吸引分娩のリスクについて〜吸引分娩で出産した経験談〜

吸引分娩のリスクについて〜吸引分娩で出産した経験談〜

 

吸引分娩をして出産をする妊婦さんは、
割合的にはかなり多いです。

 

赤ちゃんがなかなかうまく出てこられない
場合などに使われる方法です。

 

実際に昨年娘を出産した際に、私も
吸引分娩で出産をしました。

 

しかし、私は吸引分娩のリスクについて
その時初めて知ることになったのです。

 

もちろん、赤ちゃんとお母さんのためを
第一に考えてとられる方法なのですが、
必ずしも安全だとは限らないということです。

 

これから出産する妊婦さんのお役に少しでも
立てるように、吸引分娩のリスクについて、
私の経験談からお話ししたいと思います。

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吸引分娩とは?

 

吸引分娩ってどうすること?
という疑問にまずお答えしましょう。

 

吸引分娩とは、紙コップのような形をした
吸引装置を赤ちゃんの頭に張り付けて、
引っ張り出す出産方法です。

 

吸引分娩は、赤ちゃんがちゃんと下まで
下がってきていることと、子宮口が全開の
10センチ開いていることで、ようやく出来る
処置になります。

 

 

吸引分娩をする理由とは?

 

はじめにもお話しした通り、吸引分娩をする
妊婦さんは多くいるのが現状です。

 

なぜ吸引分娩をするのかと言うと、

 

・赤ちゃんの頭が大きくてなかなか
出てこられない
・妊婦さんの血圧が上がってしまって
これ以上いきめない
・赤ちゃんの首にへその緒が巻き付いている
などの理由で赤ちゃんがうまく出られない状態
・赤ちゃんにうまく酸素がいきわたらなくて、
苦しそう
・これ以上分娩が長引くと、妊婦さん
赤ちゃんともに危険

 

この5つの理由で吸引分娩へと切り替える
場合が多いのではないかと思います。

 

私の場合は、分娩台にのぼり、いきみ始めて
からすぐに頭が割れるほど痛くなってしまい、
それを助産師さんに伝えると、すぐに血圧を
はかってもらうとかなりの高血圧になっている
ことが判明し、すぐに吸引分娩へと切り替える
ことになりました。

 

娘が無事に産まれてきてくれるなら、
どんな方法でもいいと思っていたので、
すぐに吸引分娩でもいいと了承しました。

 

 

吸引分娩から出産までの経緯

 

まず吸引分娩をすることになった場合、
助産師さんが赤ちゃんの頭に吸引器具を
張り付けます。

 

その時の痛みは、寝不足で意識が朦朧として
いたためか、私はあまり感じませんでした。

 

赤ちゃんの頭に吸引器具を付けたら、
次は陣痛がくるのを待ちます。

 

もうすでに子宮口は全開に開いているので、
陣痛は1〜2分間隔でやってくるので、
陣痛の波とともに、妊婦さんは思いっきり
いきみます。

 

妊婦さんのいきみと同時に、助産師さんが
吸引器具を思いっきり引っ張り、赤ちゃんの
頭を出します。

 

私の場合、2回のいきみで赤ちゃんの頭が
出てきました。かなり血圧も上がってしまって
いたので、あまり長くいきむと脳の血管が
切れてしまう恐れがあったため、2回の
いきみで頭が出てくれてホットしました。

 

きっと吸引分娩をしていなかったら、あと
何十回いきまないといけなかったのだろうと
思うと、かなりゾッとします。

 

赤ちゃんの頭が出てきたら、もう強く
いきむ必要はありません。
あとは赤ちゃんの体を出すだけなので、
軽くハッハッハと息を吐くだけで大丈夫です。

 

 

私の経験談から考えられる吸引分娩のリスクとは?

 

「助産師さんの手助けで、赤ちゃんを
引っ張り出してくれるなんて、ありがたい。」

 

と私は分娩台に乗っているときはそう
思いました。

 

しかし、産まれてきた娘は泣かず。

 

羊水の中でうんちをしてしまって、
それを飲み込んでしまったらしいのです。
その羊水をうまく吐き出すことができず、
産声をあげなかったようなのです。

 

さらに心配事は続き、肺に2か所穴が
空いていることも判明。

 

産まれてすぐに、カンガルーケアもできずに
保育器に入って治療が始まりました。

 

羊水の中でうんちをしてしまった原因は、
出産する際に赤ちゃんに強い圧力が
かかってしまったからだと伝えられました。

 

吸引分娩が原因だとは言われません。
でしたが、私は吸引分娩も1つの原因だと
考えています。しかし、心配はそれだけでは
終わりませんでした。

 

3日で保育器を出ることができて、普通に
お世話をすることもでき、無事母子ともに
退院することができました。

 

退院した次の日に、娘が原因不明の高熱を
発症し、緊急で総合病院にかかりました。

 

血液検査を行い、その血液検査の1つの
項目が異常値を示していました。

 

即その場で緊急入院となり、その原因を
探すため、何か所から採血し、検査にまわして
調べてもらいました。

 

2週間ずっと原因が分からず、娘は毎日
採血され、四六時中点滴を刺し、モニターを
24時間つけて産まれたばかりの小さい体で
かなりの負担だったと思います。

 

2週間後に判明した原因が吸引分娩による、
頭の外側に血液が大量に流れ出てしまった
ために血液検査で異常反応をしてしまい、
それがきっかけで高熱という反応を
体に出してしまったということでした。

 

吸引分娩によってできた頭血腫から血液を
30ccほどぬいてもらったら、あれよという
間に、血液検査の値は正常に戻り、熱も
下がりました。

 

日本では珍しい症例だったらしく、
運が悪かったのかもしれませんが、
吸引分娩にはこのようなリスクもある
ということです。

 

 

信じて出産に臨みましょう

 

吸引分娩をすることによって、赤ちゃんも
お母さんも最悪の事態になる前に
取り出してもらえるので、危険を回避する
こともできます。

 

私のように、血圧が上がってしまい
これ以上いきむと危険と判断された
場合は、吸引分娩をする必要が
あります。

 

しかし、吸引分娩にはリスクもあると
いうことを覚えておいてください。

 

ほとんどの赤ちゃんは吸引分娩を
したからといって何か病気になってしまう
ということはないですが、私の娘のような
症例も稀にあるということです。

 

出産は命がけです。どんな方法をとっても
元気に産まれてくる赤ちゃんもいれば、
リスクを抱えて産まれてくる赤ちゃんもいます。

 

出産は人それぞれ違う出産方法で、
全く同じ人なんていません。

 

今の医療はとても発展していますので、
助産師さんを信じ、もし産まれてきてくれた
赤ちゃんがリスクを抱えていたとしても、
赤ちゃんと先生を信じてあげることが
大事なのです。

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