胎動を感じて「かわいい」「幸せ」の経験談や成長について

胎動を感じて「かわいい」「幸せ」の経験談や成長について

 

赤ちゃんの胎動を感じるのは妊娠20週前後
からといわれています。
早い人では4ヶ月過ぎあたりから胎動を
感じる方もいるようです。

 

それまではお腹の中に赤ちゃんがいることは
分かっていても、赤ちゃんの様子は病院に
検診にいかなければ分からない状況です。

 

胎動を感じるようになると、赤ちゃんが
お腹にいることがハッキリと体感できます。
「寝てるかな、起きてるかな」
「今伸びをしてるね」など、
お腹の中の赤ちゃんの様子がうかがえて、
ママとしても安心できます。

 

また、顔はまだ見えなくても、
ママのパパの声が赤ちゃんに届き始める頃です。
積極的に声をかけ、産まれる前から
コミュニケーションをとっていきましょう。
胎動の「かわいい」「幸せ」の経験を
幾つか述べたいと思います。

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赤ちゃんの筋トレ(妊娠8週〜)

 

ママが胎動を感じるよりずっと前から、
赤ちゃんはお腹の中で生まれるための
準備をしています。8週目あたりから
手足が生え始め、9週目以降になると、
ハッキリとした手足の様子がエコー写真に
映るようになります。

 

我が家の1人目の9週目・検診時のエコー写真は
犬かきしている様子がハッキリと映っています。

 

元気に動きすぎていて、心臓の音も拾えない
程の運動をしていました。
まずは全身運動からということでしょう。
頭から足先まで、身長6pの小さな赤ちゃんの
必死な姿はかわいく、幸せな限りです。

 

この頃はまだ赤ちゃんの大きさは子宮の壁に
ぶつかる大きさではないため、胎動を感じることは
ありませんが、ジャンプしたりキックしたりと、
毎日元気に生まれるために頑張っているのです。

 

 

胎動を感じ始める時期(妊娠15週〜)

 

ママの体が羊水が増え、徐々にお腹が
目立ってくる時期です。
赤ちゃんの身長は15p〜25pぐらいまで成長し、
増えた羊水の中で回転したりと運動も
活発になってきます。

 

背骨や筋肉が発達して丈夫になり、手足を
伸ばせばママのお腹をキックすることもできます。
ママが胎動を感じることが出来る幸せな
瞬間を迎える時期です。

 

赤ちゃんはおっぱいを飲む練習の指しゃぶりを
始め、しゃっくりをすることがあるそうです。
お腹が小さく痙攣するような動きを感じ時は、
練習を頑張った赤ちゃんがしゃっくりを
しているのかもしれません。

 

手足を伸ばして子宮の壁を押す赤ちゃんの行動も、
皮膚感覚を使ったトレーニングの1つです。
まだ外からのママの声は聞こえませんが、
「頑張ってるね」と褒めてあげて下さい。

 

 

パパやママの声も聞こえます(妊娠24週〜)

 

閉じていた赤ちゃんの瞼が上下にはっきり
分かれて、お腹の外が明るいか暗いかの
判断が出来るようになる頃です。

 

目はまだまだ未発達の状態ですが、
この頃には外の音が聞こえるようになります。

 

また、お腹の中の赤ちゃんは20〜30分おきに
寝たり起きたりを繰り返していますので、
胎動を感じた時は是非積極的に
話しかけてあげて下さい。

 

お腹にいる時から音楽を聞かせる胎教も、
この頃を目安に始めると効果的なのかも
しれません。

 

胎教の効果についての明確なデータは
ありませんが、ママがリラックスして
赤ちゃんのことを考える愛情は必ず伝わります。

 

朝起きたら
「おはよう。今日も元気に過ごそうね」など、
前向きな言葉をかけてあげましょう。

 

声に反応して動きが見れると、
幸せな気持ちでいっぱいになれます。

 

いつも一緒にいるママは赤ちゃんの存在を
強く感じることが出来ますが、日ごろ外での
仕事を頑張ってくれているパパは
なかなかそうはいきません。

 

私の主人も仕事が多忙であったために
不在がちではありましたが、
「お腹を触ると動いてるの分かるよ」
と声をかけると、
「お腹の中でチビも頑張ってるんだな。
お父さんも頑張るから元気に産まれてこいよ」
とお腹の中の長男に話しかけていました。

 

自分の手の平を押し返してくる赤ちゃんを
感じたことで、父親になることを実感したと、
長男が生まれてから聞きました。

 

 

胎動が激しく、狭くても動き続ける赤ちゃん(32週〜)

 

身長も40cmを超え、体重は2500g前後まで
成長すると、赤ちゃんは動いていない時は
膝を曲げてまるまっている体勢になります。

 

思いっきり手足を伸ばすことも出来ないのは
可哀想とか、狭くないのかなと心配する
必要は全くありません。

 

むしろ痛いぐらいの胎動に、ママの方が辛
いかもしれません。

 

胃や膀胱を赤ちゃんに押されて、痛いと
感じるママも少なくないようです。

 

夜中に胃を思い切り蹴られて思わず吐きそうに
なったこともありますが、主人がお腹を撫でて
「もうちょっと静かになぁ〜」と寝ぼけながら
言い聞かせてくれていました。

 

遊んでくれると思ったのか、主人の手の平を
ポコポコと押し返し始めたので、その時の私は
すっかり眠れなくなってしまったのですが、
とても幸せな時間でした。

 

35週を過ぎたあたりには赤ちゃんの肺が
出来上がり、産まれても大丈夫な状態に
なってきます。

 

正産期といわれる37週には頭を下にして
生まれるための位置に安定する赤ちゃんが
ほとんどです。

 

赤ちゃんの成長に個人差があるように、
胎動も同じく個人差があります。
産まれる数日前あたりから大人しくなる
赤ちゃんもいれば、お産が始まる直前まで
バタバタしている子もいます。

 

将来、「あなたがお腹にいる時はね」と
話してあげられるように、胎動がどんなふうで
あったか、記録しておくのもいい記念になりますね。

 

 

上の子にも教えましょう

 

2人目以降の妊娠であれば、
お兄ちゃん・お姉ちゃんとなる上のお子さんにも、
是非お腹を触らせてあげて下さい。

 

何もしていないのにママのお腹がうねっているのを
見て心配する子、面白いと興味津々で触ろうと
する子。子どもによってタイプは様々です。

 

また兄弟の年が近ければ、上のお子さんも
まだまだ「赤ちゃん」です。お腹を触らせてて、
「赤ちゃんはこんなことをしてるよ」
「ここが赤ちゃんの足かな」と、
自分より小さな存在がママのお腹にいて、
家族になるのだと感じてほしいと思います。

 

私の主人が胎動を体感して父親の意識が
出来てきたように、
お兄ちゃん・お姉ちゃんの意識が少しずつ
出来てくることもあります。

 

私の子どもは男の子3人で、下の子は双子です。
30週を過ぎた頃には胎動そのものに幸せを
感じる余裕はなく、双子が同時に動く時には
下半身を他の生物に乗っ取られたすら思いました。

 

我慢できない痛みではなくとも、
ただ耐えるしかない状況ではありましたが、
当時3歳の長男が「喧嘩しちゃダメだよ」と
お腹に語りかける姿が可愛くて
仕方ありませんでした。

 

 

皆で幸せを共感しましょう

 

胎動がはっきり分かると、もうすぐ会えるね、
早く会いたいね、という気持ちでママは
幸せになれます。長いようで短い妊娠期間、
その幸せを、もうすぐパパになるご主人や
近しい誰かにも分けて下さい。

 

赤ちゃんが生まれた後、成長していく中で
「お腹にいる時から活発だったね」
「足の力は強い子だった」
「元気に返事をしてくれたね」など、
思い出して話せる誰かがいることが、
本当に幸せだと実感しています。

 

周囲の人たちが笑顔でそんな話を
していることで、子ども自身が
「愛されて生まれた」ことを知ることが
できるような気もします。

 

また子どもが親になる時、少しでもそれを
思い出してくれたら、幸せはずっと
続いていくのではないでしょうか。

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