つわりで疲れてしまう〜原因や疲労感を軽減する方法〜

つわりで疲れてしまう〜原因や疲労感を軽減する方法〜

 

妊娠するとまず最初に訪れる試練「つわり」。
辛さは人それぞれであり、まさに、本人にしか
その辛さはわかりません。

 

私も、辛いつわりに苦しんだ一人です。
毎日、辛いつわりに心も体も疲れてしまって
ヘトヘトになり、時には
「一体いつまで続くんだ・・・」と
めげそうになりました。

 

しかし、本当は妊娠して幸せいっぱいのはずです。
つわりに負けず、その幸せに浸りたいですよね?
つわりを乗り越えるために、その疲労感を
軽減する方法はあるのでしょうか?

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つわりっていつから始まるの?

 

まず、つわりはいつ頃からはじまるのでしょうか?
一般的には、だいたい妊娠6週くらいから始まり
12週から14週くらいには治まると
言われています。いわゆる、胎盤が完成し
安定期に入った、と言われるころまでには
治まるようです。

 

私も、まさしくその通りでした。
妊娠していることがわかり、
「なんだか胃がムカムカするなぁ」と
思い始めたのがちょうど6週頃で、
「最近体調がいいな」と思ったのが
12週くらいで、そのまま治まりました。

 

中には出産するまでつわりが続くという方も
いらっしゃるようですが、そうなると
本当に辛いですよね。

 

しかし、それは本当に稀なことだと
思いますので、そこまでは心配しなくても
大丈夫だと思います。

 

 

どうしてつわりは起こるの?

 

そもそも、妊娠するとどうしてつわりが
起こるのでしょうか?一つにはホルモンバランスの
乱れだと言われています。

 

妊娠するとhCGホルモンが分泌されたり、
黄体ホルモンが急増したり、と妊娠を
維持するために必要なホルモンが急増することで、
ホルモンバランスが乱れ、それがつわりを
引き起こすのではないか、と言われています。

 

次に、拒絶反応ではないか、という説もあります。
人間の体は体内に異物、が侵入すると外に
出そうとする働きがあります。

 

つまり、着床し育っている胎児を異物と
捉えつわりが起きるのではないか、と
言われています。

 

三つ目に、思い込みという説。
妊娠するとつわりになるものだ、という妊娠と
つわりがセットになっている思い込みです。

 

私の場合、インターネットで
「つわりは妊娠6週くらいから始まる」と
書いてあるのを読んだ後、急につわりの
症状が始まりました。
これこそ、まさに思い込みですよね。

 

四つ目は、赤ちゃんを守るためです。
妊娠初期は胎盤が完成しておらず、
一番流産しやすい不安定な時期です。

 

ですので、油断、無理は禁物。ところが、
つわりがあると、その辛さから外出を控えたり、
横になって休んだりしますよね?
つまり、無理できない状況になるわけです。

 

ということで結果的に、一番不安定な時期に
つわりがあることで、母体に無理させないことで
赤ちゃんを守っているのです。

 

どうでしょうか?
辛いつわりですが、
「赤ちゃんを守るため」と捉えれば、
その疲労感は少し和らぐのではないでしょうか?

 

以上、なぜつわりがあるのかは諸説あります。
しかし、今のところ医学的に確実な理由は
まだわかっていないようです。

 

 

つわりの症状について

 

一番多いのは「吐き気」だと思います。
特に特定の匂いによる吐き気です。

 

例えば、私の場合は洗濯洗剤の匂い、
お風呂の匂い、冷蔵庫の中の匂いがダメでした。
これらの匂いを嗅ぐと「うっ」と吐き気が・・・。
みなさんも、つわりの間は特定の匂いが苦手に
なった、という方もいらっしゃるのではない
でしょうか?

 

それから次に、「嘔吐」です。
これは、吐き気だけでおさまらず実際に
吐いてしまうのですよね。本当に辛いです。
トイレから出られません。

 

私も夜中に眠いのに気持ち悪くてトイレから
出られないことも多々ありました。

 

そんな時は残念ながら、妊娠できた
喜びなんてどこへやら、です。

 

これら二つの症状が、つわりと言えば、
というくらい最も多い症状だと思ます。

 

さらに酷いと、何を食べても吐いてしまう、
何を飲んでも吐いてしまう、そして体重も
減ってしまう、いわゆる悪阻という状態も
あります。

 

その場合は、医療的な対処も必要と
なりますので、無理をせずきちんと病院に
いきましょう。

 

 

つわりからくる疲労感を軽減するには?

 

さて、本題の「つわりからくる疲労の軽減方法」
についてですが、正直申しまして、つわりの
疲労感を軽減するのは本当に困難です。

 

しかし、そう言ってしまってはなんの解決にも
ならないので、私の体験から、私が試して効果が
あったものをいくつか書いてみたいと思います。

 

まずは、つわりで食欲もないかもしれませんが、
「これだったら美味しく感じる」と
思うものを食べるのが良いです。

 

よく、つわりの時はやたら酸っぱいものが
食べたくなる、とか、やたらマクドナルドのポテト
が食べたくなる、などの話が聞かれますが、
私の場合は、アイスでした。

 

気持ちが悪い時アイスを食べると落ち着くのです。
特におすすめなのは、一口で食べられる
ようなアイスです。

 

手で持たずに寝ながら口のなかで転がせる
からです。やはり、食べたいもの、美味しいと
感じるものを食べると心が満たされ。疲労感も
軽減されると思います。

 

また、こんなものばかり食べてしまって・・・
という罪悪感を捨てるのも大切です。
赤ちゅんの栄養にならない、と心配される方も
いらっしゃると思いますが、つわりは期間限定
のものですので、その短い期間の栄養について
そこまで神経質にならなくても大丈夫です。

 

私は、胎盤ができてからのほうが
「私が食べたものがへその緒を通って赤ちゃんに
運ばれると思い、食べ物には気をつけていました。

 

そして、つわりから意識をそらせられるものを
する、です。私は、家の中に一人でいると
自分の体調にばかり意識が行ってしまうので、
辛いけど外に出るほうが気持ちが楽でした。

 

友達と話すなどもおすすめです。
その際、妊娠、つわりなどの話ではなく、
妊娠前に友達と話していたような内容の話を
するのが良いと思います。

 

とにかく、自分の体以外のものに意識が
向くような状況を作ると、一瞬でもつわりの
ことを忘れられます。

 

「あれ?今つわりのこと忘れてたな」
と思った時は、なんとなく気持ちが軽くなり、
つわりの疲労感も少しは軽減されたような
気がしました。

 

最後に、おすすめなのは「開きなおる」です。
もう、これしかありません。

 

「だって私妊娠してるんだから仕方ないじゃん」

 

「この辛さも妊娠したからこそ味わえることなんだ」

 

「この子がお腹に宿ってくれたからこそなんだ」

 

「もう、どこまでもつわりに耐えてみせるぞ」

 

と、赤ちゃんがお腹に宿って育ってくれて
いることに感謝をしながら、
「つわり、どーんと来い」と開き直って
みることも大切です。

 

 

つわりでの疲労感、自分に合った方法を探してみて

 

以上、つわりについて、時期や、
どうして起こるのか、また、軽減方法について
説明してきましたが、いかがでしたでしょか?

 

つわりって、本当に辛く、心身共に
疲れ果ててしまうものです。

 

でも、それは一時的なもの。10ヶ月の
妊娠期間中の最初の数週間です。

 

開き直りつつ、つわりの疲労軽減方法、
もしよかったら試してみてくださいね。

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