子宮口が開かず２度のバルーンを使用した経験談～痛みや費用について～

はじめての出産は不安で仕方なく、雑誌を読み漁り
情報を集めるのに必死だったりしますよね。

私は子宮口が開かず２度バルーンを使用しました。

最初は詳しいことはわからず結局不安を取り除く
事が出来ないままバルーンを使用する事に。
本当に不安で怖かったです。
その時の痛み、費用や実際の経験談などを
紹介していきたいと思います。

正産期(37週～41週)に入ってもなかなか
子宮口が開かず陣痛が来ない場合、医師から
「バルーンを使用しましょう」
と提案される事があります。

バルーンを使用する理由として

・赤ちゃんの発育が悪い。
・赤ちゃんが大きすぎる。
・母子共にリスクがある。
等がありますが、
・41 週を過ぎても産まれない。
・長時間陣痛が進まず、母子の安全を守る。
・計画出産
・破水しても陣痛が進まない。
等もあります。

私の場合1度目は、協力してくれる身内の都合上
先生との相談した上で誘発分娩をお願いする事
になりました。(すでに上に 2 人子供が
居たため協力が必要でした)

38週、赤ちゃんの想定体重 3000ｇ。
計画出産は赤ちゃんの発育次第です。

バルーンの説明をしますね。バルーンとは小さな
風船の様なゴム球です。私の時は、管の先に赤い
しぼんだ風船が付いてました。

これを膣から挿入してゴム球に空気が入らない様に
注意しながら生理食塩水を注入しバルーンを徐々に
膨らませます。バルーンが膨らむ事により子宮口が
広がっていき、子宮口を柔らかくします。

広がっていくと、自然とバルーンは抜け本格的な
陣痛が始まっていくという感じです。

もちろん痛みはあります。少し開いた子宮口に
しぼんだ状態で挿入するので、内診時のような
痛みがある位と言われています。
ですが、痛みの感じ方は当たり前ですが個人差が
あります。ひとつ確かな事は、バルーンを挿入
する時の痛みのみです。

費用は別途にかかります。
誘発分娩は自然分娩の範囲とされてるので
健康保険の適用はありません。
病院毎に違うので事前確認を。

また、バルーンは入院してから使用するので
差額ベッド代等の入院費が加算されます。
入院費用も病院によって違うので確認を。

私の場合 1 泊食費込みで 1 万円。

これに処置費が加算。なお、自然分娩でも民間の
医療でカバーされる事もあると聞いた事が
あります。加入している保険の確認や相談を
してみるのもいいかも。

「痛みはあるか？」で記載しましたが、内診時の
痛みと私も言われました。

本を読んでもその程度だと。脅かすつもりは
無いですが痛かったです。力を抜くように
言われても、怖くて力入るし緊張で身体は
カチカチ。慣れてない先生だと余計痛いです。

２回目の時は慣れてる先生で内診時位の痛みで
すみました。バールンを使用する時のアドバイス
をするならば、やはりリラックスして出来るだけ
力を抜く事のみです。

1回目の時は計画出産の為、
少しも子宮口は開いてないしで大変でした。

2回目は、微弱陣痛で使用。心の余裕も
ありました。挿入した後は不快感があります。
バルーンは10～15cmの管が付いています。
挿入した後も付いてるので、内ももに邪魔に
ならない様にテープ貼り固定します。

私は皮膚が弱かったので、テープでかぶれてしまい
痒くてたまりませんでした。皮膚が弱い人は先生、
看護師さんに相談されたほうがいいと思います。
抜けるその時までバルーンは入ったまま。

トイレの時も、食事の時もそのまま。
かなり不便でした。抜ける時は痛みもなく
「あっ！抜けた！」って感じ。

抜ける時は子宮口が多少開き陣痛も始まるらしい。
私の場合、子宮口もそんなに開いておらず、
相変わらず陣痛も弱かったので暫く様子をみて
陣痛促進剤の点滴を開始。

一般的に、バルーンを使用しても陣痛が来にくい
場合や微弱陣痛など先生の判断により併用して
陣痛促進剤を使う事も。

病院によって、点滴・飲み薬・注射がある様です。
この後は本格的な陣痛が始まり早ければ3時間程で
出産に。バルーンの痛みも不快感も陣痛の痛みも
産まれて来てくれた赤ちゃんの顔を見ると
全てキレイに忘れてしまうから不思議です。

不安な事は何でも先生・看護師さんに聞いた方が
良いと思います。分からないまま不安でいるよりも
スッキリして出産しましょ！

お産は人それぞれひとつひとつがかけがえの
ないものです。誘発分娩で産もうが、陣痛促進剤で
産もうが、帝王切開で産もうがひとつの生命を育て
産み出した事実は変わりません。

色々言う人もいるでしょう。
何を言われても自信を持って下さい。