妊娠中、耳鳴り・耳詰まりになる原因は?看護師に聞いた対処法

妊娠中、耳鳴り・耳詰まりになる原因は?看護師に聞いた対処法

 

妊娠して耳が詰まったり耳鳴りがしたりするという
声をよく耳にします。私も同様に妊娠中に
耳鳴りを感じる事が度々ありました。

 

妊娠して耳が詰まったような感じがしたりする
原因や対処法などをご紹介させて頂きたいと
思います。

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妊娠中の耳鳴り・耳の詰まりの原因

 

妊娠中に耳の不調を訴える方が多くいます。
これは通常閉じている耳と鼻を繋ぐ耳管が開いた
状態になる『耳管開放症』と言う病気があります。
この状態になると耳が急に塞がれたような詰まりや
自分の声がこもって大きく聞こえたりととても
不快な症状が出ます。

 

原因としては妊娠によるホルモンバランスの変化、
悪阻による体重減少、妊娠の不安や体調不良から
来るストレスとそのせいで自律神経が乱れて起き
やすいと言われています。

 

また出産が近づくとお産に向けて骨盤周りの
靭帯が緩んできます。

 

それに伴い連動して頬骨、後頭骨や肩甲骨も
開きます。そのため普段閉じている耳管も
開きやすく耳鳴りや耳の詰まりを感じるのです。

 

 

妊娠中経験した耳鳴り症状と経過

 

妊娠中期に突然両耳を手のひらを押し当てて
ギュッと塞いだような圧迫感と自分の声や鼓動
「ヒューヒュー」と耳の中で響く何とも
不快な状態になりました。

 

長く続く訳ではなく突然治ってまた時々そ
の症状が起きました。そして時に”きーん”と
言う耳鳴りの症状も。

 

症状が軽い時はつばや水を飲み込むとスッキリと
なる時もありましたが治らなくても10分程で
治っていました。

 

妊娠して血行が悪くなるので肩こりから来るものか
と思っていたら産婦人科で『耳管開放症』と
言われました。私は妊娠後期まで続きましたが
出産の後は自然と消えました。

 

 

看護師さんに聞いた耳鳴り・耳詰まりの対処法

 

耳管開放症の症状が出ている時、めまいや
ふらつきを起こしやすくなるので症状が出た時は
なるべく安静にするようにしましょう。

 

妊娠中は特にホルモンバランスの乱れやストレスに
よって自律神経も乱れやすいため、なるべく
ゆっくり過ごしましょう。

 

産婦人科で看護師さんに症状が出ている時、
おススメの姿勢を教えて頂きました。

 

それは寝るときに仰向けではなく、
耳の詰まりが気になるほうの耳を下にして
横向きになる事です。

 

こうすることにより、耳管が閉じ易くなる
そうです。

 

また、手で耳全体をつかんでゆっくりぐるぐる
と廻すと耳の周りの血行を促しスッキリします。

 

これは症状が出ていない時に行っても
心地良いのでおススメです。

 

 

妊娠中、耳鳴りにならない予防

 

妊娠中はただでさえ疲れやすく体もだるくなる
時期です。様々な体調の不調もあると
思いますので無理せずゆっくりすることが
一番です。

 

そして自律神経を整えるために規則正しい生活や
食生活を心がけましょう。

 

血行を良くしたり疲れを取るために湯船に
浸かってリラックスすることも大切です。

 

お腹が大きくなって湯船に入ると、束の間でも
お腹の重さから開放されるのでそういう面でも
湯船に入ると良いと思います。

 

ストレスや疲れを溜めないことが一番の予防法
なので自分なりのストレス発散方法を見つけて
実践してみて下さい。

 

 

妊娠中の耳のトラブルもスッキリ解消しましょう

 

妊娠中は大小様々なトラブルを抱えるものです。
その中で言うと耳のトラブルは大きなものでは
ないのですがふらつきやめまいを引き起こすことも
あるので軽視してはいけません。

 

まずは耳の詰まりが起きないようにストレスや
疲れを溜めないことが大切です。そして症状が
出てしまった時はゆっくり過ごすように
しましょう。血行を良くすると耳の詰まる
症状が治りやすくなるだけでなく体調も
良くなりますので軽めのストレッチをしたり
体を冷やさないように心がけましょう。

 

妊娠による耳の詰まりの場合、10分程で
症状が治まったり片耳ずつ症状が出ることが
多いです。そしてこの症状は妊娠後期や
出産後に自然と治ることが多いです。

 

もし症状が長く続く場合や同時に両耳に症状が
出ている場合は耳鼻科の受診をしてください。

 

 

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