臨月の頻尿、トイレが近い原因や試してほしい対処法

妊娠中はホルモンバランスが乱れたり、
赤ちゃんの成長と共にお腹が大きくなる
ため身体に色々な変化が起きます。

妊娠中の頻尿でトイレが近い症状に悩ま
される人も多いのではないでしょうか。

私もそうですが、特に臨月は夜中に尿意を
感じて起きてしまうことが毎晩続きました。

今回は、臨月に頻尿になってしまう原因や
対処法についてお伝えします。

妊娠することによってホルモンバランスが
崩れるので様々なマイナートラブルに
悩まされますが、トイレが近くなってしまう
こともその１つです。

その症状に悩まされる時期は個人差が
ありますが、主に妊娠初期や後期に多く
見られます。

私も妊娠初期と臨月に頻尿になりました。

膀胱は子宮の真下にあります。
子宮が少しずつ大きくなることにより
膀胱が圧迫されてしまうため、尿が少し
溜まっただけでも尿意を感じてしまいます。

また、妊娠したことで血流がいつもより高く
なるので、その影響で腎機能が活発になり、
尿が出やすくなることも考えられます。

子宮の位置が上がってくる妊娠中期に一旦
症状が治まるようですが、中期も引き続き
頻尿に悩まされる方もいるでしょうし、
妊娠中全く悩まされなかったという方も
いると思います。

何度もトイレに行っていると赤ちゃんに影響が
ないか不安に思うかもしれませんが、これは生理
現象なので気にし過ぎないようにしましょう。

お仕事をしていたり外出中だとなかなかトイレに
行くタイミングがなかったりしますが、我慢し
過ぎると膀胱炎になってしまう可能性があります。

また、頻尿で排尿痛がある場合は膀胱炎の
可能性があるので、担当の医師に早めに
相談するようにしましょう。

臨月になると子宮が少しずつ下がって
くるため、膀胱への圧迫が強くなり、
頻尿や尿漏れの傾向が強くなってきます。

予定日が近くなると赤ちゃんの頭がさらに
下がってくるので、頻尿の症状は今まで
よりも強くなるでしょう。

私もお腹が大きくなってきてからは毎日
夜中にトイレで起きていましたが、周りの
人も同じような症状に悩まされていました。

夜中にぐっすり眠れなかったり、飲み物を
飲むたびにすぐ尿意を感じるのは辛いですね。

特に出産間近となるとお腹もだいぶ重いので
トイレに行きたくなっても移動が大変ですし、
夜中に起き上がるのも一苦労かと思います。

私は毎日だいたい同じ時間に目が覚めて
いました。寝不足になってしまうので
辛かったですが、出産後は２、３時間置き
の授乳が待っています。

その時に備えて、少しずつ身体が準備を
しているんだ、と思うようにしていました。

頻尿の症状がずっと続くのではないかと
不安もありましたが、先に出産した人から
産後は症状が無くなったと聞き、その言葉を
信じながら頑張っていました。

実際、出産してからは頻尿の症状はおさまり
ました。赤ちゃんのお世話で眠れない日々が
続きましたが、それまで夜中に何度もトイレで
目が覚めていたので、いい練習になっていたな
と思います。

臨月の頻尿は生理現象なので仕方のないこと
ですが、少しでもストレスを減らすために
工夫しながら過ごしましょう。

対策としては、

1.　就寝前に水分を取り過ぎない
夜少しでもゆっくり休めるように、　　
就寝前の水分摂取は控えめにしましょう。

2.　カフェインの摂取を控える
妊娠を機にカフェインを含むコーヒーや　
紅茶を飲む回数を減らしたりしている方も　　
多いと思いますが、頻尿の症状がひどい時は　　
摂取を控えると少し楽になるかもしれません。

3.　身体を冷やさないようにする
身体が冷えるとトイレに行きたくなって　
しまうので、冷たい飲み物を避けたり　　
服装に気を付けるなどしましょう。

などです。

妊娠中は汗をかきやすかったり、血液の
水分量が増えるので、頻尿を気にして
水分摂取を減らすのは身体に良くないので
オススメ出来ません。

私も夜中にトイレで目が覚めてしまう日が
続いていたので、日中時間を見つけて横に
なったりお昼寝をしたりして身体を休める
ようにしていました。

あまりにもトイレの回数が多い場合は
膀胱炎になってしまっていることも
あるので、日常生活に支障が出るほど
症状が辛い時は担当医に相談し、対処
してもらうようにしましょう。

何度もトイレに行きたくなると外出が億劫に
なったり身体をゆっくり休めなかったりと
色々不便に感じますね。

症状は産後にはおさまるはずです。
適度に水分を取りながら、体調を整えて
過ごしましょう。トイレが近いということは
赤ちゃんに会える日が近いというサインでも
あるので、その時を想像しながらリラックス
して過ごして下さい。