つわりで動けない原因や試して効果があった改善方法

つわりで動けない原因や試して効果があった改善方法

 

妊娠がわかり、新しい家族が出来る喜びがいっぱい
の中次第に始まって来るのが「つわり」

 

人によって差はありますがつわりが酷くて
動けない事もありますよね。

 

私も妊娠初期から妊娠5ヶ月までつわりが酷く
動けず何度も点滴を打っていました。

 

そんな時に見付けたつわりを改善する方法も
今回はご紹介していきたいと思います。

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つわりはなぜおきるの?

 

実はつわりがおきる原因は、まだ判明していないのです。

 

ですが、原因なのではないか。とされる有力な説が
・ホルモンバランスの乱れ
・アレルギー反応
・自律神経の乱れ
・精神的なストレス
・流産の予防

 

 

・ホルモンバランスの乱れ
妊娠をすると
【hcg(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)】
と言うホルモン物質が作られます。
このhcgとは、受精卵が着床した時に作られる
ホルモン物質で妊娠検査にはこのhcgの有無で
判断されています。

 

hcgとは妊娠初期から、妊娠16週まで大量に分泌
されるためつわりが辛い時期と重なっているため
つわりの原因ではないかと言われています。

 

 

・アレルギー反応
アレルギーと聞いても
「あれ?アレルギーなんだけど?」
「今アレルギーの時期じゃないのに?」と
思いますよね。私もお医者様に
「アレルギー反応かもしれないですね」と
言われた時に「え?」と思いました。

 

詳しく聞くと妊娠初期の母体は、受精卵を異物
としてとられ、身体がアレルギー反応を起こ
している可能性があると言われました。

 

受精卵は半分はご主人のDNAで出来ています。
その為、母体が異物と判断してしまうと
言う事です。

 

 

・自律神経の乱れ
妊娠する事で、母体には身体に大きな変化が
起きています。自律神経とは24時間働き続け、
人の活動を調節する役割を持っています。
身体の大きな変化により、自律神経が乱れ
つわりがおきていると考えられています。

 

 

・精神的なストレス
妊娠したと分かると、とても嬉しいですよね。
しかし、妊娠したことにより
「ちゃんと育児は出来るのだろうか…」
「夫は協力してくれるのだろうか…」
「保育園は見つかるのだろうか…」
など不安な事もたくさん出てくると思います。

 

そんな精神的ストレスからも、つわりが来て
いるのではないかと考えられています。

 

 

・流産の予防
つわりは、母体が不安定な時期と重なっているため
母体を安静にさせるために、赤ちゃんから
「身体を休めてね」と言うサインとも
言われています。

 

また2016年のアメリカの論文で、つわりに
ついて研究したところ、つわりがひどかった人は
つわりがあまり無かった人に比べ、流産・死産リスク
の50?75%低減に関連していたという結果が
出たそうです。

 

※つわりがないから、流産する可能性が
あるわけではありません。

 

 

つわりが辛いときの改善方法とは?

 

つわりがひどくて、動けないと辛いですよね。
食べる事も身体が受け付けなくなったり、
においに敏感になり食べ物のにおいがダメに
なってしまう事もあると思います。

 

私はご飯の炊きたてのにおい、お味噌汁の
におい、お肉のにおい、魚のにおい牛乳、
チーズ、納豆のにおいなどダメになり
食事を作る事も出来ませんでした。

 

食事も作れない、食べられない…でも
赤ちゃんの栄養の為に食べなければいけない…
食べなければと思えば思うほど、身体が
受け付けない…と言う悪循環になっていました。

 

そんな時に、同じ保育園で働いていた先輩から
少しずつ時間の感覚を短くしてみたら?

 

妊娠前のように、6時、12時、18時と決まった
時間に三食きちんと食べようとするから
プレッシャーになっているのではないか。

 

と言われたので、二時間おきに食べる事を、
実践しましたが…うまくいかず…

 

そこで、一度諦めて、じゃが芋を薄く
切ったものを茹で、少量の塩をかけて一口。

 

30分後に同じものを二口。プラスして、
わかめのお吸い物を一口。

 

1時間後になると何だか、胃がスッキリしてきて
全く受け付けなかった、白身魚を一口。

 

炊きこみご飯を一口。(具はほうれん草のみ)
わかめのお吸い物を二口。

 

2時間後に、白身魚を三口、炊き込みご飯を
三口、お吸い物をお椀半分。かぼちゃの
煮物を一口。と一回目の食事の量を一口にし、
30分後、1時間後、2時間後と時間を空けて
行きました。

 

不思議なことに、2時間後の食事は気持ち悪いと
言う事もなく、おいしく食べられる事が出来ました。

 

一度、食べる事、栄養管理を諦めて、食べられる
物を、少量にして食べていく事で「食べないと!」
と言うプレッシャーが無くなり、食べられた事で
胃に負担もかけずに、量を増やせていきました。

 

また、一回の食事量の見た目も少ないので、
見た目的にも「全部食べないと…」と言う
思いも少なく、食べられました。

 

なので、食べられない時は、無理して食べずに
時間をおいて少量を数回に分けて食べて
みてください。この期間は、栄養面などはあまり
気にせず、食べられる物を食べた方がいいですよ。

 

朝起きた時に、つわりが辛い方は、枕元に果物や
飲み物を置いておくといいですよ。一口チョコ
なども気分がよくなる時もありますが、
食べすぎは注意です。

 

また、つわりがひどく、眠気も強くなる方もいると
思います。眠気が強い時は、無理をせず、
横になったり、仮眠を取りましょう。

 

眠い中、家事をしたりすると、ボーっとしてしまい
転倒したり、物を落としてしまう危険もあります
ので無理はしないでくださいね。

 

そして、食べ物だけでなく、私が一番つわりの
時期に効果があったのが【足湯】でした。

 

つわりが、ひどい時期がまだ寒くない時期だった
のですが足を温める事で気分がよくなりました。

 

入浴したほうが?とも思いましたが
入浴すると、水圧がお腹にあるのが分かり
胃が不快になってしまっていました。

 

なので、足だけ10分程温める事で
身体も温まり、つわりも治まっていました。

 

 

どうしても、食べる事が出来ない時は?

 

一口も食べられない!食べ物を口に入れる事が
無理!そんな時は脱水症状にならない為に、
水分補給をこまめに行ってください。

 

そして、栄養不足や、貧血になってしまうので
医療機関を受診しましょう。

 

 

妊娠中に使える処方薬や、漢方薬、点滴など処置を
してもらえ楽になります。また、我慢をしすぎると
赤ちゃんにも影響が出てしまうので我慢をせずに、
受診をしましょう。

 

私も検診を待たずに、一度辛く受診をしたら
「ここまで我慢しないでください!
すぐに点滴します!後少しで入院でしたよ!」
と叱られてしまいました。

 

どこまで、我慢をして、受診の目安は
どうなのだろう…と考えてしまうと思いますが
辛くて動けない場合は受診する事をお勧めします。

 

 

つわりのこんな症状には気を付けて!

 

上記にも記載しましたが私がお医者様に
叱られたのは妊娠悪阻(にんしんおそ)と
言うものになっていたからでした。

 

妊娠悪阻とは、つわりがさらに酷くなり
食べ物が食べられなく、体重が減少してしまう。

 

飢餓状態になりエネルギーの源である
ブドウ糖が不足し低たんぱく血症がおきます。

 

さらに進むことで肝機能、腎障害が起きます。

 

そして、そのままにしている事で、
ウェルニッケ脳症になり命の危険が出ます。

 

妊娠悪阻とは中々ならないそうですが、
つわりが酷いと稀になります。

 

なので
・ずっと吐いてしまって、食べる物を受け付けない
・飲み物を飲んでもすぐに吐いてしまう
・頭痛が酷く、動けない
・めまいがする
・体重が減る
などの症状がある場合は
すぐに医療機関を受診しましょう。

 

受診する時に一日に何回吐いた
飲み物を飲めるか・どのくらい飲んでいないか
頭痛はあるかどのようなめまいかなどを詳しく
伝えると、自分に合った治療法が見つかります。

 

妊娠はお母さん一人の身体ではないので
我慢をしないようにしましょう。

 

 

我慢をしすぎず、辛いときは病院へ

 

つわりは、元気な赤ちゃんがいる証拠!と
言われたり思う方もいますが辛いつわりは、
お母さんの身体の負担にもなりますし
我慢しすぎると、赤ちゃんへ影響が出ます。

 

食べる時間の感覚を短くし、一回の量を減らしたり
身体を温めたり横になり、身体を休めましょう。

 

また、辛くて動けないつわりの時は我慢をせず
医療機関に相談しましょう。相談する事で
つわりも改善されたり相談したことで、
ストレス軽減にもなりますよ。

 

元気な赤ちゃんに会えるため、辛いつわりを
乗り越えていきましょう。

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