妊婦、事務職いつまで続ける?デスクワークの注意点や経験談

妊婦、事務職いつまで続ける?デスクワークの注意点や経験談

 

妊娠が分かって、それを機にすぐに会社
を辞める方もいますし、出産ギリギリ
まで働いている方もいますよね。

 

妊婦さんは一人一人体調の良し悪しは
違いますので、仕事も続けたいのに
どうしても体調が良くなくて続けら
れない人もいますし、人手が足りなくて
ギリギリまで働かないといけないという
場合もあります。

 

私は妊娠7ヶ月まで事務職をしていました。
その経験談を交えて、妊婦さんが働くうえで
気を付けることなどをお話しさせていただき
ます。

sponsored link

事務の仕事について

 

医療事務は普通の事務とは違い、デスク
ワークはありますが、立ち仕事などの
接客もありました。

 

私が勤めていたのは整形外科だったため、
患者さんの受付はもちろん座ることなく
対応し続け、会計も次から次へと診療が
終わった患者さんの会計が届くので、
座ることはできません。

 

そして診療行為を入力するポジションの
仕事の時だけ座ってデスクワークをする
ことができるのですが、それは一日に
半日あるかないかです。

 

妊娠が分かってすぐはまだ初期のため
何があるか分からなかったので、誰にも
報告しておらず、一日中立ち仕事の時に
つわりの症状が出てしまうと本当に辛くて
泣きたくなることもありました。

 

私が働いていた時は、ちょうど人手が
足りない時期だったため、妊娠してからも
忙しく働き続け、すぐに新しい人材を募集
して私自ら新人教育を徹底して行いました。

 

おかけで、私の希望していた妊娠8ヶ月に
入る手前の3月末で退職することができま
した。

 

 

つわりで辛い時の仕事の乗り切り方

 

つわりの時期の仕事は、頭もしっかり回らずに、
ミスは多くなり辛いことしかないですよね。

 

私は患者さんと密に接することが多かった
ので、患者さんの体臭や口臭がきつく、
マスクは欠かせませんでした。

 

仕事でお客様と関わることが多い場合は、
マスクはあまり好まれないのですが、
妊婦さんは風邪予防や臭い予防として
マスクをすることをおすすめします。

 

私は病院勤務でしたので、マスクをしていても
当たり前のことなので、気にする人はいません
でしたし、妊娠してからは仕事中にマスクを
外すことはありませんでした。

 

もう一つ、つわりの時期に乗り切る方法は、
飴をなめることです。仕事中でも、事務職なら
飴くらいはなめていても周りから変な目で
見られることはないと思います。

 

できるだけ甘い飴ではなくて、すっきりした
飴をなめることで、気持ち悪さが少しは
緩和されるので、おすすめです。

 

 

事務職のデスクワークは妊婦さんにはよくない?

 

事務職は椅子に座ってパソコンを打っている
という職種だと思うのですが、妊婦さんに
とってずっと同じ格好で椅子に座っている
ことは、実はかなり体の負担になっている
可能性があるのです。

 

妊婦さんの体は赤ちゃんへ血液をたくさん
送っているために、脳貧血になりやすく、
ずっと椅子に座っている状態だと血液の流れが
悪くなり、脳貧血を起こしやすくなってしまい
ます。

 

実は私もこれにより、仕事中に何度か脳貧血の
症状で倒れてしまったことがありますので、
事務職をされている方は、適度に立ち上がって
態勢を変えることを心がけてくださいね。

 

しかし、産休に入るまでの妊娠9ヶ月
ほどまでお仕事を続ける方も多いですし、

 

切迫流産や切迫早産の診断を受けていなくて
かつ体調もいい場合は、好きなだけ仕事を
続けていてもいいと思います。

 

しかし、妊娠していることを忘れずに
常に細心の注意を払って行動する必要は
あります。

 

 

妊婦さん、事務職するうえでの注意点

 

事務職をしている妊婦さんが注意点としては、

 

・ずっと座った姿勢でいない
・重い荷物は持たない
・急に立ち上がらない
・椅子に座っている時は、できれば
腰にクッションを挟む

 

以上4点のことには気を付けてください。

 

まずは、ずっと座った姿勢では
血流が悪くなりますので、適度に
立ったり、歩いたりすることを
おすすめします。

 

重い荷物を持たないということは、重い
荷物を持つことによってお腹に負担が
かかってしまうことを防ぐ意味と、
重い荷物を持っていると体のバランスを
崩しやすくなるので転んだりすることを
防ぐ意味があります。

 

急に立ち上がらないということは、座って
いるとどうしても血流が悪くなってしまう
ので、その状態の時に急に立ち上がって
しまうと、貧血状態になり、倒れてしまう
可能性もあるので、注意が必要です。

 

そして、椅子に座っている時は腰に
クッションを挟んであげるととても楽に
なります。

 

妊婦さんはお腹が大きくなってくるにつれて、
腰や股関節への負担が大きくなり、腰痛や
股関節痛を引き起こしてしまう方が多く
います。

 

私も妊娠6ヶ月の少しずつお腹が出始めて
きた時から、腰痛と股関節痛に悩まされました。

 

その時に大活躍したのが、クッション
だったので、デスクワークをするときは
必ずクッションは欠かせませんでした。

 

 

産休まで働く妊婦さんは気を付けて

 

妊娠初期は、つわりがある方が多く、
妊娠中期からは脳貧血や腰痛、股関節痛
という症状が出やすく、さらに妊娠後期は
お腹が重たくなってきてなかなか思うように
体が動かなくなってきます。

 

仕事をしていてもそれらが原因で思うように
仕事が進まなかったりすることもあるかも
しれません。

 

仕事をしていく上で、事務職の方は
デスクワークであまり動かないし楽だと
思っていても実は、椅子に座っていると
いうことだけで体に大きく負担がかかって
くるので、気を付けてくださいね。

 

特に妊娠初期は切迫流産の可能性も
あるので、無理をするのは禁物です。

 

妊娠後期は、お腹が重たくなってきて
重心が前にかかり、さらに足元が見えなく
なってくるために、転倒する危険性も
高まりますので、走ったり急いだりする
ことは避けた方が身のためです。

 

仕事が好きな妊婦さんや、人手が
足りなくてギリギリまで働かなくては
ならない方もいると思いますが、無理を
し過ぎずに、自分のペースで働いてなるべく
お腹に負担がかからないように、してあげて
くださいね。

関連性のある記事