切迫早産での入院生活の過ごし方や入院中に出来ること

切迫早産での入院生活の過ごし方や入院中に出来ること

 

妊娠中期や後期に入ると、
つわりの症状が軽減される人も多くなり、
つい行動範囲が大きくなってしまったり、
無理をしてお腹が張ってしまうという妊婦さんも
多くなってくると思います。

 

生理的にお腹が張っても
おかしくない時期ではありますが、
頻繁なお腹の張りや、
痛み出血を伴う張りには
注意が必要な時期です。

 

無理が続くことで、
切迫早産の診断がされることもあります。

 

切迫早産には度合いがあり、
自宅での安静生活から
入院が必要な状態まで様々です。

 

今回は、切迫早産の入院中の過ごし方や
できることなどをご紹介したいと思います。

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切迫早産の症状

 

 

私はつわりが終わり、
妊娠中期に差し掛かったころ、
上の子がいることもあり、
外出をして過ごすことも多々ありました。

 

車の運転もしていましたし、
座ること、立つことが多い生活が、
知らない間に体に無理が溜まっていたようです。

 

お腹が張ることが多く、
次の検診で一度先生に伝えてみようと思い、
約1ヶ月その状態を我慢していました。

 

出血や痛みが伴わなかったので、
頻繁なお腹の張りを軽く見ていたかと思います。

 

検診の時にお腹の張りを伝えると、
今の時期にしてはお腹の張りの訴えが強く、
日常生活で安静が難しいのであれば、
薬を飲むことをおすすめされました。

 

妊娠中の薬の服用には、
とても抵抗があったので、
飲むことを迷いましたが、
赤ちゃんが生まれてしまうことのほうが怖かったので、
服用をすることに決めました。

 

はじめに服用したのは、
ズファジランという張り止めです。

 

副作用には軽い動悸や頭痛がありました。

 

しかし、
服用中にはお腹の張りが治まっていたので
効果はバッチリだったんだと思います。

 

 

切迫早産の度合いと入院まで

 

切迫早産と一言で言っても、
症状の度合いには様々です。

 

妊娠中期から切迫早産の診断をされていた私は、
はじめにはズファジランという
軽めの張り止めを飲んでいましたが、
赤ちゃんが大きくなり、
妊娠中保たなければならない、
子宮頸管の長さが短くなることもあったので、
ウテメリンという薬を飲み、
自宅安静をして過ごしていました。

 

自宅安静とは言っても、
掃除洗濯、食事の用意などの家事をこなしたため、
お腹の張りはひどくなることもありました。

 

また、ウテメリンが私の体には合わなかったようで、
動悸や手の震えといった副作用が、
とても大きく出てしまい、先生に相談をしました。

 

薬で症状を抑えることができ、
ゆっくりとした生活を送れる人は、
自宅安静が心にも体にも良い方法でありますが、
そうすることができなかった私は、
先生から入院をして安静を
保つべきであることを伝えられました。

 

1人目の出産のとき以外で、
病院に入院をしたことがなかったので、
不安な気持ちが大きく、辛い時期でした。

 

家に残す家族はどうしよう。

 

食事やお金のことなど、
何一つ準備をする前の入院指示だったので、
とても心配でいたたまれない気持ちでした。

 

午前中に検診があり、午後には入院し、
そこから約2週間の入院生活が始まりました。

 

 

入院中の過ごし方

 

切迫早産での入院の場合、
基本的にトイレ以外建ってはいけません。

 

重度な人は、トイレや食事さえ
寝たままという人もいました。

 

私の場合は、
点滴に24時間繋がれ、
トイレ以外立ち上がることは基本的に禁止。

 

食事や面会の際、起き上がることは可能といった状態でした。

 

看護婦さんが、着替えや食事の準備など
すべてにおいてお手伝いをしてくださり、
本当にありがたい気持ちでした。

 

元気な赤ちゃんを出産するために、
今は家族みんなが頑張る時期だと
心に言い聞かせて、毎日をベットの上で過ごしました。

 

点滴にも副作用があり、
病室内で仲良くほかの患者さんと話すという
明るい雰囲気でもありませんでした。

 

なんせ寝たきりなので、
隣の人の顔さえもわからないような状態で過ごしました。

 

寝たきりが、太るもとにならないかと
心配もしましたが、
バランスの良い3回の食事は、
太るどころか、腸の動きも良くなり、
体が軽く感じられるほどでした。

 

定期的に行われる、張りの度合いと
赤ちゃんの心音のチェックが、
入院中に一番楽しいことでした。

 

上の子が、
パパやおばあちゃんと会いに来てくれるたびに、
なんだか成長しているような気がして、
涙をこらえることも多々ありました。

 

小さいながらに、ママが家に帰らないことを理解し、
周りの大人を信用して過ごす姿が、
励ましをたくさん与えてくれました。

 

 

入院中にできること

 

入院をしてしまうと、
本当に暇で仕方ありませんでした。

 

1日中寝ころんでおかなければならないということが、
こんなに厳しいものなのかと感じます。

 

背中や体全体が痛くなりますし、
お腹が大きいので、
右に向くか左に向くかの選択肢しかありません。
そんな生活の中でも、
楽しめたことは、
赤ちゃんの名前を考えることです。

 

本を隅々まで読み、
赤ちゃんにつけたいと思う名前を
たくさん考えました。

 

その他には、育児雑誌や、
子育てのためになりそうな本を
病院内の図書から借り、
ずっと読んで過ごしたりもしました。

 

私はもともと、眼科得て落ち込みやすかったり、
不安な気持ちをプラスにすることが
苦手ということもあり、
ネットで切迫早産の事を検索したり、
ブログを読むということは、
入院中は特にしませんでした。

 

心が悲鳴を上げてしまっては、
何のためにみんなが頑張っているのかわかりません。

 

信頼している先生や、看護婦さんの話をよく聞き、
わからないところや気になることは
すべて相談し、解決するように心がけました。

 

これが、私にとって
入院生活を前向きに過ごすことができたことに
繋がっていると感じています。

 

出産を迎えるその時までの辛抱です。

 

お母さんが一番赤ちゃんを守ることができる、
守らなければならない存在であるということを、
いつも忘れずに頑張って乗り越えてほしいと思います。

 

 

家族の支えとプラス思考が一番の治療

 

入院の診断を受けた時、
頭の中が真っ白になることもあるかと思います。

 

どうすればいいんだろう。と
不安でいっぱいになるでしょう。

 

でも、あなたが考えているよりも、
なんとかなるものですよ。

 

今だけ周りの大人に頼り切って、
お腹の中の赤ちゃんの事を一番に考えましょう。

 

マイナス思考にとらわれるような
無駄な行動をしないようにすることなど、
心をリセットすることができる期間でもあります。

 

生まれてくる赤ちゃんと、
今頑張っている家族との未来を
たくさん想像しながら、
入院期間を少しでも楽しむことかできればいいな。と
思います。

 

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