つわり、天気によって酷くなる?悪化した時の対処法
自分が妊娠していることが分かると、とても
喜ばしい気持ちになりますよね。
しかし、喜びや嬉しさと同時に「つわり」が
すぐに思い浮かぶ人も少なくないと思います。
初めての妊娠でまだつわりを経験したことの
ない人はどのような症状が現れるのか不安な
思いを抱えていると思いますし、経産婦さんも
「またつわりが来るのかな。」
「一人目とは違う症状なのかな。」
と何かと気になってしまうものですよね。
今回は、そんな「つわり」と「天気」には
どのような関係性があるのか、ご紹介して
いきます。
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そもそもつわりとは?
つわりは、妊娠初期から多くの妊婦さんに
起こり、早ければ妊娠4週ごろから始まり、
10〜12週ごろには治まるといわれています。
ただし、症状によっては出産前日まで続く
場合等もあり個人差が大きいとも言えます。
主な症状として、吐き気、嘔吐の消化器症状
の他、倦怠感や激しい眠気に襲われると
いったことが挙げられます。
私自身は妊娠初期に食べづわりがあり、
自宅から職場まで車で30分程の距離でも
時々耐えられない吐き気に襲われ、コンビニに
寄りパンやおにぎりを食べながら乗り切った
経験があります。
もう一つ、出産当日まで痰が喉にずっと
引っかかっているような感覚があり、
歯磨きの度に嗚咽していました。
友人や身内にこの症状が現れた人が
いなかったためなかなか理解してもらえず、
つわりは個人差が大きいということを
実感しました。
つわりはなぜ起こるの?
大きな要因として、ホルモンバランスの
崩れが挙げられます。
また、精神的ストレスからくるという
考え方もあります。妊娠すると喜びの
気持ちが大きい反面、自分の体内で一つ
の命を預かり育むことに対する不安や心配
も付きものです。
私は元々心配性な性格だったこともあり、
毎日不安な気持ちと向き合う日々でした。
フルタイムで仕事をしていたこともあり、
「朝から晩まで働いて赤ちゃんは苦しく
ないだろうか?」、
「もし転倒してしまったらどうしよう。」
というマイナスなことばかり考えて仕事から
帰宅後は訳もなく涙を流す日もありました。
天気によってつわりが酷くなる?
曇りや雨の日になるとつわりが悪化するという
方は少なくありません。妊娠前から低気圧が
近づくと頭痛や吐き気を催していた人は特に
つわりの症状が悪化する傾向にあります。
つわりの症状と天気の関連は明確な原因は
分かっていませんが、気圧の変化が影響して
いるのではないかと言われています。
「気象病」という言葉がありますが、これは
気象の変化によって体調に何らかの変化が
起こる事で発生する病気の総称で、雨の日の
つわり症状悪化は気象病のひとつと考えら
れます。
気象病の症状としては、めまい・吐き気・
頭痛・関節痛等が挙げられます。
また、妊娠中は行動の制限や禁酒など、
どうしても我慢しなくてはならない環境に
なり自然とストレスが増加する中で天気まで
曇りや雨となると、余計に気分が滅入って
しまうものです。
私自身も悪天候の日には無意識に気分が
落ち込み、吐き気が悪化して嘔吐までして
しまうことが多々ありました。頭痛が起こった
日にも妊娠中はすぐに薬に頼ることもできない
ことがまたストレスとなっていました。
悪天候日につわりが悪化する際の対処法は?
妊娠中は、湿度に敏感になるため、雨の日や
梅雨時期につわりが悪化することも考えられ
ます。
よく、「炊きたてのごはんの匂いが特にだめ」
という話を耳にしますが、これも水蒸気が
関係していると考えられます。
対処法としては湿気の少ない場所で過ごすこと
が大切です。除湿機で湿度をコントロール調節
するのも良いでしょう。
ただしあまり乾燥しすぎることはよくありません
ので適度に湿度コントロールしてください。
臨月になると産院で「適度な運動をしましょう」
と言われることがあるかと思いますが、曇りや
雨で体調が悪い中無理に体を動かす必要はあり
ません。
少しでも体を動かしたい時にはマタニティヨガ
などをすると心も身体もリフレッシュでき
効果的ですよ。
素敵なマタニティライフを過ごすために
妊娠中は身体的にも精神的にもとてつもなく
大きな変化が起こります。十月十日、お腹の
中で育て一心同体となって生活をしている
なんて本当に不思議な経験ですし、大切な
命を守ろうと様々なことが心配になることは
当たり前のことだと思います。
そんな中、天気が悪いと気持ちもどんより
としてしまいがちですが、少しでも快適に
楽しくマタニティライフが送れるよう、工夫して
いきたいものですね。
つわりはいつか必ず終わります。
可愛いわが子が順調に育ってくれている
証拠だと思って、頑張って乗り切りましょう!