妊娠中、はちみつは大丈夫?嬉しい効果・効能やおすすめの食べ方
嬉しい健康効果がいろいろと期待できるはちみつ。
妊娠中にはいつも以上に栄養も必要になりますし
身体にトラブルも起きやすくなるのではちみつの
ように栄養のある食べ物の力を借りることが
できたら心強いですよね!
でも、はちみつは赤ちゃんにあげてはいけない!
なんて話を聞いたことがありませんか?
妊娠中、はちみつを口にしたとして、
お腹の中の赤ちゃんに問題はないのでしょうか?
今回はそんな妊婦さんにとっての「はちみつ」に
ついて、効果・効能や食べ方、注意点など
ご紹介していきたいと思います!
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妊娠中ははちみつを食べて大丈夫?
後ほど詳しくご紹介しますが1歳未満の乳児に
はちみつをあげることは絶対にNGです。
命に関わる恐れがあります。
そのことから、妊娠中もはちみつを口にすると
問題があるのでは?と捉えてしまう方が
いらっしゃるかもしれませんが妊婦さんに
関しては、はちみつを食べても特に問題は
ありません。
摂取において注意しなくてはならない点は
ありますが口にすることでお腹の赤ちゃんに
影響がでることはありませんので安心して
くださいね!
はちみつの効果、効能は?
健康食品などにもよく含まれているはちみつ。
栄養満点!というイメージををお持ちの方も
多いかと思います。
摂取することによる体に嬉しい効果はいろいろと
ありますが特に妊婦さんに嬉しい効果、効能を
ピックアップしてご紹介します!
まずははちみつと言えばこれ!というイメージも
強い殺菌効果。風邪で喉がイガイガするときには、
はちみつやレモンをお湯で溶いて飲んだり
しませんか?
これははちみつやレモンのもつ殺菌効果によって、
喉の炎症を抑えるという意味合いがあります。
私は風邪をひくと、まず喉の痛みから症状が
出るので普段から薬に頼らずに、はちみつを
意識して摂るようにして悪化しないように
心がけています。
市販薬を服用することのできない妊娠中も、
風邪をひいたときにはもちろんこの方法で
対策をしてきました。
妊娠中は免疫力が低下し、様々な菌に感染する
リスクが普段より高くなりますので風邪を
ひいたとき以外でも、普段からはちみつの殺菌
パワーで身体を守っていきたいですね。
また、蜂蜜にはカリウムも豊富に含まれています。
カリウムは摂りすぎてしまった塩分を体外に
排出することによって血圧を下げてくれる効果が
期待できます。
血圧が高くなりがちで、妊娠高血圧症候群などが
懸念される妊娠中にはぴったり!
さらには妊婦さんに欠かすことのできない、
鉄分まではちみつに含まれているのです。
貧血予防は多くの妊婦さんにとって欠かすことの
できない課題。殺菌効果があり、高血圧を予防し、
さらには貧血まで予防することのできるはちみつは
妊婦さんにもってこいの食品と言うことができます。
はちみつのおすすめの食べ方と注意点
はちみつは、砂糖の代わりに料理の味付けに
使ったり飲み物に溶かしたり、パンや
ホットケーキにかけたりと様々な食べ方が
あります。
つわりで気持ち悪くなりやすい時期におすすめ
なのがレモン果汁とはちみつをお湯や水で
溶いて飲む、はちみつレモン。
レモンの酸味で口の中がさっぱりしますし、
はちみつで栄養も手軽に摂取することができます。
牛乳が大丈夫な方は、ホットミルクにはちみつを
溶かして飲むのもおすすめ。
風邪で咳や喉の痛みがつらいとき、薬を飲めない
妊婦さんにおすすめなのがはちみつ大根!
スライスや角切りにした大根をはちみつに漬けて
一晩置いておくとサラッとしたシロップのように
なります。
それをそのまま飲んだり、飲み物に混ぜて飲んだり
すると効果てきめん!昔から伝わる、伝統的な
風邪対策です。
このように栄養や効果の面で、妊婦さんの力強い
味方になってくれるはちみつですが、妊娠中は
糖分の摂り過ぎに気をつけなくてはなりません。
はちみつ自体には害はありませんが、はちみつの
効果を期待して過剰に摂取してしまうと、糖質、
カロリーの摂取オーバーとなってしまいます。
砂糖よりもカロリーの低いはちみつですが、決して
他の食品に比べて低カロリー食品というわけでは
ありませんので、摂取の適量は守らなくては
なりません。
目安としては、妊婦さんにとって望ましい1日の
はちみつ摂取量は25グラムほど。はちみつを
積極的に摂取する場合には、砂糖などその他の
糖分は極力控えるように気をつけてくださいね!
乳児のはちみつは絶対NG!
妊婦さんのはちみつの摂取については以上のような
注意点を守れば問題ありませんが前述の通り、
1歳未満の乳児には、はちみつを絶対に与えては
いけません。
はちみつを与えられた赤ちゃんが、そのことが原因
で亡くなってしまったという残念なニュースを耳に
したことのある方もいらっしゃるかと思います。
はちみつにはボツリヌス菌という菌が含まれている
可能性があります。
通常は体内に入っても、腸内で駆逐されてしまう
ので問題はありませんがまだ腸内環境が未発達な
1歳未満の赤ちゃんにはちみつを与えると腸内で
ボツリヌス菌が増殖して毒素を出し、最悪の場合
には死に至ることもあります。
私は市町村の離乳食教室や離乳食の本から
はちみつを赤ちゃんにあげてはいけないという
知識を得ていましたがそういったことを耳にする
機会がなければ知らずにあげてしまうということ
もあるかもしれません。
妊娠中のお母さんのはちみつ摂取は問題なし。
生後1歳未満の赤ちゃんのはちみつ摂取は厳禁。
間違えてしまうことのないように、
よく覚えておいてくださいね!
はちみつは妊婦さんの強い味方!乳児には絶対NG
妊婦さんの身体に嬉しい効果がいっぱいの
はちみつ。適量を守り、うまく食事や間食に
取り入れていきたいですね!
そしていくら身体に良いものでも、1歳未満の
赤ちゃんにあげるのは命に関わる可能性が
あるので絶対NGです。このことも忘れずに
覚えておいてくださいね。