妊婦、カモミールティーは大丈夫？効果や副作用について

妊娠したらアルコールや喫煙はただちに
止めなければいけない事、そして注意
しなければならない食べ物や飲み物が
ある事は何となく知っていますね。

嗜好品で挙げられるコーヒーや紅茶、
緑茶などのカフェイン入り飲料も
摂り過ぎには注意しなければいけません。

そんなときに「体に優しくてノンカフェイン
のハーブティーなら安心！」と
思っている方多くないでしょうか？

たくさん種類のあるハーブティーですが
実は妊婦さんが飲まない方が良い種類
もあります。

ハーブティーの中でも馴染みのある
カモミールティーはどうでしょうか？
効果や副作用について詳しくご紹介
したいと思います。

ハーブティーはノンカフェインで子供が
飲んでも良いものなので妊婦だって当然
飲んで良い物だと私は思っていました。

買い物中に立ち寄ったお店で試飲しながら
ハーブティーを選んでいる時に私が妊婦
だと気づいた店員さんが”妊娠中には
飲まないほうが良いハーブティーがある”
と話してくれてその事を初めて知りました。

天候や害虫からも強くて生命力のある
ハーブティーは西洋で医薬品として認めて
いる国もあります。

効能がある一方で副作用もなくはありません
ので飲むときには注意が必要となります。

妊娠初期は控えた方が良いハーブティー
も妊娠後期や授乳の時におススメの物も
あります。効能や飲むのに適した時期などを
調べて効果的に取り入れると良いですね。

カモミールは別名『マザーハーブ』と
いわれることがあります。体を温める効果が
あるので女性特有の生理痛やPMSなどを
緩和してくれます。

そしてリラックス・鎮静効果もあるので
寝る前に飲むと安眠に繋がり易いそうです。
確かにあの甘い香りにはリラックス効果が
ありそうですよね。

花粉症や鼻炎などの炎症を引き起こす
ヒスタミンを抑制する効果があるので
鼻の通りが良くなるとも言われています。

ドイツで育った友人の話しでは赤ちゃんに
薄めたカモミールティーを飲ませたり風邪を
引いた子供には洗面器にたっぷりのカモミール
ティーを入れて頭からフェイスタオルを被って
カモミールティーから立ち上る湯気を吸い込む
鼻や喉の炎症に利くと聞きました。

また胃腸にも優しくて胃の粘膜の修復や
消化器の働きを元に戻す働きをしてくれます。

カフェインが入っていなくて赤ちゃんでも
飲めるカモミールティーですが飲むときに
気をつけなければならない人もいるそうです。

カモミールティーには子宮収縮作用があるため
実は妊婦さんが飲むには注意が必要なのです。

妊娠初期から妊娠中期頃の赤ちゃんが
安定していない時期は飲むのを控えた方が
良いそうです。

またカモミールはキク科の植物のため
ブタクサやヨモギアレルギーがある方は
控えた方が良いでしょう。

妊娠中は体質が変わりやすく今まで
大丈夫だった食べ物や薬品が体に
合わなくなり、妊娠を機にアレルギーを
発症することもあります。

もしキク科植物で多少でもアレルギーが
あるのが分かっている場合は特に控えた方が
良いですね。

ハーブティーは西洋で医薬品と分類はされて
いますが1日で効果が表れるほど強いものでは
ありません。その分副作用についても飲んで
すぐに何か起きることも少ないので過度に
心配することはないでしょう。

息苦しさや急な体調の変化があった場合は
病院に行きましょう。

もし特に変化はなくても心配でしたら
妊婦検診の際に相談すれば安心出来ると
思うので相談してみたら良いと思います。

リラックス効果のあるカモミールティーの
香りや味は癒しその。でも子宮収縮の作用が
あるので出産後までお預けにした方が安心
ですね。

普段体に良いとされる食べ物や飲み物で
ハーブティーに限らず妊娠中に摂取しない方が
良い物が身近に結構あるものです。

お腹の中の赤ちゃんはママが口にしたものが
全てです。何か食べたり飲んだりする時は
妊娠中に取り入れて良い物かどうか一瞬
立ち止まって確認しましょう。