妊婦さん、脱水症状にならないための対処法やおすすめの飲み物

脱水症状と聞いて連想するのは夏に水分を
とらずに過ごしていたら、なるものと思い
ますよね。

でも、妊婦さんは夏だけではなく一年中なる
危険性があります。妊娠前と妊娠後では必要な
水分量が違うので普段飲んでる量では脱水症状
になる危険性があります。

今回は妊娠してから脱水症状になる原因や
対処法やおすすめの飲み物などを経験談と
一緒に紹介していきたいと思います。

妊娠中、脱水症状になりやすい原因は？

妊娠前は1〜1.5リットル、妊娠後は1
.5〜2リットル水分が必要になります。

どうしてそんなに必要なのか、それは
汗をかきやすくなることと羊水に水分が
必要だからです。

妊娠すると脂肪が増えるのでそれを燃焼する
ことで体温があがります。基礎代謝も上がり
ますがそれだけではなく変化もしていくので、
汗をかきやすくなります。

赤ちゃんを守る羊水のほとんどが母体から
つくられています。赤ちゃんの発育を促したり
赤ちゃんを守る大切な役割があるので綺麗に
保たなくてはなりません。

羊水不足で入院何てことも。そうならない
ためにも水分補給が大事になります。

動いてなくても水分は失われているので知らず
知らずに脱水症状になっているということも
あります。

つわりで水も受け付けずに水分補給が
できないというかたもいらっしゃいます。

つわりの場合飲んだり食べたりが困難な
時があるので水分不足になりがちです。

妊娠中、脱水症状の対処法は？

喉が渇いたなと思ったらこまめに水分補給
をする。妊娠前より0.5リットルほど多く
水分をとらなくではいけないので意識的に
とらないと脱水症状になってしまいます。

飲むタイミングとしては朝起きた後、
ご飯を食べる時、帰宅後、入浴前後
就寝前と決めておけば脱水症状はかなり
防げると思います。

つわりがひどいかたなどは氷をなめるなど
で水分補給をしましょう。

あまりにもひどいときは無理せずに病院へ
行くのが一番です。また水分補給をすること
により血液がサラサラになるので血栓予防
にもなります。

水分を多くとると浮腫むと思われるかも
しれませんが、水分不足の方が体が
水を溜め込むので浮腫が悪化します。

適切に水分をとのるのが体には一番です。

おすすめ飲み物と控えた方が良い飲み物

常温の水(軟水)と麦茶がおすすめです。
麦茶は汗で失われたミネラルを補給　
してくれます。つわり中は飲めるものを
飲むのが良いですが、おさまったら水や
麦茶などを、普段飲むのが体に負担も
かけないので良いかもいれません。

ただし水は水道水や硬水は避けましょう。
体質に合わずお腹を下したりしてしまうこと
もあるのでできるだけ軟水を選んだ方が良い
かもしれません。

他に乳製品や生姜湯、タンポポ茶、
ルイボスティー、炭酸水なども嗜好品として
おすすめです。乳製品は便秘解消に、生姜湯は
冷え性対策に、タンポポ茶とルイボスティーは
ミネラル補給になります。

炭酸水は気持ち悪いときなどに飲むと口が
さっぱりしますよ。飲まない方が良いものとして、
アルコール全般、カテキン入り飲料とカフェイン
入り飲料です。

アルコールは赤ちゃんの発育障害等につながり
ますし胎児性アルコール症候群になります。

カテキン入り飲料は葉酸の働きを阻害し鉄分の
吸収をさまたげます。カフェインは赤ちゃんの
発育をさまたげます。

アルコールはだめですがコーヒーや紅茶は
１日に1〜2杯程度なら大丈夫みたいです。

今はカフェインやかてが入ってないコーヒーや
お茶も沢山あるのでそちらを代用したほうが
心配は少なくなりますよ。

また、ハーブティーでも注意しなければいけない
ものもあるのでお店のかたに聞きながら購入する
方が良いです。

脱水症状になった体験談

私自身妊娠初期に脱水症状になったことが
ありました。いつも通りに水分はとっていた
のですが突然目の前が暗くなって倒れかけ
ました。すぐに病院に行ったところ脱水症状と
診断されました。

そのときは点滴などはせずに済みましたが
やはりこまめに水分補給をするように言われ
ました。

私の周りでも妊娠中に脱水気味と言われた
人が多いので意識的にとるのが良いです。

妊娠中はこまめに水分補給をしましょう。

妊娠初期だけではなく妊娠期間中は常に
水分をとるように心掛けましょう。羊水を
綺麗に保つためや血栓予防にも繋がりますし
体への負担も減ります。

飲み物だけではなく食べ物にも気をつけ
ながら過ごしましょう。水分をとることで、
トイレに行く回数も増えます、老廃物が
体から排出されることで便秘解消にもなり
ますし、乾燥肌対策にもなりますよ。

糖分や塩分に気をつけて飲みやすい飲み物
をみつけましょう。