妊娠中、おからは大丈夫?妊婦さんに嬉しい効果や栄養について

妊娠中、おからは大丈夫?妊婦さんに嬉しい効果や栄養について

 

最近、女性を中心に注目されている大豆製品。
その中でも、今回はおからにスポットをあてて
みたいと思います。

 

大豆製品の1つであるおから。
よく食べるという方もいれば、あまりなじみが
ないという方もいらっしゃるかもしれません。

 

大豆製品は体にいいイメージが強いですが
妊婦さんが口にしても大丈夫なのでしょうか?
注意点などはあるのでしょうか?

 

おからの正体やおからに含まれる栄養などに
ついても併せてご紹介していきます!

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そもそもおからって何?

 

豆腐が大豆から作られていることは、
みなさんご存知ですよね。大豆をすり
つぶして絞ると、豆腐のもとになる豆乳
ができますがこのときに豆乳をしぼった
残りのカスがおからの正体です。

 

カスと言ってしまうと粗末なもののように
聞こえますがあなどることなかれ、そのカス
にもたっぷりと大豆のパワーが込められて
いるのです。

 

おからは豆腐屋さんで低価格で購入すること
ができますしスーパーなどでは、扱いやすい
パウダータイプのものも販売されています。

 

定番の煮物はもちろん、パウダータイプなど
はハンバーグに混ぜたりするなどして、
様々な料理に使用することができます。

 

 

おからに含まれる栄養

 

おからには様々な栄養が含まれていますが
注目したいのが食物繊維!食物繊維が豊富な
野菜の代表といえばゴボウですがそのゴボウ
と比較しても、およそ2倍もの食物繊維が
含まれているのです!

 

また、おからはカルシウムも豊富。
妊婦さんには欠かすことのできない栄養で
ある葉酸も含まれています。

 

他にも鉄分やカリウム、マグネシウムなどの
他に大豆特有の大豆サポニンや大豆イソフラボン
といった栄養も!

 

おからにはこのように様々な栄養が含まれて
いる栄養価の高い食品ということができますが
さらにプラスして低糖質、ローカロりーという
点も魅力。

 

栄養のバランスを考えながら食事をしつつ
体重管理にも気を付かなくてはならない妊娠中
の強い味方になってくれそうな食品ですね!

 

 

おからは食べて大丈夫?注意点も!

 

さて、そんな栄養豊富なおからですが妊婦さん
が食べても問題はないのでしょうか?

 

低糖質でカロリーも低いおからは妊婦さんに
ぴったりな食品ということができますが
1つだけ気を付けなくてはならないのが、
大豆イソフラボンの過剰摂取です。

 

前述のように、大豆からできてきるおから
には大豆イソフラボンというポリフェノール
が含まれています。

 

女性ホルモンと似た働きをするため、美容効果
などが期待され注目されている成分です。

 

しかし、妊婦さんはこの大豆イソフラボンに
注意!女性ホルモンと似た働きをするが故に
過剰に摂取してしまうと、ホルモンバランス
が崩れてしまいお腹の赤ちゃんの発達に支障が
出てしまう恐れがあるのです。

 

おから自体は栄養もありますし、妊婦さんに
とて嬉しい健康効果もありますので
口にすること自体は問題ありません。

 

しかし、毎日大量に食べるとなると注意が
必要。また、おからだけでなく豆腐や納豆、
みそやしょうゆなど

 

大豆から作られている食品や調味料は
いろいろありますので一緒に食べていると、
大豆イソフラボンの過剰摂取になってしまう
ことも。

 

大豆イソフラボンの1日の摂取目安量は
70〜75mg。おからは100gあたりの
イソフラボンの含有量が10.5mg程度と
豆腐や納豆に比べて少なめではありますが

 

他の大豆製品と併せて口にすることも
多いかと思いますので組み合わせや量に
注意するようにしましょう。

 

 

妊婦さんに嬉しいおから効果!

 

食物繊維が豊富なおから、そうなるとまず
妊婦さんが期待するのが便秘の予防・解消
ですね!

 

妊娠中はひどい便秘に悩まされることが
多くなるかと思います。薬を飲んで解消する
ことが難しいので、食べ物の力を借りて
予防・解消しましょう。

 

また、カリウムも含まれていますので摂取
しすぎてしまった塩分の排出をサポート
してくれる効果も期待できます。

 

高血圧やむくみの対策になりますね!

 

さらに注目したいのが、おからが栄養価が
高いのにかかわらず低糖質でローカロリーで
あるということ。ダイエット食品にもよく
使われていますので妊娠中の体重管理にも
ぴったりです。

 

ハンバーグなどのお肉の量を減らしておから
をプラスすると食べ応えも出ますし、栄養価も
アップするので一石二鳥!

 

私は妊娠中、おからをニンジンやネギ、
ホウレンソウなどいろいろな野菜と一緒に
煮た、定番のおからの煮物を妊娠中によく
作っていました。

 

甘辛い味付けが子供でも食べやすいので、
今でもたびたび作っています。

 

煮物はたくさん作ったら、別の日は衣を
つけてコロッケにしたり、マヨネーズを
混ぜるとポテトサラダのような味わいになる
などアレンジもきくのでおすすめですよ!

 

 

栄養価の高いおから 食べすぎには注意!

 

大量に摂取すると、お腹の赤ちゃんに影響を
及ぼすことのある大豆イソフラボン。

 

その大豆イソフラボンの含まれている
おからは食べる量に気を付ける必要は
ありますが非常に栄養価が高く、妊婦さんに
嬉しい健康効果も多い食品です。

 

食べ合わせや量に気を付けながら
大豆パワーで妊娠中のトラブルを
予防・解消しちゃいましょう!

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