子宮口、いつから、どれくらい開く?開かせるのに有効的な方法
自然分娩の場合、必ず子宮口は全開に開かな
いと赤ちゃんを出すことはできません。
閉じている状態から一気に全開に開くわけ
ではなく、徐々に時間や期間をかけて開いて
いきます。
出産予定日付近になっても子宮口がカチカチ
に閉じているという人もいるようで、
どうしたら開くのか悩みますよね。
子宮口が開く間隔はどんなペースが通常
なのかと心配になる人もいると思います。
今回は子宮口がいつから、どれくらい開く
のか、また開かせる方法について私の経験談も
交えながらお話しさせていただきます。
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子宮口はいつから開き始める?
子宮口が開き始めるのには、個人差があります。
しかし、正産期に入る37週くらいから
子宮口が開いてくる方が多いと思います。
子宮口の開きは、初産婦、経産婦で多少
変わってくるようです。やはり初産婦の場合、
子宮口が堅く開きにくいことが多いそうです。
そして、経産婦の場合は出産経験が
あるため、子宮口が開きやすいそうです。
私が娘を妊娠中、初産婦で37週の内診で
子宮口が1p開いていると言われました。
しかし、出産予定日になっても子宮口
1pから変わらず、結局出産予定日を
6日超えて出産となりました。
子宮口が開く間隔は?
私のパターンのように、子宮口が開き
始めても、そこからなかなか開かない
ということもあります。
基本的に子宮口が開く間隔としては、
約2週間〜1ヶ月くらいかけて1p刻み
に徐々に開いていくのが一般的です。
陣痛が来る前に子宮口が全開に
開くことはなく、だいたい陣痛が来る頃
には子宮口が2〜3p開いている
という人が多いと思います。
ここから分かるように、子宮口はいきなり
開くのではなく、陣痛が来るまでに時間を
かけて徐々に開いていきます。
そして陣痛中に子宮口はどんどん
開いていき、子宮口が全開になった
ところでやっと分娩台でいきむことが
できるのです。
子宮口を開かせるのに有効的なことは?
子宮口を開かせるのに有効的なことは、
よく言われるのが、運動をすることです。
運動といっても、妊婦さんができる
運動でランニングや筋トレなどお腹に
負担をかける激しい運動はもちろん
できません。
私が子宮口を開かせるのに最も有効的
だった運動が、早歩きをすることです。
出産予定日に内診をしてもらったときに
子宮口は柔らかいけど、まだ1pしか
開いていないと言われ、妊婦検診から
帰ってきて、早速運動をしました。
今まで運動をさぼってきていたため、
出産予定日になっても子宮口が1pしか
開いていなかったのかは分かりませんが、
できることはやろうと思いました。
そこで、今までは気が向いたらダラダラと
歩いていたのですが、お腹を張らせるため
に早歩きをしてみました。
早歩きをしている最中もお腹の張りは
明らかに強くなっていて、
その日の夜におしるしがありました。
念のため次の日に病院で診てもらうと、
子宮口が3pまで開いていました。
そこからすぐに陣痛がくることは
なかったのですが、それから毎日
早歩きで散歩を続けていたら、陣痛
促進剤を使用する前に自然に陣痛がきました。
出産予定日になっても陣痛がこない人は
多少体に負担をかける早歩きですが、かなり
効果があると思います。
出産するときは子宮口はどれくらいまで開く?
出産するときは子宮口は全開に開いた
状態でやっといきむことができるのですが、
その全開とは、子宮口10p開くことです。
子宮口が10p開く前に赤ちゃんが
下りてくるときにどうしてもいきみたく
なってしまうのですが、10p開くまでは
絶対にいきむことができないのです。
理由としては、赤ちゃんの頭の大きさは
だいたい直径10pくらいなのですが、
10p開く前にいきんでしまうと子宮が
裂けてしまう恐れがあるそうです。
そして赤ちゃんがスムーズに出てくるように
するためにも子宮口が全開の10p開かないと
いきむことができないのです。
私も子宮口が全開の10p開く前から
いきみたい感じがあり、それを
我慢するのがとても辛かったです。
これをいきみ逃しというのですが、
このいきみ逃しをするためには1人
ではなかなか耐えられないくらい
辛いのです。
そんな時に一番頼りになるのが旦那さんなので、
旦那さんにお尻を思いっきり押してもらう
ことで、かなり楽になります。
特にテニスボールでお尻を押してもらうと
テニスボールの大きさがピンポイントで
良い場所を押してくれるので、ぜひ事前に
準備しておくことをおすすめします。
子宮口が開く間隔は個人差がある!
子宮口が開く間隔は、本当に
個人差があります。
出産経験がある人は出産予定日よりも
出産が早まるという迷信もあるように、
子宮口も開きやすいようです。
しかし、初産婦でも子宮口が開きやすい
体質の人も、もちろんいますので、
一概に初産婦は子宮口が開きにくい
とは言えません。
そして、子宮口を開かせる方法についても、
よく言われるように運動が一番です。
ダラダラ1時間歩くのと、早歩きで
30分歩くのではお腹の張り具合も
違いますし、子宮口も柔らかく
してくれるはずです。
出産予定日付近になっても子宮口が
堅くて開いていない場合は是非、
早歩きを試してみてください。
必ず効果があるとは言えませんが、
私は早歩きをすることで子宮口が
1日で1pから3pまで開く
ことができました。
無理をしない程度に運動として
取り入れてみてはいかがでしょうか。