妊婦、体重増えすぎ!?リスクや体重増加を抑える方法
妊娠すると、お腹の赤ちゃんの分も
栄養を摂らなければなりませんし、
つわりが終われば
食欲もだんだん増してきて
体重もぐんぐん増えていきますね。
体重が増えないのも心配ですが、
増えすぎるのも問題です。
今回は、妊婦さんが体重が増えすぎる
ことによるリスクや体重増加を抑える
方法などをご紹介致します。
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妊娠中、体重が増えやすくなる原因とは?
妊娠すると、赤ちゃんの分の
体重、羊水なども加わって
体重がぐんぐん増えます。
特に、妊娠後期に入ると
更に体重が増えやすくなります。
では、その体重が増えやすくなる原因とは
なんなのでしょうか。
その原因の一つは、運動不足です。
妊娠後期になると
お腹もどんどん大きくなり、
足元は見えづらく、
腰痛も出る人も居ますし、
身体が重たくなるので動くのが
億劫になりがちです。
それにより、以前に比べて活動量が減り
太りやすくなってしまいます。
もう一つの原因は、やはりホルモンバランスです。
妊娠中はホルモンバランスが
普通の時とは変わって
プロゲステロンと言うホルモンが増えます。
それによって、イライラしたり、
情緒不安定になりやすくなり、
ついつい食べ過ぎてしまったり
間食してしまうこともあるでしょう。
妊娠後期は特に、お産に向けて脂肪を
蓄えようとする体になっているので、
食べ過ぎるとすぐに体重に現れます。
気持ちが落ち込んだりイライラすると、
甘い物が食べたくなりますが、
食べ過ぎには気を付けましょう。
体重増加によるリスクとは
体重増加によるリスクとは、
・妊娠線ができやすくなる
・体重が戻りにくい
・疲れやすくなる
と言ったこともありますが、
それよりももっと心配なことは
・妊娠高血圧症
・妊娠糖尿病
・お産が長引く
この3つです。
妊娠高血圧症は、
妊娠中毒症と呼ばれ昔から
心配されていた妊婦の病気です。
妊娠により心臓などに負担が掛かり、
血管機能が低下することにより、
高血圧、尿たんぱく、むくみなどの
症状があります。
また、重症化すると早産や常位胎盤剥離も
起こりやすくなります。
次に妊娠糖尿病は、
妊娠中に初めて糖尿病を
発症したことを言い、
本来の糖尿病までは至らない、
軽度のものを言うそうです。
妊娠糖尿病は自覚症状が
ほとんどないにも関わらず、
悪化すると妊娠高血圧症や
流産、早産に繋がったり、
胎児の成長にも悪影響を
及ぼす可能性があります。
妊娠高血圧症、妊娠糖尿病、
どちらも妊婦検診を
しっかり受けていれば
見つけられるものですので、
妊婦検診はめんどくさがらずに
必ず毎回受けましょう。
また、妊娠が長引くと言うのは、
体重が増えすぎると産道にも脂肪がつき、
赤ちゃんが通りづらくなるので
なかなか子宮口が開かなかったり、
難産になる可能性もある、と言うことです。
私が一人目を妊娠し、出産する際に
なかなか子宮口が開かず、陣痛はついてるのに
とても苦しい思いをしました。
その時担当の助産師さんにこの事を言われ、
ちゃんと体重管理しないとダメなんだよ、
と言われました。
妊娠中、体重増えすぎ?増加の平均
妊娠中は本当に何もしてなくても
びっくりするくらい体重が増えていきます。
こんなに増えていいの?
どこまで増えても大丈夫なの?
と心配になりますね。
では、妊娠中の体重増加の平均とは
一体どれくらいなのでしょうか。
一般的には、妊娠中の体重の増加は
7s〜12sが理想的、と言われています。
私が最初に通っていた産院では、
かなり体重管理が厳しかったので、
月に1s以上増えると赤丸をつけられ、
減らさなくていいから増やさないように
運動して、食事は腹八分目、間食禁止!
と言われました。
途中で引っ越したので、中期以降は
別の病院へ転院したのですが、そこの
病院はあまり体重のことは
うるさく言われなかったので
私も油断してしまい、
最終的にはトータル15sくらい
太ってしまいました。
妊娠中の病気にはかかりませんでしたが、
やはり子宮口が開きにくくなってしまった
原因の一つかも、と考えると
体重管理はしっかりすることをオススメします。
妊娠後期は1週間に500g以内の増加が
目安だそうです。
ですが、9ヵ月、臨月は本当に驚くほど
体重が増えやすくなり、気を抜くと1ヵ月に
2〜3kgくらいは簡単に
太ってしまいますので、
気を付けたいですね。
体重増加を抑える方法
体重管理はやはり大事ですが、
妊娠中はついつい食べたくなりますし、
お腹が重いので体を動かすのが億劫に
なってしまいますね。
ですが、やはり体重の増加を
抑えるには食事管理と運動が不可欠です。
規則正しい生活をし、野菜を多く摂って
満腹にはせず、腹7〜8分目程度にし、
よく噛んで満腹中枢を刺激するようにゆっくり
食べるのが良いですよ。
また、夕飯は極力早く食べましょう。
ご主人の帰りを待ちたい気持ちもありますが、
できるだけ19時までには夕食を食べる
ようにした方が良いでしょう。
また、スムーズなお産をするためにも
運動は大切です。
お産は本当にかなりの体力を消耗します。
毎日少しずつ散歩やスクワットなどをして
体力をつけ、下半身を鍛えることによって
いざお産を迎えた時にきっと自分の為になります。
私はダラダラとした妊婦生活をし、
15sも太ってしまったので
子宮口が開かず長丁場になり、
ダラダラしていたおかげで体力もなく
とても辛い思いをしました。
ですので、お産へ向けての体作りは
とても大切だと思いますので、
体重管理をしっかりし、
適度な運動を心がけるように
オススメします。
ただし、子宮頚管が短くなっていたり、
何か心配なことがある場合には医師の指示に
しっかり従って、無理のない範囲で
行いましょう。
妊娠後期の体重増加 思い詰めずに!
妊娠後期に入ると、妊娠中期までと同じ
生活をしていても体重が増えやすくなるので
検診に行ってびっくり、なんてこともあります。
体重が増えすぎると心配なことはもちろんありますが、
心配しすぎてナーバスになるのもよくありません。
思い詰めずに、医師の指示に従って、
お散歩をしたり、食事を
気を付けたりすることによって
これから気を付けていけば大丈夫です。
赤ちゃんに会えるまでもう少し。
お腹も重たくなり大変な時期ですが、
あと少し、頑張りましょう。