安産体操はいつから始める?やり方やメリットについて

安産体操はいつから始める?やり方やメリットについて

 

「安産体操」という言葉を
聞いたことがありますか?

 

名前の通り、安産のための体操で、母親
学級などで紹介されることも多く、妊婦
検診の際にも安産体操を行ってくださいと
言われることもあると思います。

 

しかし、安産体操をすることで本当に安産に
なれるのか疑問に思ってしまいますし、安産
体操をすることによって、メリットはあるのか
知りたいですよね。

 

今回は安産体操をするメリットややり方に
ついて、私の経験談を交えてお話しさせて
いただきます。

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安産体操をするメリット

 

お腹が出てくる妊娠中期や妊娠後期になると
なかなか運動をするのが嫌になってきます。

 

まだ出産まで少しあるこの時期は体を動かす
ことに対してそれほど重要と考えることは
ありません。

 

しかし、安産体操はこの時期から
積極的に行うと良いとされています。

 

安産体操をするメリットとして、陣痛時、
赤ちゃんがスムーズに下りてきやすい体勢を
作れるようにすることと、安産体操によって
股関節を柔らかくしておくことで分娩台に
のぼった時にいきみやすくすることができます。

 

そして、陣痛時や出産時に赤ちゃんに正常に
酸素が行き届くようにするための呼吸の練習
にもなります。

 

私も安産体操は妊娠中期から始め、出産
直前まで続けていました。お風呂上りに毎日
10分程安産体操をして、さらに臨月に入って
からは安産体操+スクワットも取り入れて
やっていました。

 

 

安産体操のやり方について

 

安産体操のやり方について詳しくお教えします。

 

《猫の姿勢》
猫の姿勢とは、この姿勢を
することで陣痛時赤ちゃんが
スムーズに下りてきやすい体勢を
自然にとれるようにする体操です。

 

@四つん這いの姿勢になります
A鼻で息をゆっくりと吸います
B息を5秒止めながら背中を丸めて静止します
C口からゆっくり長く息を吐きながら背中を元の位置に戻します
D@〜Cを5セット繰り返します

 

《あぐらの姿勢》
あぐらの姿勢とは、この名の通り
あぐらの姿勢でストレッチをすることです。
この姿勢を取ることで、
股関節を柔らかくしてくれます。

 

@両足の裏を合わせて、あぐらの姿勢をとります
A鼻で息をゆっくり吸います
B両ひざを床に押し付けるようにゆっくりと
押しながら口から息をゆっくりと吐きます

 

C@〜Bを10セット繰り返します

 

《腹式呼吸》
腹式呼吸をすることで、
陣痛時や出産時に呼吸が乱れやすくなる
時でも、この腹式呼吸を練習しておくことで、
自然に呼吸を整えることができます。

 

赤ちゃんへ正常に酸素を届けるためにも
腹式呼吸はとても大事になります。

 

さらに陣痛時にこの腹式呼吸が
しっかりとできていれば、陣痛の痛みも
呼吸によって和らげることができます。

 

猫の姿勢とあぐらの姿勢でも
この腹式呼吸を必ず意識しながら
やることが大事です。

 

@鼻からゆっくり息を吸います
A口からゆっくり長く息を吐きます
B@〜Aを10回程繰り返すのを1日3回行います

 

 

安産体操をすると本当に安産になる?

 

安産体操をすることで、妊婦さんみんな安産に
なるとは限りません。

 

私は安産でも難産でもどちらでもありません
でしたが、普通に出産できたのは、少しは
安産体操のおかげだと思っています。

 

しかし、私の場合は臨月に入るまでは安産
体操をさぼることも多くあったので正直
腹式呼吸はあまり上手にできず、看護師さん
からもちゃんと腹式呼吸の練習はしていた?
と怒られました。

 

それほど腹式呼吸は大事ですので、紹介させて
いただいた安産体操を腹式呼吸を意識しながら
行い、1日3回は腹式呼吸の練習を行うことが
理想です。

 

 

安産体操はいつからいつまでやるの?

 

安産体操を始める時期としては、
妊娠中期から始めるといいと思います。

 

妊娠初期はまだ不安定な時期ですので
少しでも無理な体勢はしない方が
いいですね。

 

安産体操はいつまでやればいいのかと
いうと、陣痛がくるまで毎日
続けてもらうといいと思います。

 

安産体操は出産時自分が楽になる
ためのことでもありますし、赤ちゃんが
スムーズに下りてきやすくするためのこと
でもありますので、面倒くさがらずに毎日
行ってください。

 

 

安産体操は毎日続けることが大事

 

安産体操は毎日続けることが大事で、
出産直前にだけやればいいということでは
ありません。

 

毎日続けることで、体も柔らかくなりますし、
陣痛時や出産時も自然に体が反応して良い
体勢や呼吸ができるようになります。

 

私もまた妊娠することができたなら、安産
体操は臨月前もさぼらずに毎日続けて
いこうと思っています。

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