妊婦、みかんは大丈夫？とっても嬉しい栄養、効果や注意点

 

寒くなる時期になると「こたつでみかん」と
いうのが、定番のイメージですよね。

 

包丁を使わずに皮を剥けて、しかも美味しい
ということでみかんは子供からお年寄りまで、
幅広く愛される果物です。

 

今回はそんなみかんを妊婦さんが食べても
問題ないのか、栄養や嬉しい効果・効能、
また注意点について紹介します。

みかんにはどんな栄養がある？

 

みかんと言えばビタミンCが豊富という
イメージが強いですよね。

 

１日に２〜３個のみかんを食べるだけで
１日に必要なビタミンCを摂取できてしまう
ほど豊富に含まれているんですよ！

 

他にはβカロテンにペクチン、酸味の
もとであるクエン酸など様々な栄養が
つまっています。

 

みかんの食べ方は人によって違いが
ありますよね。

 

皮をむいてそのまま食べる人白い筋を
綺麗にとってから食べる人袋の部分も
残して食べる人それぞれにこだわりの
食べ方があるかと思います。

 

しかし、より効果的にみかんの栄養を
摂取するのであれば皮だけむいてそのまま
食べるのがおすすめ。皮だって栄養が
たっぷりあるんですよ！

 

白い筋にもビタミンBやビタミンCが
豊富に含まれていますし袋には食物繊維が
たっぷり！

 

みかんの皮を乾燥させた陳皮は漢方薬
として古くから利用されるなど身体の調子を
整えてくれるパワーを秘めているのです。

 

せっかくみかんを食べるなら、皮をむいて
そのまま食べて皮も乾燥させて利用すると、
みかんのパワーを余すこと無く享受する
ことができちゃいますよ！

 

 

妊婦さんが食べても大丈夫？

 

さて、そんなみかんですが妊婦さんが
食べても問題はないのでしょうか？

 

後ほど詳しくご紹介しますがみかんは
身体にトラブルの起きがちな妊婦さんに
とって嬉しい効能がいっぱいあります。

 

皮をむく手間も少なく、手軽に栄養を
摂ることができるので妊婦さんはぜひ
積極的に食べたい食品ということが
できます。

 

ですから、妊婦さんがみかんを食べる
ことには問題はありません！

 

しかし気をつけなくてはならないこと
もありますので注意点をきちんと理解
したうえで食べるようにしましょうね！

 

 

みかんを食べる際の注意点

 

その、みかんを食べる際の注意点
とはズバリ「食べ過ぎ」！

 

どんな食べ物も食べ過ぎていいものは
ありませんがみかんならではの食べ過ぎ
注意点を知っておきましょう。

 

美味しくてついつい手がのびてしまう
みかん。気がつくと３個も４個も食べて
しまっていた！なんてことありませんか？
食べすぎて手や足の裏が黄色くなって
しまうこともありますよね。

 

これは柑皮症と言われるもので、健康的にも
お腹の赤ちゃんにも特に問題はありません。

 

しかし気をつけなくてはならないのは、
柑皮症ではなく妊娠糖尿病です。

 

果物＝ヘルシーというイメージかも
しれませんが果物にも果糖と言われる
糖分が含まれています。

 

食べすぎてしまえば、当然妊娠糖尿病の
リスクが高まります。もちろん体重増加に
繋がる可能性も。

 

果物は朝に食べるという方が多いかも
しれませんが妊婦健診の直前に朝食で
果物を食べると尿検査でひっかかることが
あります。

 

実は私も１度だけ尿検査で高い数値が
出た事があったのですが直前にりんごを
食べており、その時以外は数値が落ち着いて
いたのでおそらくりんごが原因だろうと
言われたことがありました。

 

それだけ果物には思っているよりも
糖分が含まれています。

 

妊娠中の目安としては、みかんの場合は
１日に２個程度を目安に食べ過ぎに
注意する必要があります。

 

他の果物も食べる場合には、みかんは
１個だけにしておくなど意識して気を
つけたほうがいいですね。

 

 

妊婦さんに嬉しいみかんの効果

 

栄養たっぷりのみかんは、妊婦さんにとっても
嬉しい効果がいろいろ期待できちゃいます！

 

まずはビタミンCでの免疫力アップ！
寒い時期にはみかんを食べて風邪予防！と
言われる理由はここにあります。

 

どうしても免疫力の低下しやすい妊娠中の
強い味方になってくれそうですね。

 

カリウムによるむくみ防止効果も妊婦さん
にとっては嬉しい効果。

 

特に妊娠中期以降になると、むくみに
悩まされる方が多くなってきますので
塩分を控えると同時にみかんを食べることで、
予防効果をアップさせちゃいましょう！

 

みかんの酸味のもと、クエン酸には
疲労回復効果があります。

 

何かと消耗して身体が疲れがちな妊婦
さんが毎日を元気に過ごすためのサポート
をしてくれそうですね。

 

さらにはつわりの時にも
みかんが活躍してくれます！

 

何かのドラマで妊娠中につわりがつらくて、
みかんしか食べられなかった。

 

みかんの皮を鼻につけて、つわりの辛い
症状を耐え抜いたというシーンを見たこと
がありました。

 

みかんのほどよい酸味や爽やかな香りは
つわりの時期の気持ち悪さを軽減してくれる
効果もあるようでやはりみかんでつわりの
時期を乗り切った！という方も大勢
いらっしゃいました。

 

私はつわりの時期がみかんの旬と外れて
いたためにみかんでつわり対策はできません
でしたが同じ柑橘類のグレープフルーツを
よく食べていました。

 

やはり柑橘系の風味や香りは、つわりの
時期に効果的！グレープフルーツよりも
みかんの方が、手軽に食べることができるので
みかんの旬の時期に妊娠された方はつわり対策
にみかん、おすすめですよ！

 

 

適量を守って　みかんのパワーを味方にしよう！

 

栄養満点かつ手軽に食べることができて
妊婦さんにとって心強い味方になってくれる、
みかん。

 

食べ過ぎだけには注意する必要はありますが、
適量を守れば問題ありませんので免疫力
アップに、疲労回復に、つわり対策に
みかんのパワーを借りてマタニティライフを
楽しく過ごしましょう！