しんなりしてきたら、本つゆを加え、
味の素を少量かけ、再び混ぜ炒める。
４、味をひきしめる為に、しょうゆを
軽くかけて馴染ませたら完成。
こちらはとても簡単で時短、
尚且つ節約レシピなので、
『今日の献立に、あともう一品何か欲しい！』
といった時にも役に立つ料理です。
大根パワーで辛い妊娠中を快適に
妊娠中はお腹に赤ちゃんが入っている事で、
胃もたれを起こしやすくなりますし、上記にも
書いた通り、便秘にもなってしまいがちです。
そんな悩ましいトラブルを改善してくれるのが
大根でもあります。
又、消化の働きを良くしてくれたり、美肌を
維持してくれる効果もあるので、妊娠中の
敏感肌トラブルなどを回避してくれる事でも
期待が出来ます。
最近ではピザやハンバーガーなど、いわゆる
ジャンクフードが、何処でも食べられるような
時代ですから、胃の中が荒れやすくもなりますし、
つわり中の食べ物の偏り等で、栄養バランスが
崩れる事も多くあります。
なので安定期に入り、自分の味覚も落ち着く頃を
目安に、夕飯の献立の一品として大根を頂いたり、
お味噌汁、おでんなどに大根をうまく活用
しながら、自分の体調管理や体重管理を行って、
良い出産になるように、健康を維持する
事も大切な事だと思います。
妊娠中は好き嫌いを無くす良い機会
赤ちゃんがお腹にいなかった頃は、
『これ苦手だからいらない。』
といったように、なかなか苦手な食べ物を
克服する機会が少なかったと思います。
しかし妊娠中は、『お腹の赤ちゃんの為に、
少し頑張ってみようかな。』といったように
母性本能からも、チャレンジする力も
増えてきますので、
『妊娠を機に苦手な物が好きになれた！』
という方も意外と多いのでぜひ、苦手な
食材も積極的に挑戦してみて下さいね！