臨月で逆子が治ることはある?実際に治った経験談や解消法について

臨月で逆子が治ることはある?実際に治った経験談や解消法について

 

健診の時、赤ちゃんが逆子になっていると
言われる妊婦さんも少なくないのではない
でしょうか。

 

お腹の中に十分なスペースがある間は
赤ちゃんも自由に位置を変えることが
出来るので、何も対策をしなくても
正常な位置に戻っていることが多いです。

 

しかし、臨月になっても元の位置に戻る
気配がないと、とても焦ると思います。

 

私の赤ちゃんも臨月までずっと逆子でした。
今回は、その時の逆子の解消法や経験談
などをお伝えします。

sponsored link

逆子の原因や母体・胎児への影響

 

通常、赤ちゃんは頭を下にしてお腹の中に
いますが、頭が上になっていることがあり、
その状態を逆子(骨盤位)と言います。

 

妊娠週数が低い初期や中期の頃、赤ちゃんは
羊水の中で自由に回転することが出来るので、
健診の時にたまたま逆子だった、というのも
決して珍しいことではありません。

 

赤ちゃんの成長が進み頭が重くなって
くると、自力で下を向いて正常な位置に
とどまってくれるので、妊娠31週までは
自然に治ることが多いそうです。

 

私の赤ちゃんはわりと初めの頃から逆子
でしたが、私自身も赤ちゃんも経過は
とても順調で、病院からも気にせず過ごして
大丈夫だと言われていました。

 

周りの友人も妊娠中期で逆子になっている
人が結構多かったです。

 

臨月に近づくとと赤ちゃんがお腹の中で
動けるスペースも少なくなってきますが、
この時期に逆子が治っていないとなると
以下のような理由が考えられます。

 

・子宮筋腫がある
・子宮口付近に胎盤がある
・子宮が固い、骨盤が狭い
・赤ちゃんの首にへその緒が巻き付いていて
動けない

 

私も逆子がなかなか治らずとても心配
でしたが、「赤ちゃんは逆子の方が
居心地がいいのかもしれないね」
という先生の言葉を聞いて、あまり気に
し過ぎないように過ごしていました。

 

 

自宅で出来る逆子の解消法は?

 

臨月に近づいてもに入っても逆子が
治らない場合は、赤ちゃんが頭を下に
向けてくれるようこちらから対策を
取っていく必要があります。

 

逆子の治し方は色々ありますが、方法に
よっては胎盤がはがれたり破水してしまう
可能性もあるので、決して自己判断せず
病院に相談するようにしましょう。

 

私は病院から以下の2つを自宅で実践
するように指示を受けました。

 

・横向きで寝る
赤ちゃんの背骨の位置によって左右どちらを
下にするか変わるので、健診で赤ちゃんの
位置を確認してもらい、指示のあった方向を
下にして眠ります。

 

・逆子体操
妊娠31週あたりに逆子体操をするよう指示を
受け、毎日寝る前に実践していました。

 

胸膝位(きょうしつい)と仰臥位(ぎょうがい)
という方法がありますが、私は胸膝位を
していました。

 

逆子体操は早くから実践しても赤ちゃんが
また元の逆子の位置に戻ってしまう可能性も
あるので、担当医から指示があった週数から
始めるようにして下さい。

 

それと、病院から指示があったわけでは
ないですが、「頭を下に向けてね」と
赤ちゃんにたくさん話しかけるように
していました。

 

 

医師による逆子の治し方

 

逆子を治す方法の1つとして「外回転術」
というものがあります。私も先ほど
述べた2つの方法を実践しても逆子が
治らなかったので、担当医からこの方法を
教えてもらいました。

 

外回転術は、医師がお腹に手を添えて
赤ちゃんを外側から回転させる医療行為
で、だいたい妊娠35週以降に行うようです。

 

この方法で逆子が治る確率は60〜70%と
言われていますが、治ったあとにまた
逆子に戻る可能性も0ではないそうです。

 

外回転術は施術中に胎児の心拍が
下がったり、破水や出血などが起こったり、
緊急帝王切開になる可能性があるなど、
色々リスクもあります。

 

また、母体に何か異常があったり、
帝王切開の経験がある方がこの方法を
実践することは難しいようです。

 

私たち夫婦もこの方法を実践するかとても
悩みましたが、逆子でも赤ちゃんの成長が
ずっと順調だったことと、私自身踏み切る
勇気が出なかったので、無理に動かすのは
やめようという決断になりました。

 

外回転術は健康保険が適応されるため
費用は2〜3万円程度とそこまで高額では
ないので、母子ともに問題がなく、挑戦して
みたいと思う方はご家族や担当医としっかり
相談した上で進めて下さい。

 

 

臨月で逆子が治った経験談

 

逆子が治らずお産になってしまうのは、
全体の約3%〜5%ほどで、赤ちゃんへの
負担を考えて帝王切開を選択する産院が
多いようです。

 

予定帝王切開の場合は陣痛が来る前に
出産していることが望ましいため、出産日を
妊娠37〜38週で設定するそうです。

 

私も妊娠35週の健診で、38週の日に手術を
予約しました。

 

自然分娩で産めなくなってしまうことに少し
残念な気持ちもありましたが、赤ちゃんは
順調に育っていたので、入院の日まで
体調を崩さないように心がけていました。

 

ところが、臨月最初の健診で逆子が
治っていたのです。私たち夫婦はもちろん、
病院の先生や看護師さん達もかなり
驚いていました。

 

ずっと逆子が治らずモヤモヤした日々を
送っていたけれど、帝王切開で頑張って
赤ちゃんを産もう!

 

と心に決めてリラックス出来たのが
良かったのか、最後の最後で正常な位置に
なってくれました。

 

逆子体操も、諦めずに続けていて
良かったなと思います。

 

その後も赤ちゃんは逆子に戻ることなく、
自然分娩で出産することが出来ました。

 

 

赤ちゃんと自分を信じて

 

赤ちゃんは思わぬタイミングで奇跡を
起こしてくれることがあります。

 

逆子を治す方法はたくさんありますし、
自然分娩のタイムリミットもありますが、
赤ちゃんと自分を信じてあげることが
何よりも大切ではないかと思います。

 

予定日が近づいてくるとどうしても
諦めモードになってしまいますが、
臨月でも逆子が治る可能性は0では
いので、諦めずに過ごして下さい。

関連性のある記事