臨月、骨盤が痛い！考えられる原因や効果があった対処法

臨月に入り、いよいよ赤ちゃんに会える日が
近づいてきて、緊張や楽しみなど、どんな
気持ちで過ごされているでしょうか。

これまで様々なマイナートラブルを乗り越えて
こられたかと思いますが、臨月に入っても何かと
心身の不調に悩まされている人も少なくない
と思います。

私もそうでしたが、臨月になって骨盤が痛いと
感じるようになり、とても辛い思いをしました。

今回は臨月に骨盤が痛くなる原因や対処法を
お伝えしようと思います。

妊娠するとホルモンの影響で身体に色々な
変化が出てきますが、骨盤もその１つで、
妊娠週数が進むにつれてどんどん広がって
いきます。

骨盤の広がりは赤ちゃんが外に出てくるため
自然なことですが、妊娠中に限らず痛みを
感じるのは主に骨盤の歪みからで、原因
としては次のことが考えられます。

・長時間同じ姿勢
私は長年デスクワークを続けていたので、
日中は自分のデスクに座り続けていることが
多かったです。その影響だと思いますが、
時々腰痛に悩まされていました。

・骨盤に負担のかかる姿勢を取っている
私は座る時に足を組んだり、床に座る時に
いつも同じ方向で横座りをしてしまう癖が
ありました。このような癖も、骨盤の歪みに
繋がるそうです。

骨盤の歪みは骨盤の痛みだけでなく、腰痛を
悪化させたり、肩こりや頭痛を引き起こし
たりと、身体の様々な部位に不調をきたす
ようです。

普段の何気ない習慣から骨盤が歪み、痛み
へと繋がっています。知らないうちに身に
ついてしまっていてなかなか気付きにくい
ですが、骨盤の痛み以外にもトラブルを
引き起こさないためにも意識して過ごすことが
大切かもしれません。

臨月になると赤ちゃんもだいぶ大きく成長し、
体重も3,000g近くなっているので、重たい
お腹を抱えての生活は本当に大変です。

その上に骨盤の痛みが加わると、とても
辛いですね。私はあまりの痛みで歩くこと
も辛く、外に出られない時がありました。

臨月に痛みを感じる原因としては、
ホルモンの影響に加えて以下のことが
考えられます。

・体重増加
臨月は特に増えやすくなっています。
私も最後の１ヵ月に４kg増え、今まで
経験したことのない体重になりました。

普段以上の体重を支えているので、腰や
骨盤に負担がかかるのも当然のことです。

・妊娠中の姿勢
お腹がどんどん出てくると、どうしても
「反り腰」の姿勢になってしまいます。

この姿勢の影響で骨盤が歪んで痛みが
出たり、腰痛を引き起こすそうです。

・運動不足
臨月になると外出が慎重になってしまったり、
思うように動けなくなるので運動不足に
なりがちです。私も産休に入り、家で過ごす
時間が増えてしまいました。

運動不足になることで腰や骨盤回りの筋肉が
固くなったり、血行が悪くなったりと、
痛みを感じやすくなることに繋がります。

私は臨月になるまで骨盤の痛みを感じる
ことがありませんでした。元々骨盤の歪みは
あったでしょうが、臨月の身体の変化の
影響は大きかったように思います。

私は骨盤の痛みで歩くのもままならず、
こんな調子で出産を乗り切れるだろうか？
と、すごく不安でした。

そんな私の姿を見て、助産師さんが
骨盤ベルトの着用を勧めて下さいました。

オススメしてもらったのは「トコちゃん
ベルトⅡ」で、最初は着け方に少し戸惑い
ましたが、このベルトのおかげで痛みが
緩和され、日常生活がだいぶ楽になりました。

トコちゃんベルトは安い商品ではないですが、
骨盤ベルトは産後の骨盤矯正に役に立ちますし、
私は今でも腰痛がひどい時に使用しているので、
１つ持っていると安心かもしれません。

病院でサイズや着け方などを確認することを
オススメします。

骨盤ベルトでも改善しない場合、病院の
許可がおりれば整体やマッサージなどを
受けてみるのもいいかもしれません。

他にも自宅で出来るセルフケアとして、
身体を温めたり、ストレッチをしてみる
ことで固まった骨盤周りの筋肉がほぐれ、
楽になるかもしれません。

歪みを少しでもなくすために、普段の姿勢や
座り方に注意するのも大切です。

臨月で出来ることも限られてくるかと思い
ますが、痛みがとても強くて辛い時は安静に
するなど、出来る範囲で痛みの解消に取り組み
ましょう。

出産が近づいてきている時に骨盤が痛くなると
赤ちゃんは大丈夫か？ちゃんと出産出来るかな？
など不安が増すかもしれません。

遅かれ早かれ痛みは消えてくれると思うので、
ご自身に合った対処法を試しながら、なるべく
リラックスして過ごして下さい。

そして出産後、落ち着いたら今後のためにも
しっかり骨盤のケアをしてあげて下さいね。